

何だ
眼の前が真っ暗に・・・。


昼間の日が差し込んでいるお店が、
太陽を遮られたように暗くなる



透明「(日が隠れたわけじゃない・・・。
そう考えると、こちらの視界が
制御されているということか
)」
そう考えると、こちらの視界が
制御されているということか

強い霊圧と能力を持ったものは、時として
人間の五感に干渉することができる

先程から、棚の奥で蠢いているものは、
そういう存在なのだと感じさせる・・・。
透明「タイさん
店から出て


家に戻ってもいいから
」

タイ「ば、ばか言うんじゃねぇ~



真っ暗で、何も見えねぇし、さっきから
身体が硬直して動けねぇ~んだよ
」


そうか
私でもこの状況なのだから、耐性の無い

泰蔵さんはもっと強く受けていることになる

四の五の考えている暇はない

私は物音がする棚の後ろを覗き込んだ

透明「
」

私の眼に飛び込んできた映像
・・・それは、

赤い身体にいくつもの眼、禍々しいまでの妖気に
包まれた存在
包まれた存在

そのスライムのような体についている、無数の眼が
私を一斉に覗き込む
私を一斉に覗き込む

その瞬間
私の身体から血の気が引き、身体を硬直させる


透明「(し、しまった
油断しすぎた
金縛りかよ
)」



その存在は、徐々に私に覆いかぶさろうと近づいてくる

私は急いで金縛りを解く呪文を心の中で詠唱する

透明「(くっ
間に合うか
)」


ギリギリの攻防

あの容姿で最悪を考えるなら可能性は2つ

覆いかぶさられれば、そのまま
喰われるか
溶かされそうだ


次回、透明
脱出できるのか 


続く ・・・。







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