宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

雑多なよもやま

2020年12月17日 | 日常の記録
(「よもやま」=「雑多なこと」だから、このタイトルは変だった・・・しかもよもやまのつもりが話題2つで終わってしまった。が、書き直すのもなんなのでそのままにしております(^^; 後日付記)

この際、ここのところのよもやまをまとめて。
個別にまた書くかもしれないけど。

・NHK杯フィギュア(11月27日~29日)
今年はほとんど情報も入れていなかったのだけど、やっぱりフィギュアスケート、いいなぁ。
他国のグランプリシリーズにもにわかに興味が。また動画見てみよう。
アイスダンス、クリス・リードさんの追悼映像に涙。
繰り返し書いているけど平昌オリンピックシーズンの「坂本龍一メドレー」は本当にすばらしかったもの。カップル解消を残念に思っていたのだが。
なので、ちょっと複雑な気持ちもあるけど、村元・高橋組、よかった! 高橋大輔選手はとにかく氷上で輝く人だ!
んーしかし小松原・コレト組を差し置いてオリンピックに出たりしたらちょっと・・・2組出られればいいのか。

・「鬼滅の刃」テレビアニメ版全26話を観る!
非常に遅ればせながら流行に乗ってみた。
映画を観に行く前にと思って、ネットフリックス(スマホのプランに付いていた)で観てみたのだった。
なるほどねー。往年の時代劇とか横溝正史作品とかの世界観が。先日テレビで見た長野県の霜月祭りっていうのも天狗のお面かぶって水切りしたりしてて鬼滅ファンが喜びそうだったわー。「日本」的なものがこうやって受け継がれているのねー。
思ったのは、経典や戒律なき日本の子どもたちの倫理観をはぐくんでいるのは「友情・努力・勝利」がキーワードという「少年ジャンプ」掲載まんがだったりするのかな、と。(対極に倫理観ぶち壊しのとんでもないまんがもある、んだと思う。よく知らないけど)あと勧善懲悪の戦隊ものライダーものね。
そういう意味で、主人公の炭治郎くんは理想的なキャラクターだな、と。
日本版ビルドゥングスロマンという感もあり。
作者が女性なだけあって(ですよね?)やらしさがないのもいい。キャラがかわいい。
あと、禰豆子ちゃんが竹をくわえている姿、あれのおかげで小学生のマスクへの抵抗感がだいぶ減っているのではないか、とふと思った。2020年コロナ禍での爆発的ヒット要因をこじつけてみる。
なんだかんだいってけっこうおもしろかった。早く映画を観に行きたい。

他にもいろいろ書きたかったのだがひとまず。

幸せな記憶を反芻2

2020年12月17日 | 音楽
忘れないうちに2020年暮れの記憶を。

12月12日は坂本龍一さんのオンラインピアノコンサート「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 12122020」を視聴。

こちらの配信サービスではスマホ、パソコンをテレビモニターには繋げないらしく、パソコンの画面で観た。
ハード面を整えないと高音質は得られないのかな?そもそも音質の良し悪しが私に分かるのか?
分からないけど、予想を超えてすばらしかった。
そもそも音響設備もなにもない自宅だしうっかり眠っちゃったらどうしようとまで思っていたのだが。
音も刻々移り変わる映像効果もほんとに素敵だった。画面越しだけど親密、な感じがした。
坂本さんのピアノの音、やっぱり好きだー。
かつて坂本さんの曲を他のピアニストが演奏するのを聴いたこともあったけど、やっぱり違うのだ。
「Perspective」が個人的に特に印象深く。
ルーティンについて考えていたからか?( Every day, I open the window...)
「energy flow」ってもう20年前の曲なんだなー・・・
アーカイブ配信がないのが至極残念。
また聴きたい。また観たい。

今、NHKEテレ『100分de名著』で『ディスタンクシオン』(ブルデュー)というのをやっていて、先日「趣味という闘争」の回を観たのだけど、「坂本龍一」は、どうもこの象徴闘争に用いられやすいワードなような気がして、それがいろいろ書きにくく感じる理由なのだろうなー。
「この音を好きと思う自分、親密に感じる自分は、圧倒的に優位に立っちゃっているのよねーごめんなさいねーほほほほほー」と誰にともなくマウントをとる自分が一瞬いたことは否定できない。
関係ないのにね。「社会」とは嫌なものだ。

画面最後の「May the silence be with you 」のメッセージを心に留めよう。

幸せな記憶を反芻

2020年12月17日 | 音楽
幸せな記憶は焚火のように冷えた心を温めてくれる、というのは村上春樹氏の言葉だっただろうか。
雪が降って、物理的に寒くなってきたこともあって、浮かんだフレーズなのだが。

とにかく、忘れないうちにいろいろ書いておこう。
(なにぶん寒くなってくるとなかなかパソコンに向かうまでに時間がかかり・・・)

12月13日は矢野顕子さんのさとがえるコンサート@NHKホールをオンラインで観た!

さすがに会場まで駆けつけることはできず・・・
ちゃんと配信開始時刻に合わせて画面をあの「さとがえる」くんの絵にして待機していたのだが、それがあだとなった。
なかなか画面が切り替わらないなーやっぱりいろいろ準備が大変なんだろうなー
などとのんきに構えていたのだが、チャットのコメントを見ると、おや?もう始まってる!?
慌ててリロード、ってスマホではどうやるのか分からないんだけど、とにかく再ログインしたら、ああー「クリームシチュー」を演っているー「バナナが好き」見逃したー(というのは後で分かったんだけど。黄色の衣装はバナナをイメージしてかな。肩のラインがちょっと80年代風)
アーカイブ配信でまた観られるからいいんだけど、ちょっとぷんすか。
や、でもぷんすかしている場合ではない。
ああー矢野さんの感極まったお顔が。ううこっちももらい泣きだよー。

てな感じで視聴始まりまして。

後半のお衣装は聖歌隊のような寝巻のような?白くて裾に模様がある、肩の落ちたすとんとしたライン。
「大家さんと僕」はギター弾き語り風も合うなあ。
新曲、「遠い星、光の旅」というタイトルには、ちょっと大丈夫かしら・・・などと思ってしまったけど、なんだかすごくよかった、意味にとらわれない歌詞っていうのかな、言葉も音楽の一部って感じで。ぴかぴかぴかり。
新作アルバム楽しみだー
「また会おね」のバンド演奏は、私はたぶん初めて。「ふりむけばカエル」とともに、小原礼さんのベースということで、私にとっては、コンサート行ってみたかったなーと思っていた高校三年生の冬を思い出す。アルバムでいうと「グッド・イーブニング・トウキョウ」ですね。
それでかなー、アンコールの「ごはんができたよ」で、ふとマッキー(槇原敬之さん)のことを思い出したりして。マッキーもこの曲カバーしていたなー、と。今も聴いているかなー。私は全く何の関係もないんだけれど、同世代人としての思い入れか。
バンド演奏による「津軽海峡・冬景色」(!)はすごく格好いいアレンジ。こういうのをブルージーっていうのかな。夜霧と光る波が目の前に広がるよう。
アンコール最後の「GREENFIELDS」は予測していなかっただけにいっそう嬉しかった。この歌詞ほんとに神がかってる。どうやって生まれたんだろう。

有観客のライブはやっぱりやっぱりいい!
モニターのこちら側からすると、お客さんの姿もライブの感動のひとつ。
会場座席は一席飛ばしなんだけど、カメラ越しに見ると、対角線の配置が視覚的に美しかった。
NHKホールも改装(改修?)に入るとのことで、残念だけどしょうがないか・・・
私、年月を経てこそ作り上げられる建物の雰囲気とか良さとかに、やっと気づき始めたお年頃なのだった。どんなにきれいで感じがよくても、新しい建物にはどうやっても出せないものなのだよなー

と余談が長くなった。
とにかく関係各位みなさまにコンサートの開催ありがとう。おかげで年が越せます。