

陣「それって、本末転倒じゃん

透明「う~ん

わかんないけど

確かに、運気の器は大きいのに
最初に気質を受け取るはずの属性の器が
小さいと、運気の器には気質が満たされない
ことになるからね

陣「直接、運気の器に気質を供給する方法って
無いものなの

透明「残念ながら、運気の器自体は
気質の転換ができないからね

法具とかでも最初に気質を引っ張ってくるのは
属性の器に気質を誘導する方法を取っているから
こればかりは、神仏のシステムを超えることは
不可能かな

陣「そ、そうなんだ・・・。」
透明「まあ、今視た感じ、陣の器は大きいから
その心配も無いと思うよ

陣「そ、そっか


でも、属性の器は大きくすることは出来るよね

透明「もちろん、その事柄に帰依した努力をすれば
成長と進化は起こせる

ただ、普段の生活の中で頑張ったとしても、
大半は、一生で1~2レベル上げられるのが
精一杯と言われているかな

陣「それじゃぁ~、生まれつき器が小さい人って
使えない運が出てきちゃうじゃん

透明「そうだね

呼ばれるものに変換されたりするのだけど
運気や才能の器が大きいのに、それに
供給されるはずの気質が無いというのは
才能が開花しにくくなってしまうし、
運も上手く使えないからモッタイナイ
気がするよね

陣「う~ん


子どもの頃は神童と言われていた人が
大人になって才能が発揮できないとかも
関係してきそうだね

あっ


他の属性にも何かしらの器が備わってるの

透明「繭気属性は、運を司る器と連動しているけど、
他の属性は人が生きる上で必要な能力や
才能部分と直結していることが多いね

ただ、その中でも運というのは本当に大切で、
運が無いと思っている人ですら、本当は、
ある程度の運を使って生きているものなんだ

陣「

透明「陣にさっき言っていた、私の言葉は全て
運があるからこその返しだったんだよ

陣「どういうこと

透明「カラスに襲われた時、もし陣に一ミリも
運が無ければ、大怪我をしていた可能性もある

隣に走っていた車がスリップして
陣を轢いていた可能性もあるし、
財布は誰かに持って行かれたかもしれない

裏を返せば、最悪が起こらなかったのは
運が多少なりとも味方したという証拠
でもあるんだよ

本当に運が無い状態というのは、恐ろしいほど
無防備でちょっとしたことで命の危機や
大きな怪我に繋がることが大半だからね

陣「そういうものなんだ

透明「まあ、そう言っても、立て続けに
不幸と思えることが起こるというのは
何かしらの原因があるものだから、
問題点は探さないといけないかもね

陣「属性の器が問題ないとすると、後は・・・。」
透明「直接的に運気の器に問題があるのかもな

次回は運気の器です

続く・・・。










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