巨眼の怪・20
こうして、一連の事件が解決し、
意識が朦朧としているヤスさんをお医者様に
預けて、私達は東京へ帰ることに
帰ろうとしているところに揚羽も戻ってきたので
ようやく終了した実感が湧きホッとする透明先生
帰りの車中・・・。
タイ「いや~っ今回はぶったまげたなぁ~
まさか、俺が悪魔と喋っていたとは
気づかんかった
こうして、一連の事件が解決し、
意識が朦朧としているヤスさんをお医者様に
預けて、私達は東京へ帰ることに
帰ろうとしているところに揚羽も戻ってきたので
ようやく終了した実感が湧きホッとする透明先生
帰りの車中・・・。
タイ「いや~っ今回はぶったまげたなぁ~
まさか、俺が悪魔と喋っていたとは
気づかんかった
そう言えば、インプっていうのは
日本で天邪鬼と呼ばれているんだろ
でも、人間から生まれた本当の鬼としての
天邪鬼っていうんもいるんだよなぁ」
透明「まあ、そうだね
透明「まあ、そうだね
昔は目に見えない、もしくは存在自体が
曖昧な生き物を一括りにする傾向があったから
同じような能力や悪さの仕方をみて同類として
括ってしまっていたんじゃないかなぁ」
タイ「なるほどなぁ・・・しかし本当に
ヤスと何ら変わらん対応だったから
アイツが悪魔なんて考えもしなかった
違和感なんてコレッポッチもなかったぞ」
透明「まあ、ヤスさんの記憶を頼りに話している
だろうし、声も同じだから分かりづらいよね
だけど、それが返ってインプと気づかせて
くれたんだけどね」
タイ「どういうことだ」
透明「インプは人間の記憶を上手く使い
人間の身体を操っている傾向がある
逆に、鬼の天邪鬼は人間の魂と
融合して溶け込む傾向にあるから
融合して溶け込む傾向にあるから
私達から見ればわかりやすいんだよ」
タイ「そ、そうなのか・・・しかしお前
タイ「そ、そうなのか・・・しかしお前
最初から疑ってたってことだろ」
透明「まあ、こんな商売してると、まずは
透明「まあ、こんな商売してると、まずは
情報を精査して可能性を潰していく
ことが癖になっているからね」
タイ「なんか、こえ~なぁ~
いつもそんな事、考えてるんか」
透明「当然タイさんが電話してきた段階で
厄介事に巻き込まれるだろうとも
想像してたよ」
タイ「な、何だよ
俺からの電話は、厄介事ばかり
みたいな言い方じゃねぇか」
透明「えっそうでしょ」
タイ「なに~~~っ」
透明「なんだよ~~~
いつもそうじゃんか~~~」
とまあ、いつも通りの言い合いが始まる・・・
・・・う、うるさい
しばらくして・・・。
タイ「そういえばよぉヤスのやつ、
何であんな所に住んでたんだろうな」
透明「ヤスさんは能力者でしょ
あの山は、まるっと聖域だったから
何となく自分が守って行かないといけない
と思っていたんじゃないのかなぁ」
タイ「聖域かぁ~・・・だけどよう
そんな聖域になんで悪魔なんていたんだよ」
透明「聖域といっても実はいくつか種類があるんだよ
その土地の龍脈を担う龍穴がある聖域や
神仏の降り立った後が残された聖域、
それ以外にも、不可侵をとった聖域もある
これは人工的に作られた聖域だけどね」
タイ「不可侵をとった聖域なんじゃそりゃ」
透明「つまりその当時、手に負えない悪魔や鬼、
それ以外にも人に仇なす存在を封印し、
その封印が解かれないように
土地自体を人工的に聖域にした場所が
不可侵をとった聖域になるんだ」
タイ「ということは、アイツの住んでた所は
その不可侵の聖域ってことか」
透明「そうだね人工的につくった聖域は、
地脈の乱れや地形の変動なんかで崩れやすくて、
今回も地震か何かで地盤に変化が起こり、
聖域が崩れたんじゃないかなぁ
聖域が壊れたことで、そこに封印されていた
インプが弱くなった結界を壊し出てきた・・・。
インプも長年封印されていたことで、
存在自体が危うくなっていた為、
近くにいた霊力の高いヤスさんを
利用して受肉した んだと思う、
もちろん聖域を守るヤスさんが
ことが癖になっているからね」
タイ「なんか、こえ~なぁ~
いつもそんな事、考えてるんか」
透明「当然タイさんが電話してきた段階で
厄介事に巻き込まれるだろうとも
想像してたよ」
タイ「な、何だよ
俺からの電話は、厄介事ばかり
みたいな言い方じゃねぇか」
透明「えっそうでしょ」
タイ「なに~~~っ」
透明「なんだよ~~~
いつもそうじゃんか~~~」
とまあ、いつも通りの言い合いが始まる・・・
・・・う、うるさい
しばらくして・・・。
タイ「そういえばよぉヤスのやつ、
何であんな所に住んでたんだろうな」
透明「ヤスさんは能力者でしょ
あの山は、まるっと聖域だったから
何となく自分が守って行かないといけない
と思っていたんじゃないのかなぁ」
タイ「聖域かぁ~・・・だけどよう
そんな聖域になんで悪魔なんていたんだよ」
透明「聖域といっても実はいくつか種類があるんだよ
その土地の龍脈を担う龍穴がある聖域や
神仏の降り立った後が残された聖域、
それ以外にも、不可侵をとった聖域もある
これは人工的に作られた聖域だけどね」
タイ「不可侵をとった聖域なんじゃそりゃ」
透明「つまりその当時、手に負えない悪魔や鬼、
それ以外にも人に仇なす存在を封印し、
その封印が解かれないように
土地自体を人工的に聖域にした場所が
不可侵をとった聖域になるんだ」
タイ「ということは、アイツの住んでた所は
その不可侵の聖域ってことか」
透明「そうだね人工的につくった聖域は、
地脈の乱れや地形の変動なんかで崩れやすくて、
今回も地震か何かで地盤に変化が起こり、
聖域が崩れたんじゃないかなぁ
聖域が壊れたことで、そこに封印されていた
インプが弱くなった結界を壊し出てきた・・・。
インプも長年封印されていたことで、
存在自体が危うくなっていた為、
近くにいた霊力の高いヤスさんを
利用して受肉した んだと思う、
もちろん聖域を守るヤスさんが
邪魔だったのもあるのだろうけどね・・・。」
タイ「なるほど・・・なぁ・・・・。」
透明「まあ、あそこはもう聖域ではなくなって
しまうだろうから、ヤスさんも別な所に
住むように話してあげてよ
多分、ヤスさんもあそこが人工的な聖域とは
知らなかったと思うからさ」
タイ「・・・・・。」
透明「タイさん聞いてる」
タイ「ぐご~~~~~っ」
透明「くっこのジジイィィィィ」
疲れている身体をおして、人がせっかく話しているのに
寝落ちしやがった~
この後、腹の立った私は泰蔵さんの瞼に目を描き
そのヘンテコな顔をニヤニヤ眺めながら家路についた。
そして次の日
朝からタイさんの電話が鳴り響いていたが、
マナーモードで対応・・・
今日も鑑定を頑張る透明なのでした
タイ「あの野郎~~~
油性ペンで書きやがった
うおおおおっ
とうめい~~~いぃぃぃぃ」
くくくっ・・・ご愁傷さま・・・
完
タイ「なるほど・・・なぁ・・・・。」
透明「まあ、あそこはもう聖域ではなくなって
しまうだろうから、ヤスさんも別な所に
住むように話してあげてよ
多分、ヤスさんもあそこが人工的な聖域とは
知らなかったと思うからさ」
タイ「・・・・・。」
透明「タイさん聞いてる」
タイ「ぐご~~~~~っ」
透明「くっこのジジイィィィィ」
疲れている身体をおして、人がせっかく話しているのに
寝落ちしやがった~
この後、腹の立った私は泰蔵さんの瞼に目を描き
そのヘンテコな顔をニヤニヤ眺めながら家路についた。
そして次の日
朝からタイさんの電話が鳴り響いていたが、
マナーモードで対応・・・
今日も鑑定を頑張る透明なのでした
タイ「あの野郎~~~
油性ペンで書きやがった
うおおおおっ
とうめい~~~いぃぃぃぃ」
くくくっ・・・ご愁傷さま・・・
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