

焼け落ちた家の中で色々と捜索する透明

透明「しかし、いくら火事とはいえここまで
見事に全焼するのも珍しい・・・。」
今までも火事現場に遭遇することはあったが
骨組みまで全て燃え落ちているのは、
なかなか見たことがない・・・。
透明「んっ

たぶん台所だったであろう場所に何か違和感を
覚えた私は、台所に落ちていたあるものを調べてみる

透明「この包丁・・・鉄だよなぁ

なのに、これほどヘシャゲルまで
溶けているのはおかしい・・・

鉄の融点は1500℃以上・・・
一般的な火事でも1000℃いくことはあるが
滅多に無いはず・・・。
でもこの鉄は一度溶けている・・・。
透明「ふむっ


この状況を考えれば一つの仮説が立てられる

もしそうだとすれば、かなり厄介だけど
対処はできるか・・・。」
頭の中である仮説を立てた私は、急いで
タイさんの待つ病院に帰ることに・・・
その道すがら、昴には今回のことを報告しておく

透明「・・・ということなんだ

昴「う~ん

それでお前はどうするつもりなんだ

透明「もちろん、封印あるいは強制送還
するしかないと思ってるけど、
相手が考えているモノだとすれば
一筋縄ではいかないかもしれないね

まあ、六羽や揚羽にも手伝ってもらうつもり

昴「それって、お前の式神達だと
対処するの難しくないか


透明「まあ、何とかなるでしょ

昴「またそうやって

お前が怪我するとこっちも困るんだぞ

はぁ~


応援よこしてやるから、早まるなよ

透明「おっ



昴「・・・・お前、そう言うの待ってたろ

透明「えっ


本当に私達だけで何とかするつもりで
いたから、本当に助かる

昴「・・・まあいいや

とにかく、応援が到着するまで
行動を起こすなよ

透明「了解

そんなこんなで、昴からの応援を期待しつつ、
タイ&ヤスのいる病院に到着した

透明「さて、ここからが大変だぞ

続く・・・。







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