(9月7日記)
9月2日新潟県三条市中央公民館大ホールにて、「矢野顕子リサイタル2015 in Sanjo」というのがありまして、休みを取って行ってきた。
2012年長岡でコンサートがあったときは、列車で行ったのだけど、駅から会場まで公共交通で行くのが結構難しくやっぱり車社会だなーと痛感したので、今回は思い切って車で行ったのだった。
とはいえ、マイカーは軽自動車、高速道路に乗るのは怖いので(と周囲に言うと驚かれるのだが)、8号線をひたすら北上、結果、往復2日間ほとんど車を運転するだけで終わってしまった。
しかも、今回の会場は割と街中にあり、ようやっと辿り着くと小さな駐車場はすでに満杯、停められる場所を探して右往左往することになってしまった。
会場の中で駐車場案内をやっていたようなんだけど、そんな、一旦車を路上に停めないと中に入れないじゃないのー、これまで行った郊外型ホールだと誘導係が複数いて行くべき場所に誘導してくれたんだけどなー…
(あ、でも会場への不満はそれくらいで、会場の係りの人たちもみな温かい感じでよかったです)
ま、でも、ドライブ旅は一度やってみたかったので、よし。
帰りのBGMは弾き語りアルバムを中心にひたすら矢野さんの曲オンリー。
こんな何時間も延々と聴く機会はそうない。
特にアルバム『Home Girl Journey』は「会いたい気持ち」(会った帰り道ですけど)「赤いクーペ」(私はクーペじゃないですけど)「海辺のワインディングロード」(親不知海岸)「雷が鳴る前に」(天候不安定で激しい雨が降ってきた)「Photograph」(夕暮れの景色)…と目の前の風景とシンクロする曲が多かったなー。
で、肝心のリサイタルだが、平日だし、全席自由席とあったから、当日券でいいかなと思っていたんだけど、会場は満席。チケット売りの人には「完売だったんですけど戻りがあってよかったです」と言われた。よかった…
いちばん後ろの席に座ったんだけど、矢野さんの表情も下腕の筋肉(!)もよく見えてよかった。
知らなかったんだけど全席500席だったのねー。
音響は凝った感じがなくてそのまま聞こえてくるのがかえって気持ちいい。
(うまく言えないけど、最近の音楽専門ホールにあるような、いかにも音響に気を配ってますよーという音ではなかった)
セットリストは
1.春先小紅
2.CHILDREN IN THE SUMMER
3.夏が終る
4.横顔
5.ニットキャップマン
6.セラピー
7.Time(ブルーノートでも演奏した、舞台「My Mother Has 4 Noses」の中の曲
8.サッちゃん
9.ISETAN-TAN-TAN
10.そりゃムリだ(新曲)
11.大丈夫です(新曲)
12.あたまがわるい(新曲)
13.ごはんができたよ
14.YES-YES-YES
15.ひとつだけ
EC1.飛ばしていくよ
EC2.PRAYER
矢野さんがツイッターに「客席が本当に老若男女を絵に描いたようで、こちらから眺めてるだけでうれしくなりました」とあったけど、ほんとそんな感じで、セットリストもそれを反映したものになったのかなーと思った。
「ISETAN-TAN-TAN」は駅から会場に向かう途中で伊勢丹の看板を見てびっくりして、とのこと。
「うちのデパート」は伊勢丹なのに坂本家は京王デパートだったのよーなんて話も。
途中、手拍子とスキャット(?)でつなぐ珍しくカッコイイ趣向。みんな一緒に手拍子。
が、モノがデパートだからまだいいけど、なんかヘタすると新興宗教っぽくないか、それこそ京王デパート派は反発するのでは…と気になっていたら
「この歌けっして嫌いではないんですけど、私、西武デパートに勤めてるんです…」というファンからのメールがあったそうで(^^;
新曲もどれもすてき。歌詞がすっと頭に入ってくる。
「YES-YES-YES」は「いい日旅立ち」とどっちがいい?ってことで拍手が多いほうになったんだけど、今の矢野さんを象徴する熱い演奏。よく分からないけど、音が多層、ピアノだけでベースやドラムのパートも担ってるような一人バンド状態。
アンコール2曲のタイプの違いというか振り幅がつくづくすごい。
ということで、このセットリスト、「矢野スタンダード」ともいうべき、代表曲というか初めての人にもまずは聴いていただきたい曲の数々に最新版の矢野さんをプラスって感じで、全体にまとまってるなーと思った。
というか、まったくの出たとこ勝負ってわけでもなくて、やっぱり大体の枠は決まってるのよね。そりゃそうだ。
最近はバンド演奏に魅了されていたけど、やっぱりピアノだけの弾き語りもいいなと改めて思った2日間であった。(リサイタルと翌日のドライブミュージックで。 弾き語りアルバム5枚分聴いてもまだ家に帰れない…しかしまだまだ聴けるぞーという…)
9月2日新潟県三条市中央公民館大ホールにて、「矢野顕子リサイタル2015 in Sanjo」というのがありまして、休みを取って行ってきた。
2012年長岡でコンサートがあったときは、列車で行ったのだけど、駅から会場まで公共交通で行くのが結構難しくやっぱり車社会だなーと痛感したので、今回は思い切って車で行ったのだった。
とはいえ、マイカーは軽自動車、高速道路に乗るのは怖いので(と周囲に言うと驚かれるのだが)、8号線をひたすら北上、結果、往復2日間ほとんど車を運転するだけで終わってしまった。
しかも、今回の会場は割と街中にあり、ようやっと辿り着くと小さな駐車場はすでに満杯、停められる場所を探して右往左往することになってしまった。
会場の中で駐車場案内をやっていたようなんだけど、そんな、一旦車を路上に停めないと中に入れないじゃないのー、これまで行った郊外型ホールだと誘導係が複数いて行くべき場所に誘導してくれたんだけどなー…
(あ、でも会場への不満はそれくらいで、会場の係りの人たちもみな温かい感じでよかったです)
ま、でも、ドライブ旅は一度やってみたかったので、よし。
帰りのBGMは弾き語りアルバムを中心にひたすら矢野さんの曲オンリー。
こんな何時間も延々と聴く機会はそうない。
特にアルバム『Home Girl Journey』は「会いたい気持ち」(会った帰り道ですけど)「赤いクーペ」(私はクーペじゃないですけど)「海辺のワインディングロード」(親不知海岸)「雷が鳴る前に」(天候不安定で激しい雨が降ってきた)「Photograph」(夕暮れの景色)…と目の前の風景とシンクロする曲が多かったなー。
で、肝心のリサイタルだが、平日だし、全席自由席とあったから、当日券でいいかなと思っていたんだけど、会場は満席。チケット売りの人には「完売だったんですけど戻りがあってよかったです」と言われた。よかった…
いちばん後ろの席に座ったんだけど、矢野さんの表情も下腕の筋肉(!)もよく見えてよかった。
知らなかったんだけど全席500席だったのねー。
音響は凝った感じがなくてそのまま聞こえてくるのがかえって気持ちいい。
(うまく言えないけど、最近の音楽専門ホールにあるような、いかにも音響に気を配ってますよーという音ではなかった)
セットリストは
1.春先小紅
2.CHILDREN IN THE SUMMER
3.夏が終る
4.横顔
5.ニットキャップマン
6.セラピー
7.Time(ブルーノートでも演奏した、舞台「My Mother Has 4 Noses」の中の曲
8.サッちゃん
9.ISETAN-TAN-TAN
10.そりゃムリだ(新曲)
11.大丈夫です(新曲)
12.あたまがわるい(新曲)
13.ごはんができたよ
14.YES-YES-YES
15.ひとつだけ
EC1.飛ばしていくよ
EC2.PRAYER
矢野さんがツイッターに「客席が本当に老若男女を絵に描いたようで、こちらから眺めてるだけでうれしくなりました」とあったけど、ほんとそんな感じで、セットリストもそれを反映したものになったのかなーと思った。
「ISETAN-TAN-TAN」は駅から会場に向かう途中で伊勢丹の看板を見てびっくりして、とのこと。
「うちのデパート」は伊勢丹なのに坂本家は京王デパートだったのよーなんて話も。
途中、手拍子とスキャット(?)でつなぐ珍しくカッコイイ趣向。みんな一緒に手拍子。
が、モノがデパートだからまだいいけど、なんかヘタすると新興宗教っぽくないか、それこそ京王デパート派は反発するのでは…と気になっていたら
「この歌けっして嫌いではないんですけど、私、西武デパートに勤めてるんです…」というファンからのメールがあったそうで(^^;
新曲もどれもすてき。歌詞がすっと頭に入ってくる。
「YES-YES-YES」は「いい日旅立ち」とどっちがいい?ってことで拍手が多いほうになったんだけど、今の矢野さんを象徴する熱い演奏。よく分からないけど、音が多層、ピアノだけでベースやドラムのパートも担ってるような一人バンド状態。
アンコール2曲のタイプの違いというか振り幅がつくづくすごい。
ということで、このセットリスト、「矢野スタンダード」ともいうべき、代表曲というか初めての人にもまずは聴いていただきたい曲の数々に最新版の矢野さんをプラスって感じで、全体にまとまってるなーと思った。
というか、まったくの出たとこ勝負ってわけでもなくて、やっぱり大体の枠は決まってるのよね。そりゃそうだ。
最近はバンド演奏に魅了されていたけど、やっぱりピアノだけの弾き語りもいいなと改めて思った2日間であった。(リサイタルと翌日のドライブミュージックで。 弾き語りアルバム5枚分聴いてもまだ家に帰れない…しかしまだまだ聴けるぞーという…)