

透明「それじゃぁ、続けるけど

心精システムは、一番最初に正しく
動いているか


まあ通常、供給ができていない土地とかは
風水など色々な対処方法があるから
虚地(ウロ)でないかぎりは、ある程度
回復させることはできるんだ

ただ、心精システムがちゃんと働いていて
安定的に気質の転換もおこなわれているのに
運気が上手く憑いてこないこともある

陣「そ、それって

透明「属性の器が壊れてしまっている可能性と
運気の器を満たすことができない許容量
という2つの問題がある

陣「お、俺の器


透明「う~ん

陣「う、器が壊れてたら、透明が治してくれるの

透明「い、いや

本来、器が壊れると一生治らないものだから
器の壊れた人は、壊れた器の司る運は
上手く使えず、それ以外の器を成長させて
まかなっている人が多いんだ

陣「ええ~~~~っ

透明「他の運は異常に良いのに、どうしても
これだけは駄目


これはそういうことも関係していたりもする

陣「と、透明


視てくれない

透明「まあ、そんなに言うんなら

ということで、陣くんの器を調べてみることに・・・。
透明「なっ

陣「ひっ


透明「残念なことに


陣「何だよ~~~~~っ


透明「ごめんごめん


陣「それは、そうだけど~

器の霊視なんてこの世で透明しかできないんだから
焦るに決まってるじゃないか~

透明「わかった



陣「でも、何でそんなの視えるの

透明「う~ん


陣「さぁ


透明「まあ、私の観似手と関係有るんじゃない

陣「ちなみに、どういうふうに視えてるの

透明「正直、かなり読み取りは難しいよ

これは、出来るできないじゃなく、
下手な知識を与えるのは良くないから
視え方は企業秘密にしておくけど、
私もこれを読み取るのに10年以上
かかったからね

陣「ひぇ~っ


透明「まあ、間違えて読み解いたらコトだからね

さて、属性の器が壊れていなかった
ということは、陣はそれ以外の要因で
運が憑いてこないということが確定した

ということでもある

陣「あっ


透明「まあ、属性の器が壊れていたのが原因
だった方が、手っ取り早かったけどね

陣「どういうこと

透明「今、昴が精霊力転換の力を使って、
器を修復することができる法具作っているから
昴に頼めば一発解決だったんだ

陣「ええ~っ


器が原因の方が良かったのでは・・・

透明「まあ、器は壊れていないにこしたことないし、
昴が素直に陣に法具を渡してくれるか
わかんないから、器が壊れていない方が
良かったとは思うけどね

陣「うっ


・・・絶対バカにしてくると思う

透明「ということで、次の可能性を考えてみようか

陣「そう言えば、もう一つ

運気の器を満たすことができない許容量

って言ってたけど、それってどういうものなの

透明「属性の器は、さっき言っていた心精システムの要なんだ

つまり、この属性の器に神様が変換してくれた精霊力

いや、この時点で心霊力かな

これが、器の中で運気という気質になって
各属性が司る運気の器に気質が配分されるんだ

陣「う~んと

最初に受け取るのが属性の器で、
その属性の器がそれぞれ担当する運気の器へ
気質を流している・・・ってこと

透明「その通り

わかりやすい言い方してくれてありがとう

陣「てへへっ

透明「それじゃぁ~
この属性の器が運気の器に入る量よりも
許容量が小さかったら


陣「あっ

次回、属性の許容量です

続く・・・。










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