観劇の順序が前後してしまいましたが、サイゴン14日ソワレの観劇記でっす
じいにとってはMY楽だったのですが、それに相応しい熱くて悲しくて胸いっぱいになる舞台でした
今回はやっぱりこれにつきるでしょう。。。ソニンキムが凄かった~~
もう、ね~~舞台上に出てくるだけでダダ泣き

まるでパブロフの犬の如く、って感じだったんですわ。1幕でクリスの手を引いて部屋に向かうところから涙涙で……まさに目の前にキムが存在していて、彼女の背負った人生がググッと伝わってくる
歌は歌手出身の人っぽい歌い方で、ミュー的には課題あり
なところは多々あって、音域もまだ狭くてギリギリで歌ってるな~と感じるところはありました。でも~~~同じ歌手出身の某キム=地雷
とは大違い
中の人の存在が主張することは全くない!!!これで感情がもっと歌に乗ってきたら恐いものなしだと思いますね~~
ソニンキム、ほ~~んと泥臭いいんです
もちろん良い意味で
本当にベトナムの地で生まれて生きている少女に見えるし(ビジュアルもさることながら雰囲気がイイのぉ
)田舎から出てきて夜の街で働くのは初めてで、でも覚悟は決めてて、というのが無理なく分かるんですわ。ドリームランドの場面も演技じゃなくて仕草がぎこちないから、もう守ってあげたくなっちゃうような感じ。だからこそ、かな~~悲しかったですね。こんな娘がこんな場所で生きていかないといけないなんて……
そんなキムだから、クリスが「決めたぞ。一緒に暮らそう」と言いたくなるのは分かりますね~~ホント、守ってあげたくなっちゃうもん。その後の「sun and moon」では徐々に二人の気持ちが近づいていくんですが、気持ちが高まっていく段階を上手に見せられるのは、玲奈キムの方かも
2幕の悲しい方の「sun and moon」の伏線も意識できる演じ方だし。でもね~~ソニンキムの場合は演じてるようにみえないんです。すっごく自然だから人に見せるとかそういう次元じゃなくて、キムとして動いて喋ってて、まるでドキュメンタリーでも見てるような感覚で……派手さはないんだけど、その分生々しさを感じました。
タムを呼ぶ→トゥイを殺す→命をあげよう……「タ~ム!」と呼ぶ声が恐いという感想も聞いてたんですが、じいは特に違和感は感じませんでした。アジアの肝っ玉母ちゃんとでも言うのかな~~良かったと思いますよ。そういう呼び方だったり雰囲気だったり、国は違いますが、アジアの某国の田舎で数日間生活した時に触れたママさんを思い出させるものがあったし。でも、、、タムを必死に守るソニンキム、足を突っ張ってつんのめるような体勢になるほどの熱演
見ててハラハラしましたわ
倒れるんじゃないかと思うほどだったので。。。
2幕、ひたすら涙が止まらなかったんですが、ラストは窒息するかと思いましたね~~エレンと対面→お店に戻ってくるところ、他のキムだとフラフラしながらもしっかり歩いてるんですが、ソニンキムは体は斜めってるし、視点は定まってないし、真っ直ぐ歩いてないし、抜け殻感がとにかく凄い状態で

マジに支えてあげないといけないのでは?と思わせるくらいでした。で、、、最後の別れ。「忘れないでね~」とタムをギュッと抱きしめてからエンジニアと一緒に部屋を出て行くところまで、タムだけをジ~~ッと見てるんですよ。しかも笑顔で……そして、2人が出て行った瞬間に表情が変わってカーテンの陰に隠れて自殺。。。あの表情は今でも忘れらなくて思い出すだけで泣けてきちゃうんですが……母の愛情だと思いましたね~~心配させたくないとでも言うような
あとは、これで最後という覚悟も。決して激しい感情ではなかったんですよね~~もちろん、そういう激しくて強い性質だからこそ、ああいう結論に至ったんだと思うんだけど、それしか選べなかった激しさの裏に隠れた儚さや脆さ、素直さを強く感じたキムでした。。。
あらら、、、キム語りになってる~~~
いや、でも今回はそのくらいキムに釘付け

キムが舞台を支配してる?とまで思うような印象でしたわ。他キャストがソニンキムに飲み込まれているといっても過言ではないような……あ、決して「喰われてる」という意味ではありませんよ
上手く表現できないんですが、キムの一挙手一踏足で他キャストの言動が決められていく感じ
でも、今回は受け止める方は舞台経験が豊富な方々ばかりだったので、ちゃんと受け止めてくれてたんですよね~~だからこそ成立した部分もなきにしもあらず。。。
そんなこんなでキムをパパラッチ状態、他まで目がいかなかったんですが、これだけは忘れていません
さとしエンジニア
赤ジャケ兄さん、いつもは心おきなく
するところだったんですが、今回ばかりは本気で(笑)憎かった
まったくなんて奴だいっ
と思いっきりキム応援団でした
でもね~~アメドリは素晴らしかったです
今回は初の感情
切ない明るさを感じました。いつもなら危険な大人の色気とオトコの可愛さで無邪気に楽しんでたんですが、この日はエンジニアがこんな風に生きている本当のワケ、心の奥にある哀しさが見え隠れしてたんですわ。ちょいと種類は違うんだけど、ゴンゾウノベライズで「人に心配してもらうより、物事に大雑把で、鈍感な男と思われていた方がいい」という部分を思い出しましたわ。現実の悲惨さに対して従順に生きていくんじゃなくて、それに押しつぶされないように懸命にエネルギッシュに生きる……たとえ誇れることをしてなくても、欲望のおもむくままに。。。そういう「正直さ」が切ないんだけど愛おしかったですね~~
カテコはさとしさんが最後に2回出てきてくれてガッツポーズで盛り上がりました。最後、下手から去っていく時には振っていた手を下ろした時に壁に激突?演技か??お茶目なさとしさんでした
全部で5回、こんなに行くとは思わなかったわ
←本当です
でも、、、最後の最後で見つけてしまった“もっと見たい”キャスト
激しく気になるんですよね~~じいの浮気相手=クリスとのガチンコ勝負
多分、観終わった後は死亡決定
それも覚悟の上で観たいんですが、、、帝劇でその組み合わせがあるのは各キャストの楽公演、しかも平日マチネ
さすがに休んだらバカですよね
幸い、その後のデートで元通りに戻った
ので我慢でございますぅ~~博多は、、、未定?いや、行かない
遠くから見守りまする。


今回はやっぱりこれにつきるでしょう。。。ソニンキムが凄かった~~

もう、ね~~舞台上に出てくるだけでダダ泣き








ソニンキム、ほ~~んと泥臭いいんです



そんなキムだから、クリスが「決めたぞ。一緒に暮らそう」と言いたくなるのは分かりますね~~ホント、守ってあげたくなっちゃうもん。その後の「sun and moon」では徐々に二人の気持ちが近づいていくんですが、気持ちが高まっていく段階を上手に見せられるのは、玲奈キムの方かも

タムを呼ぶ→トゥイを殺す→命をあげよう……「タ~ム!」と呼ぶ声が恐いという感想も聞いてたんですが、じいは特に違和感は感じませんでした。アジアの肝っ玉母ちゃんとでも言うのかな~~良かったと思いますよ。そういう呼び方だったり雰囲気だったり、国は違いますが、アジアの某国の田舎で数日間生活した時に触れたママさんを思い出させるものがあったし。でも、、、タムを必死に守るソニンキム、足を突っ張ってつんのめるような体勢になるほどの熱演


2幕、ひたすら涙が止まらなかったんですが、ラストは窒息するかと思いましたね~~エレンと対面→お店に戻ってくるところ、他のキムだとフラフラしながらもしっかり歩いてるんですが、ソニンキムは体は斜めってるし、視点は定まってないし、真っ直ぐ歩いてないし、抜け殻感がとにかく凄い状態で




あらら、、、キム語りになってる~~~






そんなこんなでキムをパパラッチ状態、他まで目がいかなかったんですが、これだけは忘れていません


赤ジャケ兄さん、いつもは心おきなく







カテコはさとしさんが最後に2回出てきてくれてガッツポーズで盛り上がりました。最後、下手から去っていく時には振っていた手を下ろした時に壁に激突?演技か??お茶目なさとしさんでした

全部で5回、こんなに行くとは思わなかったわ








