占い師の日記

お客さんの鑑定の話や業界の裏話などを紹介♪
風水/パワースポット/富学占などお役立ち情報も(^O^)/

紡ぐ言葉・鑑定93ー6

2015年06月10日 08時00分00秒 |  鑑定90-鑑定93-オフの日の受難!
紡ぐ言葉・・・。 ・6 



私は、ランに近づき頭を撫でる・・・


透明「・・・・・・・。

   (意識はある・・・でも、立ち上がるのも

    辛そうだ・・・
。)」

紀行「ねえ先生ランは治る

透明「そうだね先生もできるかぎりのことは

   してみるよ

紀行「うん

透明「(・・・・とは、言ったモノの・・・

    正直、ここまでとは・・・・
。)」


私は、少しでもランが元気になれるように、自分の気を

送り込んでみる・・・。


透明「(・・・・・入りが浅い・・・・・・・

   やはり、受け取れる量も少ないか・・・

    これは、確実に・・・
。)」

茂樹・利乃「


ランが突然、立ち上がる


紀行「先生~やったランが治った~

茂樹「もう、何日も立ち上がれなかったのに

利乃「せ、先生

透明「・・・・・・・。」


私は、茂樹さんと利乃さんに向かって首を振る・・・

ランが立ち上がれたのは、一時的に私の気を少量でも

受け取れたからであって、根本解決ではない・・・。

それでも、少し栄養が取れれば


透明「利乃さんランの好きな餌とかありますか

   それと、お水もください

利乃「は、はい


利乃さんは、ランの好きな餌と水を持ってくる


透明「ラン少しでも良いから、食べられるかな

ラン「・・・・・・


ランもその言葉に応え、少しだけ餌に口をつける・・・。


透明「(頑張れここで、少しでも食べ物から気を

    受け取れれば・・・・
。)」

紀行「が、頑張れラン 

茂樹「ラン

利乃「ラン頑張って


ランは、家族の言葉に応えるように、必死で餌を食べようと

している・・・しかし、やはり全てを取り入れることは

出来ないようで・・・。


紀行「ランお腹いっぱい

透明「・・・・・・。」

茂樹「で、でも少しでも食べられたみたいだ

利乃「そ、そうよねしばらく水しか飲んでいないし


ランが、ゆっくりと私を見る・・・



ラン「(ありがとう・・・これで、少しだけ話せる・・・。)」

透明「(ラン・・・私を呼んだのは、君だね

    もしかして・・・私と話すために、栄養を・・・・
。)」

ラン「(・・・伝えたいことがあるんだ・・・・・。)」



ランの必死の言葉・・・。

 私は、真剣に聞き耳を立てていた
 





           続く ・・・。





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紡ぐ言葉・鑑定93ー5

2015年06月08日 08時00分00秒 |  鑑定90-鑑定93-オフの日の受難!
紡ぐ言葉・・・。 ・5 



安岐平家に到着した私は、早速チャイムを鳴らす


ピ~ンポ~ン


紀行「ガチャッ先生~ 


勢いよく紀行くんがお出迎え・・・私の鳩尾に

 ダイブしてくる


透明「うっ×○△@~っ 

紀行「先生大丈夫


ふ、不覚

完全に油断していた・・・


透明「だ、大丈夫大丈夫先生こう見えても

    結構鍛えているから


などと、年長さんに負け惜しみを言いつつ・・・


透明「紀行くんお母さんは

紀行「いるよ~っおか~さ~ん

利乃「先生すみませんこんなところまでワザワザ

透明「いいえ、こちらこそ夜遅くに・・・そういえば、

   紀行くん、眠たくないの


園児にとっては、結構遅い時間だけど


紀行「うんねむくない

利乃「紀行まったく
 
   先生が来るまで寝ないって言ってきかなくて

透明「そうだったんですか紀行くん、ありがとう

   でも、そろそろ寝ないと

紀行「・・・・・いやノリもランの側にいる

透明「うっ・・・。」


確かに、今日は言うこと聞いてくれなさそうだ


茂樹「コラッ紀行言うこと聞きなさい

   先生ご無沙汰しています

   すみません、こんな所まで来ていただいて

透明「シゲさん久しぶりだね



安岐平 茂樹(あきひら しげき)さん

紀行くんのお父さんである

実は、私のところに最初に来たのは、茂樹さんで

今では家族皆さんが私のところに来てくれている


透明「ところで、ランは何処にいるのかな

茂樹「そうでしたよねいつまでもこんな所で

   立ち話も何ですから、入ってください

利乃「汚いところですがどうぞどうぞ

透明「失礼しますね


私は、玄関から家の奥に通される・・・。

そこには、伏せて寝ている大きなゴールデンレトリバーが



透明「(この子がランくん・・・。)」


紀行くんが、ランの側に走ってゆく


紀行「ラン先生がきたよよかったね~

透明「こんばんは、ラン


少しだけ、薄目を開けてこちらを見ている・・・。


透明「利乃さんランはいくつ

利乃「もう、12歳になります・・・。」

透明「・・・・・・・。

   (私の目には、ランの周りから立ちこめる

    黒い気が視えていた
・・・。)」




次回、直接ランと話をします・・・ 




            続く ・・・。






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紡ぐ言葉・鑑定93ー4

2015年06月06日 08時00分00秒 |  鑑定90-鑑定93-オフの日の受難!
紡ぐ言葉・・・。 ・4 



利乃「・・・先生

透明「んっ


利乃さんは、紀行くんに聞こえないように

小声で話す・・・。


利乃「ランの調子が悪かったので、お医者さんに

   行ってきたのですが・・・正直、お医者さんも

   これ以上は、どうにもならないと・・・。

   お医者さんとしても、ランが年なのもあって、

   下手に身体をいじるよりは、このままの方が

    良いとのことで・・・。

透明「そうですか・・・

利乃「紀行にとっては、酷なことかもしれませんが、

    こればかりは・・・。

透明「なるほど・・・・。」

紀行「先生


突然、紀行くんが話に入ってくる


透明「紀行くん、どうしたの

紀行「先生ランのこと、助けてくれる

利乃「の、紀行

透明「う、う~ん・・・あれ

紀行「

利乃「紀行先生を困らせないで 

紀行「・・・先生、困っちゃうの

透明「うっ・・・・・。」

紀行「先生・・・お願い


紀行くんが涙目に・・・。

しかし私の目にはもう一つ気になるモノが

 映っていた
・・・。


透明「・・・・・わ、わかった

   それじゃ~、先生、一度ランの様子を

    見に行くよ

   それでどうかな

紀行「うんありがとう

利乃「せ、先生

透明「利乃さん、今日、鑑定終わってから

    少し、伺っても良いですか

利乃「先生無理なさらないでください

   先生、ただでさえ忙しいのに

透明「いやいやさっき、紀行くんと約束しましたし、

   それに、ラン自身も来て欲しそうなので

利乃「

透明「先生でも出来る事と、できないことがあるって

   紀行くんに言った手前、直接ランを見てもいないのに

    断るのも良くないですしね

利乃「先生・・・・

透明「20時くらいになってしまいますけど、

   どうですか

利乃「ありがとうございます

   お待ちしています・・・

紀行「やった~っ先生待ってるね~



この後、鑑定を終えた私は、約束通り安岐平家へ

向かった・・・



さてと、私に何が出来るのか 




             続く ・・・。





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紡ぐ言葉・鑑定93ー3

2015年06月04日 08時00分00秒 |  鑑定90-鑑定93-オフの日の受難!
紡ぐ言葉・・・。 ・3 




透明「ランは、紀行くんにとって

   お兄ちゃんなんだね

   ランを助けてというのは、ランに何か

    あったのかな

紀行「うん・・・昨日から、動かないの・・・

透明「


う、動かない・・・それって・・・


透明「ランは、まったく動かないの

紀行「ううんお水は飲む・・・。」

透明「ほっそうか・・・

   もしかしたら、少し体調が悪いのかな

   病院は行ったのかな

紀行「うん・・・でも、お医者さんに行っても

   元気ないんだ・・・。」

透明「そうか~心配だね~

紀行「先生ランを助けてくれる

透明「えっ

紀行「先生、お母さん助けてくれたみたいに、

   ランも助けてくれる

透明「うっ・・・



ま、参ったなぁ~

私は獣医さんじゃないし・・・でも、こんな

 曇りのない瞳で見つめられると
・・・・。

う~ん・・・どうしよう・・・


透明「・・・・・そ、そうだね

   取り敢えず、先生でも出来る事と

   できないことがあるから、お母さんが来たら

    少し、ランのこと聞いてみるよ

紀行「うん


私は、紀行くんの気持ちを汲みつつ、

利乃さんの到着を待つ・・・。


30分後・・・



バタンガランガラン 


透明「

利乃「紀行 

紀行「


凄い勢いで利乃さんが鑑定室に入ってくる


利乃「紀行 

紀行「うっうっわぁ~~~~ん

透明「り、利乃さんストップストップ

利乃「せ、先生本当に申し訳ありませんでした 

透明「ま、まあ、一旦落ち着こうね



私は、利乃さんを落ち着かせながら、

抱きついてきた紀行くんの頭を撫でる・・・



しばらくして、やっとこさ双方落ち着きを取り戻した

頃合いを見計らって、私が言葉を発する・・・。



透明「幼稚園の方は大丈夫でしたか

利乃「は、はい紀行が熱を出したので、

   病院に連れて行っていたと、誤魔化してしまいました

透明「まあ、その方がいいかもね

   ところで、ひとつ聞きたいのだけど

利乃「はい

透明「利乃さんのところのランくんは、調子が悪いのかな

利乃「えっどうしてそれを



私は、紀行くんがここまできた理由と、

 今まで紀行くんに聞いたことを利乃さんに話す
・・・。


利乃「・・・・そうだったのですか・・・・。」

透明「まあ、最初は電車で一人で来たことに驚いたけど

   理由を聞いたら、妙に納得しちゃって

   今回のことは、紀行くんの優しさからきたモノだから、

   あまり叱らないであげてね

利乃「は、はい・・・

透明「それで・・・ランは

利乃「・・・・・・・。」



利乃さんが、珍しく口ごもっている・・・。

 やはり、かなり悪いみたいだ・・・さて、どうする
 





             続く ・・・。



   
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紡ぐ言葉・鑑定93ー2

2015年06月02日 08時00分00秒 |  鑑定90-鑑定93-オフの日の受難!
紡ぐ言葉・・・。 ・2 



透明「おっあったあった


私は、秘蔵のアイスクリームを紀行くんに

献上する


紀行「もぐ、もぐ・・・。」

透明「美味しい

紀行「うん

透明「ごめんな先生のところ、クーラー壊れちゃって

   ところで、紀行くん

   お母さんには、先生のところに来ること言ってきた

紀行「ううん



やっぱり・・・ということは、幼稚園もサボりか・・・。

この年で、やるな紀行くん

とか、アホなこと考えている場合じゃないぞ


私は、紀行くんのお母さんである利乃さんに電話してみる



利乃「はい安岐平です

透明「あっ利乃さん透明です

利乃「えっ先生どうしたんですか

透明「じ、実は・・・。」


私は、利乃さんに、今、紀行くんが来ていること、

泣いていたことを伝える・・・。


利乃「ええっの、紀行がですか 

   で、でも、幼稚園に行ったはず

   あっそういえば、さっき取れなかったけど、

   電話が何度も鳴っていたような


そこは、取ろうよ



透明「どちらにしても、幼稚園にも連絡して

   あげてください

   私の方は、紀行くんを責任もって預かって

    いますから

利乃「は、はいすみません

   直ぐに迎えにゆきますので、よろしくお願いします



さてさて、紀行くんは大丈夫かな


紀行「・・・・・ママ・・・怒ってた 

透明「ううん心配してたよ

   でも、どうやってここまできたの

紀行「電車できたの

透明「キップとかはどうしたの

紀行「キップ

透明「そうか、幼稚園児はキップはいらないのか

   それって、結構盲点だよな

紀行「

透明「紀行くんは、先生に何かお願いがあって

   来たんでしょ

   さっき、ランをどうとか言っていたような

   気がしたのだけど・・・。」

紀行「・・・・・・ラン・・・・ぐすっ・・・


あっやばっまた、泣かしちゃった


透明「ラ、ランて、言うのは

紀行「ぐすっ・・・ランは、お兄ちゃん・・・。」

透明「へっ紀行くんに、お兄ちゃんていたっけ

紀行「うん・・・ぐすっ・・・


いやいやいやいや確か紀行くんは、一人っ子だった

はずだぞ


透明「ランくんは、お兄ちゃんなんだ

紀行「うん犬のお兄ちゃん

透明「い、犬

紀行「せんせいランを助けて・・・ぐすっ・・・



小さな子供の切なる願い ・・・。


次回、紀行くんがここまで来た理由が明らかに 





            続く ・・・。

   



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