

透明「はぁ~っ


やってきました新潟県

今回は御山からの依頼で、とある農村地
での仕事ということで、仕事内容は現地で
聞くことになっています

透明「・・・まあ、何も言われていない時点で
楽じゃないのは分かってるけど、一体
何が待ち受けているのやら・・・。」
そんなボヤキをこぼしながら、目的地へ歩を進ませる

透明「う~ん・・・

こんなに遠いなら車で来ればよかった

もう歩いて1時間半経ってるぞ


・・・・・んっ

何やら、前方に人影

かなりヨロヨロ歩いているように見えるが・・・
私は、その人物に何となく追いつく


透明「・・・・。」
心の中で、帰りたいと叫んでいる自分が

円「はぁはぁ



透明「それは、こちらのセリフだ~~~


もう、ろくでもない仕事だって確定
したようなもんじゃないか~~~

円「私のせいじゃないわよ~


あんたが一緒とはこっちも聞いてない

透明「ちょ、ちょっと待て

もしかしたら、目的地が違うかもしれない

そこで、目的地のすり合わせをする二人・・・。
円「・・・・。」
透明「・・・・。」
はい


円「あんた、何で車で来てないのよ


透明「仕方ないだろ

電車のチケット渡されたんだから

円「レンタカーって手もあったでしょ

透明「こんなに遠いとは知らんもん


円「ちっ


透明「ムカ~ッ

そんな口論を繰り返し、やっと目的の場所へ到着

そこは、東京では考えられないような
広い敷地が広がっていた

続く・・・。







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