心精システム・２

心精システム・２


透明「・・・・・」

　陣「はぁはぁはぁはぁ

　　　とうめ～～～いたすけ」


「バタン」


　陣「お、お～～～～い～～～～っ

　　　扉を閉めないで～～～～

　　　ドンドンドンドンあけて～～っ」


「ガチャッ」


　陣「」

透明「間に合ってます」


「バタン」


　陣「押し売りじゃなよ～～～～っ

　　　ドンドンドンドンドンドンドンドン」


「ガチャッ」

透明「あ～～～もう

　

　　　ドンドンドンドン太鼓の達人か

　　　近所迷惑だからやめんか～～～」

　陣「話を聞いてよ～～～～」

透明「・・・はぁ～・・・わかったよ～」


そんなやり取りをしつつ、部屋に入ってくる陣くん

マジで迷惑・・・



透明「んでなに」

　陣「ちょっと、透明冷たくない」

透明「当たり前だろ～～～～っ

　　　こんな朝っぱらから扉をドンドンされて

　　　無理やり起こされて、気持ちよく対応

　　　するやつがどこにいるんじゃ～」

　陣「あっ寝てた」

透明「寝てた～～～～～っ」

　陣「ご、ごめん」

透明「はぁ～っ・・・んで」

　陣「聞いてくれるの」

透明「こんだけ騒がれたら完全に目が冷めた

　　　部屋まで上がらせて聞かない訳にはいかんだろ

　　　それに、本当に久しぶりの睡眠時間を

　　　妨げるだけの理由も聞いておきたいしな」

　陣「ううっ・・・目が笑ってない・・・」

透明「ふふふっ・・・そうか」

　陣「こわいよ～」

透明「とにかく、早く話せ」

　陣「う、うん・・・。

　　　じ、実は・・・昨日からとてつもなく

　　　運が悪いんだよ～～～～」

透明「・・・・はぁ」

　陣「いや、だから～

　　　運が無茶苦茶悪いんだよ～～

　　　運のことは、俺にはよくわかんないから

　　　運気のスペシャリストである透明に

　　　聞かないといけないと思って

　　　居ても立っても居られなかったんだよ～」

透明「運気のスペシャリストって・・・まあ

　　　確かに占い師はそういった面もあるけど・・・。

　　　それで・・・運が悪いという根拠は」

　陣「実は、昨日・・・。」


陣くんに一体何が


　　　　　　　　　　　続く・・・。

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