可破家の御啓(かばかのごけい)
・7
賢木「う~~~ん
・・・言葉のチョイスが
飛びすぎていて・・・解釈が・・・
」
透明「確かに難しいかもしれませんね
ただ、この言葉は戒めと捉えると
わかりやすくなると思います
」
賢木「戒め
」
透明「この言葉は、助かる方法とそれを
引き起こしている事象を伝えてくれて
いるので、あくまでも警告や戒めの
類いと捉えることができます
つまり今回の神託は、この言葉をどうとるか
によって、今後が決まってくる
ということなのだと思います
」
陣「う~ん
これって賢木さんの家、つまり
家督にかかっているものなんだよね
今の賢木家がこのままだと破滅するから
観音様のお力を借りなさいってことで、
破滅の理由は摂理
道徳
ルール
を
破ってしまっているから繁栄のルートから
外れている
子孫が繁栄へのルートを
乗りこなせていないって解釈なのかなぁ

じゃあ、北方って何だ
」
お前はもう少し気を使って言葉を選べよ

透明「北方は後で関係してくる・・・
さて、ここまでは良いですか
」
賢木「は、はい
・・・・・しかし、
ルールって何なのでしょう
私達は何かルールを破るようなことを
しているということなのでしょうか
」
透明「う~ん
それとはちょっと違うようです
ちなみに、1つお聞きしたいのですが
賢木さんは今の賢木家の当主ということで
間違いありませんか
」
賢木「えっ
は、はい
そうなると思います
」
透明「そうですか
わかりました
(まぁ隠していても話が進まないだけだよな
)
では、先程お伝えしていない解釈部分を
お話ししますが、ここからは冷静に
聞いてください
」
賢木「は、はい
」
透明「先程飛ばしてしまったのは、
かばかてりという言葉です
これは本来、可破家と書きます
」
賢木「・・・見たことが無いですねぇ~
」
陣「ああ~っ
」
賢木「
」
陣のヤツ、やっと気づいたか
透明「可破家の破家は墓家とも言われていて、
それを加えるという暗示で、可破家
と表現されます
」
賢木「は、はぁ・・・
」
透明「この墓家は、家のあらゆる物、それこそ
墓まで壊してしまう、覆してしまう者
を指し示す言葉で、今の当主である
賢木さんがそれに当たることになります
」
賢木「
」
これは余計なことなので賢木さんには
言わないでおこうと思うのですが
この墓家はバカの語源とされ、家を潰すほどの
甲斐性なしという意味の仏教用語だったのですが
時代的な理由で宗教思想から現代語を分けることで
馬と鹿の区別もつかない者を馬鹿と総称する
ようになったものです
流石にこれは直接ストレートには表現できないので
ここは少し言葉を濁しながら賢木さんに伝えることに・・・
さて、賢木さんの反応は・・・・。
続く・・・。
昴と透明先生のお店
Guardian Jewelry Access
是非ごらんください

https://guardian-jewelry.com/

賢木「う~~~ん

飛びすぎていて・・・解釈が・・・

透明「確かに難しいかもしれませんね

ただ、この言葉は戒めと捉えると
わかりやすくなると思います

賢木「戒め

透明「この言葉は、助かる方法とそれを
引き起こしている事象を伝えてくれて
いるので、あくまでも警告や戒めの
類いと捉えることができます

つまり今回の神託は、この言葉をどうとるか

によって、今後が決まってくる
ということなのだと思います

陣「う~ん

家督にかかっているものなんだよね

今の賢木家がこのままだと破滅するから
観音様のお力を借りなさいってことで、
破滅の理由は摂理



破ってしまっているから繁栄のルートから
外れている

乗りこなせていないって解釈なのかなぁ


じゃあ、北方って何だ

お前はもう少し気を使って言葉を選べよ


透明「北方は後で関係してくる・・・

さて、ここまでは良いですか

賢木「は、はい

ルールって何なのでしょう

私達は何かルールを破るようなことを
しているということなのでしょうか

透明「う~ん


ちなみに、1つお聞きしたいのですが

賢木さんは今の賢木家の当主ということで
間違いありませんか

賢木「えっ



透明「そうですか


(まぁ隠していても話が進まないだけだよな

では、先程お伝えしていない解釈部分を
お話ししますが、ここからは冷静に
聞いてください

賢木「は、はい

透明「先程飛ばしてしまったのは、
かばかてりという言葉です

これは本来、可破家と書きます

賢木「・・・見たことが無いですねぇ~

陣「ああ~っ


賢木「

陣のヤツ、やっと気づいたか

透明「可破家の破家は墓家とも言われていて、
それを加えるという暗示で、可破家
と表現されます

賢木「は、はぁ・・・

透明「この墓家は、家のあらゆる物、それこそ
墓まで壊してしまう、覆してしまう者
を指し示す言葉で、今の当主である
賢木さんがそれに当たることになります

賢木「

これは余計なことなので賢木さんには
言わないでおこうと思うのですが

この墓家はバカの語源とされ、家を潰すほどの
甲斐性なしという意味の仏教用語だったのですが
時代的な理由で宗教思想から現代語を分けることで
馬と鹿の区別もつかない者を馬鹿と総称する
ようになったものです

流石にこれは直接ストレートには表現できないので
ここは少し言葉を濁しながら賢木さんに伝えることに・・・

さて、賢木さんの反応は・・・・。
続く・・・。







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