じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

内野さんメモ

1/9~ Netflix配信「阿修羅のごとく」
2/23 22:00~ WOWOW「ゴールドサンセット」放送開始
3/11 毎日新聞夕刊
3/14 13:50~15:00頃 Tver「第48回日本アカデミー賞授賞式 ウェルカムレセプション・レッドカーペット」(1週間見逃し配信)
    21:00~22:54 日本テレビ「第48回日本アカデミー賞授賞式」
3/24 AERA STYLE MAGAZINE vol.58 2025 SPRING/SUMMER(朝日新聞出版)
3/29 19:00~22:30 CS・日テレプラス「第48回日本アカデミー賞授賞式 完全版」
    Tver「第48回日本アカデミー賞授賞式 完全版」(期間限定配信)
4/20 13:00~14:45 衛星劇場「芭蕉通夜舟」
4/24 21:00~ テレビ朝日「PJ~航空救難団」放送開始

エリザベート 9回目

2005-09-24 23:55:14 | 観劇記
本日のソワレ、行ってきました。今日がMY楽……しっかり目に焼きつけてこようといつも以上に必死に観てきました (注!めっちゃ長文になってます。)

一路シシィ:
今日は迫力がありました 「私だけに」、久々に鳥肌が立つくらい心が震えました。最後だからと思って時々オペラグラスで表情を見てたんですけど、少女から女性になっていく変化が表現されていて、ただただ凄いなぁ~って……
「夜のボート」、このシーンってエリザベートの人生を総括しているシーンだと思うんですけど、今日は自分のエリザ観劇も振り返りながら、「エリザベート」という作品とは何だったのか考えてました。シシィのエゴとかトート(死)への愛とか、そういうのもあると思いますけど、それ以上に一人の人間が生きるとはどういうことなのか、そんなことを考えさせる作品ではないのかなぁと……そのうち、本家サイトの方に一筆書きたいなぁと思っています。

井上ルド:
再演版のCDでは聞いていたのですが、今回“伝説の役”を初観劇 「ミュージカル界のプリンス」と言われるのも当然だと思いましたよ。醸し出すオーラが違うんですよね~~ 「闇が広がる」の時も、いつもなら下手から出てくるトート閣下をパパラッチなんですけど、今日ばかりは上手のルドルフの方に目が行ってしまいましたから(内野さん、ごめんなさい~~~ )……しかも、内野トートとのハーモニー、金縛りでした。左手に持っていたオペラを思わず外して舞台に釘付け……それはそれはすっごい衝撃でしたよ 感動で胸が震えましたもん
「ママは僕の鏡だから」、ここで泣いたのは初めてです。母親を乞う気持ちや彼女なら分かってくれるという期待が混じった歌声で胸が苦しくなったんですよね~~しかも、シシィとルドが並ぶと、トート閣下に魅入られた者同士、本当なら分かり合えるはずなのに世の中って不条理だよなぁと感じちゃって……
トート閣下との死の接吻、浦ルド君みたいに官能的というわけでもなく、パクルドさんみたいに追いつめていくキスというわけでもなく、強いて言うならお互いが求めていたキスだったのかなぁといったものでした。掲示板やブログで井上ルドがキスの時に内野トートの胸を掴んでいる情報を見たのですが、まさにその通り あの手が何とも切ないものを心に刻んでくれましたわ。

あらあら、井上ルドの感想が長くなってしまった 忘れてませんよ。大切な大切な内野トート閣下 ゴンドラ登場の時、もちろんパパラッチしてたんですけど、びっくりしちゃいました。お痩せになったみたいでお顔が随分スリムな感じになられてて……歌声にも張りがなかったので心配 「最後のダンス」でも戴冠式の馬車飛び乗りもいつもよりも軽やかさがなかったような……来週の楽までホント、ご自愛くださいね~~~

でも、やっぱり素敵なことに変わりはなしです 今日は孤独に耐える閣下でした。「愛と死の輪舞」では、シシィに恋をしたことで初めて「心」という存在を悟ったような表情でした。そして今まで自分がいかに孤独だったかを感じているような雰囲気でした。「もうぅぅ~~私がずっと傍にいてあげるのにぃぃ」と勘違いな妄想を浮かべたじい……最後までアホです

「最後のダンス」「私が踊る時」では、孤独感の裏っ返しなのか、強がりを表すような不敵な笑みが多かったような……その度に冷たくて突き刺さるような空気が流れるのはさすが内野さん 雑誌のインタビューでトート閣下のことを「相当なふられ坊」っておっしゃってましたけど、今日は「ふられ坊」ぶりが凄かったかな 特に「最後のダンス」の時は、シシィに手を振り払われる度に「ふ~んだ 」って言わんばかりに、やせ我慢してるなぁ~ってのが見ていてちょいと微笑ましくなるような……ちょいと可愛かった

「愛のテーマ」でシシィを迎えるシーン、観るたびに奥深いシーンだなぁと思うんですよね。ある時は温かく、ある時は切なく、ある時はラブラブに……一期一会の舞台の醍醐味だとも思うんですけど、全てはシシィを抱きしめた時の内野トートの表情にあると思うんですよね~~あんなに心に響く表情 どうしてあんな表情ができるんでしょうねぇ~~もう、じいは大破寸前ですよ 今日もシシィが飛び込んできてくれた時にすっごく嬉しそうな顔をしてシシィの体を愛しそうに抱きしめる姿は「良かったねぇ」と思うんですけど、シシィが飛び込んできてくれてもすぐに抱きしめようとしなくて両手が伸びたままになってて戸惑ってる雰囲気もあるし、二人の最後のナンバーが終わった後は結ばれたっていうよりも、お互いが納得して死を与え、受け入れたような感じだし……今回のエリザ、私の見つけたキーワードは「ウン・グランデ・アモーレ」かな

カテコ、盛り上がりました。二人カテコで内野さんが後ろ向きになって小走りな感じで一路さんの手を引っ張って登場。一路さんはいつも通り優雅なお手振り、内野さんは指を開いて ってされてました。で、幕の下がる寸前、下まで覗き込んでバイバイって……もちろん投げキッスもありましたよ~ で、通常ならここで終わりなんですけど、今日は拍手 が止まず、さらに二人カテコ。幕が上がると舞台中央に一路さんが一人立っていらっしゃったんですけど、後ろから両手がウニョ~~って出てきて内野さんが登場 「これで終わりね」みたいなことをおっしゃったようで……で、笑顔で手を振って終了 今日がMY楽で最後だったので嬉しかったぁ~~

さてさて、じいのお祭り月間も終わってしまいました 年始めから今月のために走り続けた日々……まだ馬の骨の最終回と東京會舘が残ってるんですけど、寂しい限り。せめて、せめて、最終週にソワレがあれば行けたのに~~ でも、こんなに通えたんですから感謝しないと。エリザの楽は来週だけど、最後までお身体に気をつけて頑張ってくださいね 夢のような日々を過ごせて本当に本当にありがとうございました。楽しかったぁ~~~
コメント
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