


透明「桜木さんは、どう思うの

桜木「私も含めて、いない と思っています

透明「(結構、強い口調だな・・・。)
そっか

桜木「先生は占い師ですから、世の中の
イメージ的にも、善人風に見られて
いるんじゃないですか

透明「そうかなぁ~

占い師って、賛否両論だからなぁ~


でも、善人風って、何だか料理の名みたいだね

桜木「ま、真面目に答えてください


・・・先生は良い人そうに見せてますけど・・・。
それって、偽善なんじゃないですか

透明「あはははっ



桜木「

透明「さっきの答えだけど

率直に言うと、善人はいるよ

桜木「



透明「いやいやいやいや



私が善人なんて、おこがましくて名乗れないよ

私が知っている善人は、
私にとっての善人だよ

桜木「えっ

透明「桜木さん

自分が相手と相対して初めて
自分の中で決めるものなんじゃないかな

桜木「・・・・。」
透明「私の知っているその人は、困っている子供を
放っておけない・・・強くて優しくて
ときに厳しくて・・・自分のことよりも
人のことを真剣に考えて、命をかけて
その子達を守ってくれた人だよ

桜木「そ、そんな人・・・。」
透明「いたんだよ


そして、私はそんな人を目指している・・・。
もちろん、その人が善人だったから
自分も善人になろうというのではなくて 、
私はその人を尊敬していたから、近づきたい

というだけなんだけどね

桜木「・・・・私には・・・そんな人・・・。」
透明「でも、桜木さんの言うように、
私は偽善者かもしれないなぁ~


桜木「えっ

透明「桜木さんが、そう感じたのであればそうだし、
もともと私が占い師になったのも、
動機としては不純なものだったからね

桜木「不純ですか


透明「うん

自分の能力、自分ができることで、
美味しくご飯が食べられるようにってね

桜木「・・・ぷっ



透明「桜木さん

善人と思っていた人に裏切られたから

桜木「


透明「あははっ


桜木「・・・・私は、沢山の人に騙されて来たんです・・・。」
次回、桜木さんの心の闇が見えてきます

続く ・・・。







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