巨眼の怪・8
しばらく来た道を戻り、ヤスさんの家がある
山をぐるりと回る・・・。
透明「さっき山に登った時は、池なんか
見えなかったから、逆側にあるという
ことになるのかなぁ~」
山の後ろに回り込んだ私は、車を降りて
辺りを捜索する
透明「う~んと・・・・あっあれか」
少し遠くに見える水面を発見
木が生い茂る中にポツンとあるその池は
何だか、薄気味悪い様相を漂わせていた・・・。
透明「小さい池だけど・・・結構深いかも」
水面を覗き込んで見ても奥のほうが暗く
底が見えない・・・。
透明「う~ん」
辺りを隈なく見渡し、池を一周してみることに・・・。
透明「・・・・確かに変な感じがする・・・。」
池全体の雰囲気だけでなく、何か嫌な匂いがする・・・。
透明「この匂い・・・。」
池を一周回った後、少し池の中の気配を探ってみる
透明「・・・・・・。
(何か・・・変な感じがする・・・。)」
「・・・・。」
透明「んっ」
しばらく来た道を戻り、ヤスさんの家がある
山をぐるりと回る・・・。
透明「さっき山に登った時は、池なんか
見えなかったから、逆側にあるという
ことになるのかなぁ~」
山の後ろに回り込んだ私は、車を降りて
辺りを捜索する
透明「う~んと・・・・あっあれか」
少し遠くに見える水面を発見
木が生い茂る中にポツンとあるその池は
何だか、薄気味悪い様相を漂わせていた・・・。
透明「小さい池だけど・・・結構深いかも」
水面を覗き込んで見ても奥のほうが暗く
底が見えない・・・。
透明「う~ん」
辺りを隈なく見渡し、池を一周してみることに・・・。
透明「・・・・確かに変な感じがする・・・。」
池全体の雰囲気だけでなく、何か嫌な匂いがする・・・。
透明「この匂い・・・。」
池を一周回った後、少し池の中の気配を探ってみる
透明「・・・・・・。
(何か・・・変な感じがする・・・。)」
「・・・・。」
透明「んっ」
「・・す・・・て・・・・。」
透明「何だ何か聞こえるような」
私は能力を聴覚に集中してみる
「・・・タ・・ス・・・・ケ・・・テ・・。」
透明「」
かなりか細い声だが、何かが囁いているのがわかる
私は全神経を高め集中する
「ダレカ・・・タスケテ・・・。」
透明「・・・聞こえる君はもしかして妖精」
妖精「」
透明「助けてって、どういうことなの」
妖精「・・・コエ・・・トドイタ・・・」
透明「大丈夫届いているよ何があったの」
妖精「タスケテ・・・アイツガ・・・アイツガ・・・クル・・・。」
透明「アイツ」
妖精「・・・トビラ・・・アケテ・・・。」
透明「扉・・・ちょ、ちょっと待ってて」
私は急いで昴に連絡を取る
昴「何だ」
透明「すまん昴実は今・・・。」
私は昴に事情を説明する・・・。
昴「扉か・・・。」
透明「うん扉って言っても、目視できないから
どうやって救ってやれば良いのか
わからないんだよ」
昴「わかったちょっと待ってろ」
透明「」
しばらく無言の時間が続く・・・。
昴「どうだ見えるか」
透明「えっ」
昴の問いかけがあった直後に
視野が少し変わっていることに気がつく。
透明「なにこれどういうこと」
キキ「透明さん久しぶり~」
透明「えっ」
昴「今、お前のところにキキを送った
たぶんお前の後頭部にしがみついている
だろうから、振り落とすなよ」
透明「えっマジでき、キキ」
キキ「は~い」
透明「ひ、久しぶりだねぇ~」
昴「今は、キキと視野角を共有している状態だから
ある程度はお前でも確認できるだろう
とにかくその子のこと助けてやってくれ」
透明「わ、わかったキキよろしく頼むね」
キキ「は~い」
一旦電話を切り、後頭部にいるであろうキキを
振り落とさないようにゆっくりと池を覗き込む。
透明「」
キキ「」
私の視野に写った光景とは・・・。
続く・・・。
参考記事鑑定ファイル77(迷子の妖精)
昴と透明先生のお店
Guardian Jewelry Access
是非ごらんください
https://guardian-jewelry.com/
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