妖精王・4
昴「俺にとって、妖精は世界そのものだよ」
透明「」
昴「俺の存在意義・・・産まれてすぐに備わっていた
俺の妖精眼は、通常ではとらえられない妖精と
繋がりを持ち、触れられないはずの妖精に触れ
話が通じないはずの彼らの言葉を聞き分ける
産まれてきて初めてとらえた世界には、
他の人とは景色も常識も違っていた・・・。
小さい頃から、自然の成り立ちを目でとらえ
この世のあり方を考えさせられてきた・・・。
条理不条理あるけれど、俺の目には皆と違う
世界が当たり前に広がっている
俺から視れば妖精は、その存在自体が世界と
密接につながっていて、その存在が無くなれば
この世界は終焉を迎えるということなのだろう
と、いつも思っている
だから、妖精は世界そのものと言っても
おかしくは無いんじゃないかな」
透明「・・・お前・・・いつもそんな小難しいこと
考えているの」
昴「べ、べつにそんなことは」
どおりで、子供の頃から一人だけ大人びたところが
あったわけだ
自然の理、人と自然の関係、世界と妖精、人間である
昴からすれば、板挟みなことも多かったのだろうな・・・
透明「なあひとつ、素朴な質問してもいいかな」
昴「なんだよ、あらたまって」
透明「そもそも、妖精ってどんな存在なの」
昴「」
透明「だって、普通の人にはほとんど関わりが無い
のに、同じ世界に存在している妖精は、
本来人間と密接であってもおかしくないでしょ
でも、偶然が重なって視えることはあっても
触れることも話すこともないなんて、
おかしいと思うんだ・・・けど。」
昴「ふ~っ・・・そうだね
よしそれじゃ~基本的なところから
説明しようか」
昴はコーヒーを飲みながら、静かに話し出す・・・
昴「妖精は、高自然エネルギーの集合体
人間とは違い、卵で産まれて来るんだ
通常卵は、自然の産物の中に産まれて、
そのエネルギーと外界のエネルギーを吸収し、
孵化し外界に飛び出す
妖精の卵として核が出来上がるものの代表例
といえば、花のつぼみ・宝石類の核
樹齢200年を経た古木などがあげられる
まさに自然そのものが実体化した生き物と
考えてよいと思う
もちろん、この中に全て妖精が存在している
ワケじゃない
妖精が産まれる卵は、花なら100万本に1つ、
宝石であれば、1000コに1つ、古木であれば
200本に1つ程度の割合にしか存在しない
その他の自然物となると、とんでも無い数の中から
1つ有るか無いかの割合になるから、大変稀少な
存在ともいえる」
透明「へ~ぇ、それじゃその卵がいるモノを持って
いたら、妖精と共存できるんじゃない」
昴「ちなみに、妖精が卵から孵ると妖精達は一斉に
外の世界へ飛び出してしまうから、母体となった
自然物には妖精が住まうことはないんだ
卵があったからと言ってそ、こに妖精がいるとは
思わない方がいい」
透明「そ、そうなんだ」
昴「ちなみに、地球創世から数え上げると現時点で、
地球上にいる妖精の数は、21億精くらいいる」
透明「そ、そんなに」
昴「だから、妖精は身近には必ず存在するとも言える
妖精の寿命はまちまちだけど、環境さえ整えられて
いれば数百年は生きられる存在
人間とは違って、どの妖精も俺らよりは年上の子が
多いんだ」
透明「う~ん、それじゃ~妖精には親とかはいないの」
昴「そうだね親とするならさっき言った
卵ができる自然物が親になるのかな
妖精の卵は妖精が自ら産むのではなく、
環境が整えられた自然物であれば高エネルギーが
集まり自然とできるものだから、大量に産まれる
年もあれば、全然卵ができない年もある
人間が作る環境によっては、卵の発生が阻害
されることもあるんだ」
透明「そういう意味でも、人間は同じ地球上の同居者
として自然を壊さないように意識する必要がある
っていうわけか・・・。」
妖精の話
もう少し昴くんからレクチャーして
もらいま~す
続く・・・。
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昴「俺にとって、妖精は世界そのものだよ」
透明「」
昴「俺の存在意義・・・産まれてすぐに備わっていた
俺の妖精眼は、通常ではとらえられない妖精と
繋がりを持ち、触れられないはずの妖精に触れ
話が通じないはずの彼らの言葉を聞き分ける
産まれてきて初めてとらえた世界には、
他の人とは景色も常識も違っていた・・・。
小さい頃から、自然の成り立ちを目でとらえ
この世のあり方を考えさせられてきた・・・。
条理不条理あるけれど、俺の目には皆と違う
世界が当たり前に広がっている
俺から視れば妖精は、その存在自体が世界と
密接につながっていて、その存在が無くなれば
この世界は終焉を迎えるということなのだろう
と、いつも思っている
だから、妖精は世界そのものと言っても
おかしくは無いんじゃないかな」
透明「・・・お前・・・いつもそんな小難しいこと
考えているの」
昴「べ、べつにそんなことは」
どおりで、子供の頃から一人だけ大人びたところが
あったわけだ
自然の理、人と自然の関係、世界と妖精、人間である
昴からすれば、板挟みなことも多かったのだろうな・・・
透明「なあひとつ、素朴な質問してもいいかな」
昴「なんだよ、あらたまって」
透明「そもそも、妖精ってどんな存在なの」
昴「」
透明「だって、普通の人にはほとんど関わりが無い
のに、同じ世界に存在している妖精は、
本来人間と密接であってもおかしくないでしょ
でも、偶然が重なって視えることはあっても
触れることも話すこともないなんて、
おかしいと思うんだ・・・けど。」
昴「ふ~っ・・・そうだね
よしそれじゃ~基本的なところから
説明しようか」
昴はコーヒーを飲みながら、静かに話し出す・・・
昴「妖精は、高自然エネルギーの集合体
人間とは違い、卵で産まれて来るんだ
通常卵は、自然の産物の中に産まれて、
そのエネルギーと外界のエネルギーを吸収し、
孵化し外界に飛び出す
妖精の卵として核が出来上がるものの代表例
といえば、花のつぼみ・宝石類の核
樹齢200年を経た古木などがあげられる
まさに自然そのものが実体化した生き物と
考えてよいと思う
もちろん、この中に全て妖精が存在している
ワケじゃない
妖精が産まれる卵は、花なら100万本に1つ、
宝石であれば、1000コに1つ、古木であれば
200本に1つ程度の割合にしか存在しない
その他の自然物となると、とんでも無い数の中から
1つ有るか無いかの割合になるから、大変稀少な
存在ともいえる」
透明「へ~ぇ、それじゃその卵がいるモノを持って
いたら、妖精と共存できるんじゃない」
昴「ちなみに、妖精が卵から孵ると妖精達は一斉に
外の世界へ飛び出してしまうから、母体となった
自然物には妖精が住まうことはないんだ
卵があったからと言ってそ、こに妖精がいるとは
思わない方がいい」
透明「そ、そうなんだ」
昴「ちなみに、地球創世から数え上げると現時点で、
地球上にいる妖精の数は、21億精くらいいる」
透明「そ、そんなに」
昴「だから、妖精は身近には必ず存在するとも言える
妖精の寿命はまちまちだけど、環境さえ整えられて
いれば数百年は生きられる存在
人間とは違って、どの妖精も俺らよりは年上の子が
多いんだ」
透明「う~ん、それじゃ~妖精には親とかはいないの」
昴「そうだね親とするならさっき言った
卵ができる自然物が親になるのかな
妖精の卵は妖精が自ら産むのではなく、
環境が整えられた自然物であれば高エネルギーが
集まり自然とできるものだから、大量に産まれる
年もあれば、全然卵ができない年もある
人間が作る環境によっては、卵の発生が阻害
されることもあるんだ」
透明「そういう意味でも、人間は同じ地球上の同居者
として自然を壊さないように意識する必要がある
っていうわけか・・・。」
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