宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

都会では映画を

2019年12月14日 | テレビ・ラジオ・映画など
さとがえるコンサートの翌日は映画を観に行った。

『私のちいさなお葬式』@シネスイッチ銀座
公式サイト

NHK『まいにちロシア語』テキスト連載の「ロシア映画の虜」(杉浦かおり)というコラムで知ったのだけど「お葬式」というタイトルに反応してか、開場前からわりと年配の方々が列をつくっていて、意外だった。
まぁでも盛況でなにより。ミニシアターがにぎわっているのが都会のいいところだよなぁー。

期待通りとてもおもしろい映画だった。
もっとこういうロシア映画を観たり、日常会話に浸ったりしたら、ロシア語力も自然に向上しそうと思えた。
(長年の断続学習で、基本語と基本文法は一通り分かったつもりだけど、定着しないのが悩みなもので・・・(^^;)
田舎の寂れ方とか(でも良い人間関係があっていいなぁ)、高齢の親と子供の関係とか、もはや万国共通だなー。
劇中、ロシア語版「恋のバカンス」が流れるのだけど、ロシア語版の歌詞を検索しなくては。
(覚えたい)

上映前の、いろんな映画の予告編の中では、シャルロット・ゲンズブールが母親役で出ていてびっくり。(『母との約束、250通の手紙』)
・・・まぁ、薬師丸ひろ子さんが母親役をやっているのと同じで、不思議でもないんだけど。

やっぱり映画っていいなぁ。
もっと観たいなー。
(もはや年1回ペース!?(^^;)

ハシビロコウが光ってる

2019年12月14日 | 音楽
さてさて遅ればせながら、
12月8日は
矢野顕子さんのさとがえるコンサート2019@NHKホール
に無事、行って帰ってきました!

当日早めに渋谷に着いて、まずは新生渋谷PARCO8階「ほぼ日曜日」での「アッコちゃんとイトイ。」展へ。
7階までとは異質な空間。今の渋谷での一般的な集客力はどうなんだろうー
ちょうど、「ほぼ日曜日」オープン初日の矢野さん出演イベント映像が流れ、1時間ほど観る。
最後まで観たかったんだけど、開場前に早めに並んでグッズを買いたい!というのもあって、ちょっと早めに退場。NHKホールへ。17時開場だと思ったら17時15分だった。が、まぁ代々木公園青の洞窟イルミネーション点灯の瞬間も見られたし、ま、いいか。
今回のグッズ、江口寿史氏によるアッコちゃんがかわいくて、プロに嫉妬してもしょうがないんだけど、ちょっと悔しかったり?も(こんなに描けるのがうらやましい)。それにしても「ほぼ日曜日」でもポーチやらバンダナやら買っちゃったし、今年はグッズ関係で散財したなー・・・

今年も去年に引き続き、小原礼(ベース)、佐橋佳幸(ギター)、林立夫(ドラムス)各氏とのバンド形式。
代表曲を多く揃えた、「貰って嬉しいお歳暮特選詰め合わせギフト」的セットリスト(?)
私の中では後半の「Paper Doll」が白眉だったかなー。
NHKホールってやっぱり音が良いのかなー。
それぞれの楽器の音がすごくクリアに聴こえる。
ピアノの音も「ベヒシュタインだな」って思った。
と、昔はもっと1曲1曲に自分の思いを投影して聴いていたのに、自分の聴き方が変わったことについて考えたりもした。いいのか悪いのか分からないけど。

後半ゲストの小田和正さんが登場して矢野さんと2人で2曲。
やっぱりステキな歌声だった。
昔はお金がないから単独ライブはあまりなくて、何組かと合同ということが多かったというお話で、それが今フェスという形で回帰してるのかなと思った。

矢野さんが息を切らしている時でも、バンドの男衆は涼し気な顔で飄々としてみえたのが印象的だった。(前の方の席だったので表情もみえた)
大人の余裕、というかペース配分がうまいのか。

とにかく今年も来られてよかった。
決して当たり前のことではない。
新曲の作詞は70代(糸井さん)、作曲60代(矢野さん)、そして、聴くほうは50代(私)というのに「ああ高齢社会」と薄暗い気持ちになったりもするんだけど、きっと何か価値観の転換が必要なんだな、新しい考え方が必要なんだな、と思う今日この頃。

帰り道「青の洞窟」イルミネーションの中で、グッズのトートバック(深谷かほるさんの絵のラーメンどんぶりが入っている)に描かれたハシビロコウが光っていた。蛍光塗料だったのね(^^♪