じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

私生活 2回目

2008-10-05 01:39:17 | 観劇記
いきなり連投 2回目に行ってきました 今回のマチネは貸切公演、期待通りの プレゼント抽選(サイン色紙)&カテコ挨拶はバッチリ プレゼントはいつもの如くハズレ。。。じいの横のお席は当選だったんですよね~~ トホホ カテコ挨拶はいちおう内野さんの仕切り で一言ずつ挨拶がありました。中島さん&じゅんさんはわりとフツーに挨拶され、他日公演もよろしく とのこと。あと、これは4人に共通してたんですが、貸切公演ということで「皆様のためだけに演じた公演です!」とヨイショ もお忘れなく しのぶさんは「この舞台は毎日違う出来事が起きる……それも楽しいです」みたいな内容の挨拶でした。その時に内野さんが「俺はない方がいい!」と思いっきりツッコミ でも、当のご本人も「ジャズのように毎回違うから今日のは1回きりしか観られない。また違った自分たちを観に来てほしい」という感じのことをおっしゃっていました。

そうなんですよ~~~ 実は、「初日とは違った出来事」っていうか予期せぬことが起きたんですわ。2幕の修羅場前の口喧嘩、アマンダが次々と激しい言葉を吐きまくるところで言葉が回らなくなってとちりながら懸命に言い直し……そしたら、内野エリオットも思いっきり引きずられて「・・・い、いみが、意味がわかんない!ん、意味が分からない!」って 日常でも珍しくないことだと思うんですが、争いがデッドヒートしてココで決めないと というところで滑っちゃった って感じになったんですわ。ま、それはそれで不自然じゃなかったし……いや、やっぱり可笑しかったですね~~

昨日と違った、と言えば……真面目な ところでは早速初日から変化。雰囲気やタイミングが変わっていました。じいは気づかなかったんですが、ヴィクターやエリオットのセリフに増減があったという方もあり。。。初日に比べるとかな~り滑らかに展開していったように感じました。ジョン氏のダメ出しがあったかな???こなれた感じがしたので悪くはなかったんですが、じい的には微妙なぎこちなさが感じられた初日の方が面白さがあったような気もするんですよね~~でも2日目でいきなり変化とはっっっ 後半→名古屋・大阪の頃にはどんなことになってしまうんだろうと驚愕しつつも期待 になってしまいます。

今回のお席は10列目下手。今回の舞台、魔女的には下手の方がオイシイかもしれないです 1幕、エリオット&シビル夫妻の部屋は下手だし。。。で、2部屋のバルコニーの間なんですが、しっかり“カラクリ”が見えてしまいました 花壇と花壇の間の壁が低くしてあって凸状態になっているんです。だからアマンダは軽々と越えられるんですが……舞台的には当たり前のセットなんだけど、仕掛けを見てしまうと「現実にはあり得ないだろう~~」と言いたくなってしまいます。あと、2幕で昨日パパラッチ宣言をしてたピアノ弾き語りの場面 しっかりチェック しましたよ~~~で、分かった もちろん実際には弾いてなくて「エア・あやや」ならぬ「エア・ピアニスト」状態。でね~~ピアノを弾く手つきではないですわ それにピアノ弾きの方は分かると思いますが、普通は鍵盤に指がついてから体が前に出たりリズムを取ったりする動きにはならないものなんですよね~~っていうか、そういう拍の取り方は一番してはいけないことなんですが だから突っ込みたくなるんだ、自分 というのが分かりました。でも、、、鍵盤上の手の動きは健闘されてました

昨日は正直??というか肩透かしというか、イマイチ心にしっくり来なかったんですが、2回目を見て何となく演じる側と闘う土台に立てたような……もちろん入り込めるところまでは行っていないんですが、何とかついていけるかもという自信 は生まれてきました。男と女のバカバカしさや可愛さというのが何となく受け止められたかな~~ホント、性懲りもなくエゴ丸出しで喧嘩して、コリゴリな気分になって、でも他人を愛することは止めないで、また馬鹿なことを繰り返して……2組のカップルを見ていると、ひしひしと伝わってきました。しかも、異性ゆえに分かり合えなくてぶつかるくせに必要としているのが滑稽というか……妙に納得しちゃうところがあるんですよ。1幕、アマンダが「月の光の下では人は惑わされる」「人生は偶然が重なってあるところでポッと火がついて衝動的な行動に出るもの」みたいなことを言うんですが、まさにaccident なんですよね~~男と女は。今回は妙に“月”という言葉が心に残りました。

今回は1幕と2幕を照らし合わせながら観てたんですわ。まだまだセリフを脳内再生できるほど覚えてないんですが、1幕でシビルやヴィクター=モラリスト側が言っているセリフや内容と同じことを2幕でそれを非難する立場にあるはずのエリオットとアマンダが言うところが面白いんですよね アマンダは「私たちは結婚という足かせで一括りに扱われるようになったから壊れてしまった」というセリフがあるんですけど、そう言っておきながら「女は秘めたものがあった方がいいけど男は無色透明でないといけない」と言って○○らしさを彷彿させるようなことを言ってみたり…… エリオットも自由奔放なアマンダと駆け落ちしといてヴィクターが言いそうな「女らしさ」を求めるようなことを言ってるし。でも、人って自分自身のことを考えても、好きの対象に期待するものを考えても、安定したものと激しいものの相反する&共存できない二つのものを求めるし、持っているものなんだと思いますね。そういうのを考えてると、苦笑しつつ皮肉を込めつつ笑い飛ばしたくなりました

更に、、、男性陣2名の魅力が全開 じゅんさん、すっごく良い存在感を出していました ホント、真面目に立ち振る舞おうとすればするほど空回りしてるのが面白くて。。。ただマジメな堅物ってだけではダメなんですよね~~そこに可愛さや愛嬌も感じられないと。そういう雰囲気をちゃんと伝えてくださるじゅんさんは凄いな~~とただただ感心 そして内野さん 対峙する相手によって雰囲気が違うし、その「空気感」だけでエリオットが言わんとしていることを伝えていらっしゃるんですわ。1幕ではシビルとアマンダに対する態度が全く違う 本当の姿を見せてるのはアマンダで、気持ちを残してるのに別れた相手の身の上を心配するところは切なかったり……でも、シビルを必要としている部分も見え隠れするというか しかも駆け落ちの相談をするところ、明らかにエリオットの方が動揺しているのが分かるんですよね~~まったく男って肝が据わってないんだから と思ってしまうんですが、気がついたら舞台の世界に入り込んでる状態にさせてしまう、その魔力には脱帽、というか完敗でございますぅ。。。

いきなりの2連チャンが終わってこの状態。麻薬と化しそうな勢い いや、、、やっぱりストプレ、頭フル回転で大変なので気軽に増やせない……とか、そういう問題じゃなくてもう充分に取ってるんだから止めなさい なんですが……はい 予定通りのペースで 次回は土曜日
コメント (7)
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