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宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

曇りがちな空に晴れ間が(3)

2017年09月23日 | 音楽
(9/28記 前項の続き)
京都音楽博覧会2017について
公式サイト↓
http://kyotoonpaku.net/2017/
以下思い出しながら書いていたら、ずるずる長くなってしまった・・・(^^;

そしてそして今回の目玉「京都音博”生”歌謡ショー」
5人の歌い手が各3曲ずつ、プログラムもあらかじめ決まっている。
この歌い手の人選も、あらためて独特だなー、と。
ざざっと感想を書いちゃうと

Gotch:私はよく知らなかったけど、くるり世代(っていうのかな)にはファンが多そうだった。いつもは踊ったりしないのかな?「踊ろうよ。大丈夫、俺が一番カッコ悪いから」と言っていて、たしかに踊りはカッコ悪く(^^;自分を客観視できていることに好感を持った(^^)/

田島貴男:慣れないオーケストラアレンジのためか?私が初めて聴いた時に感動した伸びやかな歌声とはちょっと違う感じ?「接吻」は特にスリリングだったが、新鮮だった。でも、なんていうんでしょうかねー、初見の客もすぐ味方につけてしまうような人懐こいMC、さすがだなーと思った。そうそう、今回のハウスバンド、ギターの佐橋佳幸さんがバンマスだったのでしょうか、オーケストラと歌手の間での調整も図っていて、なんかカッコいいなーと思った。

UA:少女のような若々しさにびっくり。学生時代は京都にも縁があったのねー。衣装含め最初はイマイチ?なんて思ってしまったけど、日没の時間というタイミングとも相まってか、2曲目3曲目と違う世界に連れていかれた感がすごくて、さすがだなーと思った。

布施明:「君は薔薇より美しい」の歌詞に合わせて?小走りで胸をおさえての登場。個人的にはそれまで未知の驚き歓びがいろいろあったので、布施さんのすごさに関してはすでにテレビで知っているなと感じて、それ以上ではなかったんだけど、一晩経って思い出すとあら不思議、布施さんのパフォーマンスがいちばん脳裏に浮かんでくる。

二階堂和美:私は全然知らなくて、なぜこの方がトリなのかな?と思っていたのだけど、登場して納得。トリはこの方しかいない!よく知らないながら笠置シヅ子っぽくもあり、加藤登紀子っぽくもあり、年齢不詳なかわいらしさと存在感があってステキだったー

今回思ったのは、人選も登場順もすごく考え抜かれていて、すみずみまでくるりの思いが行き渡っているなーということ。
そして、内容的には、なんというのかなー、いわゆる大ヒットとか大衆受けを狙ってるわけではなくて、あくまでくるりの、というか主に岸田繁さんの個人的な「こういうことをやってみたい」から始まっているんだと思うけど、そういう個人的な思いをアンダーグラウンドで終わらせるんじゃなくて、京都のいろんな面倒くさい団体とも折衝したりして、広く大勢の人が共有できる形で実現させていることが、本当にすごいと思う。
「個人は個人、社会は社会」って感じで線を引くんじゃなくて、「個人の理想を社会の中で実現する」ということに私はヨワイ。涙ぐんでしまう。また京都という土地が「個人の理想を実現させてくれる社会」、空間的にも文化的土壌としても懐が深い場所なんだなーとも感じた。

曇りがちな空に晴れ間が(2)

2017年09月23日 | 音楽
(9/28記 前項の続き)
京都音楽博覧会2017について
公式サイト↓
http://kyotoonpaku.net/2017/

会場の梅小路公園芝生広場のロケーションというのがほんと独特で、
ステージ向かって右後方鉄道博物館からは、時折、汽車の汽笛が聞こえ
左を見れば、水族館のステージが見えて、時折イルカの跳躍までもが!

そして、夕暮れからのトリではなくて「おやつの時間」のくるりのステージ。
たっぷり12曲、オーケストラとのコラボレーション、どれも本当にすばらしかった。
最後の曲は「奇跡」で、CDで聴いていた時は別になんという感想もなかったんだけど、しみじみと、この場のラストにふさわしい曲だった・・・
(今、歌詞検索して見たら、泣きそうになってしまった・・・音博当日の天候は曇り空で、ちょっと蒸し暑い感じが京都っぽいと思ったりしたんだけど、時折雲間から日が差すこともあった。そういう記憶とリンクするかなと、このブログタイトルは歌詞中の「曇りがちな その空を 一面晴れ間に できるように」から取ってみた)

くるりのセットリストをいちおう
JUBILEE
コンチネンタル
Remember me
ロックンロール・ハネムーン
everybody feels the same
特別な日(ジェイアール京都伊勢丹20周年記念曲:伊勢丹には音博の展示ブースも)
琥珀色の街 上海蟹の朝
京都の大学生
How Can I Do ?(新曲)
ワールズエンド・スーパーノヴァ
ブレーメン
奇跡

(そして歌謡ショーも終わっての最後に1曲)
宿はなし

(事項に続く)

曇りがちな空に晴れ間が(1)

2017年09月23日 | 音楽
(9/28記)

9月23日は京都音楽博覧会2017に行ってきました!
公式サイトはこちら↓
http://kyotoonpaku.net/2017/

夏にホットフィールドで観たくるりがとてもよくて、また屋外で聴きたいなーと思って。
田島貴男さんも出るし、布施明さんの生歌はぜひ一度聴いてみたい!というのもあった。
しかし、行くまでは正直そこまでの期待はなくて、それなりに楽しめれば全然OKくらいの気持ちだったのだ。
今年はミスチルも出ないし、そこまでの人出ではないだろうとも思っていた。

すみませんすみません。
おみそれしておりました。

会場の梅小路公園は、右に水族館、左に鉄道博物館があるということもあって、にぎわっていたのはもちろんだけど、リストバンド引き換え場もグッズ売り場も長蛇の列。
なんだかんだで、オープニングから少し遅れて会場に入ったのだけど、レジャーシートが敷けるエリアは超満員、前方のスタンディングエリアにも人がいっぱいいて、第一出演者ディラ・ボンさんの演奏を聴いている。
この最初の方のディラ・ボン、トミ・レブレロ、アレシャンドリ・アンドレス&ハファエル・マルチニという外国人アーティスト3組、私は全然知らなかったんだけど、みなさんとてもステキで大好きになった。ディラ・ボンさんによると物販コーナーにCD販売していたみたいなんだけど立ち寄る暇がなく・・・車の中でも聴きたいなー京都のタワーレコードだったら音博出演者CDが並んでいるらしいんだけど、ここでは購入にひと手間かかるなー
田舎者の先入観だと今回のタイムテーブル、くるりの出演まではそんなに人が集まってないんじゃないかと思っていたんだけど、すでに大勢の人が集まって(たぶん)未知の音楽を楽しんでいるところが、なんだかよく分からないけど、さすがくるり、さすが京都、などと思った。

途中、管弦楽団のための設営で長めの転換をいただきますとのことで、その間にトイレに行ったり、外の市電カフェでかき氷を食べたりできたのもよかった。管弦楽団の演奏も目前ではないけど、ちゃんと聴こえてきて流れは分かったし。
そうそう、今回、司会の人がいて進行する形がいいなと思った。メリハリがつくし、状況が分かりやすい。
合間に環境に配慮した取り組みについての説明もあり、事前リサーチの時間がなくてうっかりしていたけど、次回行くときはマイ食器、マイボトル持参で行こうと思った。
(事項へ続く)