

陣「運て・・・運でしょ

透明「いや、そうじゃなくて

陣「運が良いときは、幸せで
運が悪いときは、嫌なことが多い
とかいうものなんじゃないの

透明「あははっ


陣「

透明「能力者といえど運はとらえられないから
難しいかもね

運がなんなのか


これをちゃんと知らないと、勘違いが起こる

陣「どういうこと

透明「まあ、良い機会だから、
運というものの全容と捉え方を
ちゃんと説明してやるよ

陣「全容と捉え方

透明「まず最初に、陣は昨日から
運が悪いと言っていたでしょ

陣「うん

透明「もう、そこから違ってるんだ

陣「どういうこと

透明「そもそも運というのは、
悪いという概念がないものなんだよ

つまり運は、どんな人に対しても平等で
常に味方をしてくれるものなんだ

陣「そ、そうなの

透明「まあ、これは言い方を指摘しているのではなく
認識を改めて欲しいから、細かいことを
言うのだけど

無くてはならない要素の1つ

さっき陣が言っていた言葉は、運が悪い

という言葉だけど、これは裏を返せば
何事も運のせいで悪くなっているという認識を
自分の中に持っているということでもある

しかし、そもそも運というのは悪さをする
というものでは無いんだ

運が悪いと感じている時の状態は
運が無い


つまり、運が自分にちゃんと憑いてきていない

という表現が正しいんだ

陣「うっ


透明「運というのは、あくまでも
器に入ってきた気質を言い、
運が上手く回らない時は、
その器に気質が溜まっていないから
使えなくなっているということなんだ

だから、あくまでも運は気質さえ取り入れられていれば
常に陣の味方をしてくれる頼もしい相棒なんだよ

そういう意味でも、運が悪いということは無いし、
運が陣を落とし入れるようなことは無いんだ

陣「あっ


でも俺も、そういう意味で運が悪いって
言っていたわけじゃないんだけど

透明「もちろん分かってるよ

ただ、ここである程度、陣の中にある
認識を正しておきたいから、細かい事を
言ってしまったんだけど

運というのは悪いことを引き起こす要素では
なく、常に味方をしてくれる存在だということを
だということを忘れないでいてくれればいいよ

陣「でもよく、悪運とか言うじゃない

透明「あははっ

アレは憎まれっ子が運が良いという意味で
言われているものだから、本人にとっては
運があるという意味だよね

陣「あっ


透明「それ以外にも不運とかもあるけど、
あれは運が不可の状態

つまり運が使えない状態を言うんだ

陣「言葉って、難しいなぁ


透明「まあ、ここで正しい言葉使いをレクチャーする気は
無いからここまでにするけど、自分の使っている
言葉でその人のそのものへの認識度合いというのが
見られるから、陣はここで少し運について
学んでも良いのかもしれない

陣「確かに運って、ちゃんと認識できていない
不思議なものかもしれないなぁ~

それじゃぁ~ちゃんと学ぶから教えてくれる

透明「昼飯代で手を打とう

陣「わ、わかった

運のレクチャー始まります

続く・・・。










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