資格？・鑑定１２３ー４

資格 ・鑑定１２３－４ 



桜木「な、何言って 」

透明「あれっ違った

　　　これでも、明日を占ったつもり

　　　なんだけど」

桜木「そ、そんなわけ ・・・・」

透明「でも、今占い結果を聞いて

　　　明日が変化するなら、その方が

　　　良いから、当たらない方が良い

　　　こともある」

桜木「」

透明「占いというのは、明日を、未来を

　　　繋ぐためにあると私は思って、

　　　この仕事を続けているんだ

　　　だから、結果だけを伝えるのではなく、

　　　その結果を導き出す理由を、私よりも

　　　鑑定者さん自身で理解して、人生を

　　　正しく選んでいって欲しい・・・。

　　　私達占い師ができることなんて、

　　　限られてくるからね」

桜木「わ、私は ・・・・私は ・・・。」



彼女の中で、色々な葛藤が繰り広げられている


透明「・・・・。

　　　(桜木さん、頑張れ)」

桜木「私は、生きていても・・・・」

透明「何があったのか聞かせてくれる」

桜木「・・・全て、話さないとダメですか」

透明「本来は、言いたくないことは

　　　あまり聞かないけど

　　　全てを話してしまった方が

　　　楽になることもあるからね」

桜木「・・・・その前に・・・。

　　　一つだけ、聞いていいですか」

透明「んっ」

桜木「先生は・・・善人ですか」

透明「えっ」

桜木「・・・・いい人って、本当にいるんですか」

透明「善人か・・・」



桜木さんの率直な質問・・・。

皆さんは、どう思いますか 




　　　　　　　　　　続く ・・・。

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