宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

続・NHKを観ているよ2

2019年04月08日 | テレビ・ラジオ・映画など
某日
録画しておいた「RUN! HOPE! RUN! ~N響×大友良英×いだてんコンサート~」を観る。
(3月31日放送 NHKBSプレミアム)

新聞の番組欄でたまたま見ておもしろそうと思って録画したのだけど、果たしてすごくおもしろかった!
音楽っていいなあーとあらためて
これ、公開収録なんですって。
ハガキ出して当選した人が無料でみられたんでしょうー関東圏の人がうらやましい。
ちょっと受信料受益格差を感じますな。なーんて。

「いだてん」のテーマ曲が大好きなのだけど、こんな楽器を使ってるのかーこんなふうに演奏しているのかーあの声は合唱団だったのかー口笛がー三味線(上妻宏光さん)がーなど、発見がいろいろあって、耳だけでなく画面でこそ観られる楽しみもあった。
ゲストにドラマ出演者の綾瀬はるか、中村獅童、峯田和伸の各氏。

いだてん関連以外の演奏曲もよくて
大河ドラマ「黄金の日々」から メインテーマ
大河ドラマ「赤穂浪士」から メインテーマ
「新日本紀行」オープニングテーマ

この辺は、うおーさすが、N響の演奏がとにかくすばらしい。生オケ聴きたいなぁー
作曲家の人の顔写真と当時の年齢も映ったのだけど、みなさん30代くらいだったのねーすごいなー
日本にも素晴らしい作曲家がたくさんおられたのねーとあらためて
映画「東京オリンピック」のテーマや、64年オリンピックのファンファーレやマーチの演奏もあったのだが、荘厳でちょっと「暗く」も感じる曲調に、個人の作曲家の作品といえども、同時代の人々の集合無意識みたいなのが、こういうときは表れたりするのかな、などと思った。戦争からまだ20年も経ってなくて、多くの人は戦争の記憶を抱えていた時代だったんだなーということにいまさらながら気づく今日この頃なので。

ほかには
ムーンリバー(歌 綾瀬はるか)
夢であいましょう(浜田真理子)
帰ろかな(島津亜矢)
見上げてごらん夜の星を(薬師丸ひろ子)
スーダラ節(小松政夫)

なぜに小松政夫と一瞬思うが、そうそう小松さんは植木等の付き人だったのだった。東京オリンピック開会式に招待されていた植木さんのはからいで一緒に運転手の小松さんも開会式をスタジアムで見た、距離は離れているといえど天皇陛下と同じ場所で、という素敵エピソードも。

大友良英さんがコンダクションで演者観客と一緒に即興で音楽をつくりあげていく場面も。

とにかく、楽しく観て元気になった、観終わった後ブログに書いておこうと思った、機会があったらこういうコンサート、ナマで観たいなーと外出願望がよみがえった(ここのところ、わざわざ出歩くのは控えようという傾向になっていたので)ということを記録しておこう。

続・NHKを観ているよ

2019年04月08日 | テレビ・ラジオ・映画など
なにがあったというわけでもないのだけれど、久々の投稿。

NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる!」で、番組終わりのおたよりコーナーに出てくるカラスの「キョエちゃん」が、御多分にもれず、私も大好き。
(ファンが多いらしい。中野翠さんも言及していた)
先日の放送で、キョエちゃんが「みんなのうた」で歌手デビューしているという話に耳をそばだてる。
あ、なんだかいい感じの曲。
「大好きって意味だよ」というタイトルに感嘆。
いい! 絶妙!
番組を観ていてキョエちゃんのことを知っているからこそ出てくるフレーズ、それでもって、普遍的な広がりもあって、素直になれない気持ちにキュンとする。
作詞作曲はマッキーこと槇原敬之さん。
すごいなー、依頼者の期待に応える力っていうのかな、ポピュラーソングかくあるべし、などとやたら感心してしまったのであった。

情報を得るべく「NHKみんなのうた」のサイトを検索して見てみると、同じく4月のうたに谷山浩子さんの「花さかニャンコ」といううたが。動画を再生して唸る。やっぱり天才だなー。長年にわたってこういう感覚を失わずこういう歌をつくり続けられるって、すごいことだ。畏怖すら感じる。超久しぶりに浩子さんの近況なども知ってしみじみ。

Twitter検索すると、キョエちゃんと浩子さんのセットに喜んでいる人多数。

うーむ、久々にブログに書いてみようとまで思ったポイントはなんなのだろうか。
音楽の才能っていうのもいろいろあると思うけど、紛れもない才能が正しい場所で正しく表出されていることに、うわあっと思ったのかな。