今夜のおデート
3列目で堪能してまいりました
24日以来、エリーとの再会だったのですが、最終週に入って更にこなれてきた感じ。もう、しっかり役が浸み込んでいるなぁ~~と思わせる存在感&空気感がありました
1幕、エリー
アマンダは言うまでもなく、エリーとシビル・アマンダとヴィクターのやり取りも自然な感じのやり取りになっていました。中嶋シビル、今まで観た中で一番「女らしさ」の塊だった感じ
観てる方がお腹いっぱいになるくらいのセクシーさがあったような……じゅんさん演じるヴィクターのアマンダに対する二面性…っていうのかな~~惚れすぎてカワイイ部分と、自分の男・紳士としてのプライドを誇示している部分がバランス良く入れ替わり立ち代わり出てくるところは本当に素晴らしい
特に「僕はエリーなんて恐くないからね」「最初から君の言いなりになっていたらこれからの僕たちの生活は耐え難いものになってしまう」ってところの雰囲気、ますます説得力のある流れを作っていました。ただね~~こなれてきた分、危うさを感じるところもあって、滑らかで小気味良くなりすぎてて違和感を感じたんですよ。決して気持ちの良いやり取りになってはいけないと思うんですよね~~再婚相手とは。。。ま、その後のエリーとアマンダのやり取りを見ると、自然さといいテンポといい全く違うんですけど……ちょっと心に引っかかった部分
男性陣、ちょっと鼻声だったのが心配……
じゅんさんは後半ずっとだったんですが、今日は内野さんもちょっと声がかすれてて
モーレツ心配しちゃいます
タバコのシーンも多いので喉は大丈夫かな~~とか。東京のラストスパート、名古屋、大阪と続くので大事にしてもらいたいですね~~
で、会話のテンポも今回は少しゆっくりめ
もう少し前半にあったような勢いがあってもいいかな~と思ったり。。。でも、その分エリーの心が如実に感じられました。今までは投げやりな面が目立ったシビルとの会話ですが、今日はシビルと結婚したことに納得していること、幸せを感じていることを自分に言い聞かせて畳み掛けているような喋り方をしていたように思いました。冒頭のバルコニー登場での「悪くない・・・」というセリフからヒシヒシと。それが何とも切なくてね~~エリーの心のひだを受け止めたような気がしました。
あ、そうだ
1幕で一つハプニング……というほど大袈裟なことじゃないんですが、ヴィクターとアマンダが喋っている時に、アマンダの手が手すりにゴツン
平然とされていたけど結構痛そう
そしたらヴィクターがその手を両手で包んでナデナデしてあげてました。優しい~~
そしてそして
愛しのエリー
凄かったですぅ
今までで一番セクシー……っていうか、フェロモンダダ漏れ、反則すぎるくらいお色気ムンムン……過ぎました
アマンダへの迫り方もいっそう激しくなってて……最初はちょいと寂しそうな笑顔で「幸せになってほしい」って言ってるんだけど(その笑顔も十分に罪ですっ
)パレスホテルのスケートリンクの話をする辺りから気持ちが抑えきれなくなってるのが分かるんですよ。その時にアマンダを見つめている横顔に圧巻
アマンダも同じことを思い出していることにハッとした表情になって、次第に嬉しさが滲み出てくるんですわ。もう、その変化だけでエリーの心の声が聞こえてきて……その後に「君を愛している」って正面切って迫るところ、じいのお席からはエリーを真正面に見ている状態になっていたので、胸元あたり
から漏れてくる熱い思いがドド~~ンと客席にも迫ってきて息苦しくなるくらいでした
2幕のピアノシーン
これまた凄かったんですよ~~じい、ここまで陥落したのは久しぶり
「sail away」でアマンダに歌のお誘い。1小節ごとに弾いてはアマンダの方を向いて「さぁ」って感じの笑顔……これに堕ちました
お茶目でかっこよくて萌えツボ直撃のこの表情
いや~~~~ん
思わずアマンダを差し置いて自分が歌いたくなっちゃいました。←大バカ
もうぅぅ~~~トロトロトロリ~~ン、心臓が喉まで来ちゃってました
うっとり~~~~死亡
でもね~~ちゃんとまともに働いている頭も
ちょうど間からペダルを踏んでいる足が見えたんですが、、、ゴメン、下手くそ
あのタイミングで踏んだら音は響きません
byピアノ弾き
喧嘩シーン、何か激しくなってたのは気のせい
役が完全に入っている証拠だと思うんですけど、行間の呟き?叫び??明らかにセリフじゃない言葉が出てきてましたね~~「コノヤロー」「逃げんなよっ」「おい、待て、オラァ」等々
それが何とも面白くて面白くて
あと、何げにツボなのがこの喧嘩シーンにたどり着く最後のダメ押し言い合い部分。ヤケ酒飲んでる人に火に油を注ぐようなアマンダの愚痴といい、そこでしつこく浮気相手と疑ってた男の名前を出すエリーの愚かさといい、「もうぅぅ~~どうしてそのタイミングで、その話題を蒸し返すのかなぁ~~バカだね~~」と突っ込みたくなるんですよ。その会話の組み立て方&進展、もしかしたら喧嘩シーンよりも笑えるんじゃないかな~~とじい的には
そして3幕、やっぱり心に一番残るのはヴィクターの「君はエリオットを愛しているの?」ってセリフ。1幕でヴィクターがアマンダに「君を愛しすぎているからね」と言った時にアマンダは一瞬微妙な表情を漂わせるように思うんですよね。で、アマンダはエリーに「私たち、愛しすぎていたのよ」って言うとエリーも納得する。この“愛”が厄介なんだな~~ってことを3幕で再認識させる展開になってるのが凄い
と勝手に想像。。。で、ヴィクターがアマンダに、エリーに「愛しているのか?」と聞き、二人は明確に答えようとしない、っていうか答えられないんだと思うんですけど、この場面を見ながらふと感じたのが、3幕のシーンって一人の人間の頭の中で起こっていることじゃないかなぁ~って。この人が好きなのか?どこがいいのか?今は憎んでいる。そんなに好きじゃない。でも本心はすきなのかも~~だからはぐらかしてる
いろ~~んな思いを抱えているのが男と女であり「私生活」の一端を示しているように思いましたわ。アレコレ考える余地のある3幕、結構好きかも。
それにしても、、、内野さん、またまた痩せた
特に顎から首にかけてのラインが益々くっきり。でね~~その分セクシー度が
してるんですよ。3幕の白シャツ、汗で透けてる部分があるのがこれまた罪
なんですが、無駄に大きく開いている胸元に汗
ちょっと~~~~ヤバ過ぎです
しかも、ヴィクター
シビルのバトルを見ている時のイタズラな笑顔、なるほどな~って感じのニンマリ顔、申し訳ないけど今日は酷いのを覚悟でバトルそっちのけでエリーだけ見つめてました
更にカテコの笑顔。じいのお気に入りのトレンチコート~~~役が抜けてるような、完全には抜けていないような、でも演じることが嬉しくて堪らないのが伝わってくる笑顔、、、ふと、じいを内野地獄に完全に陥落させた時の笑顔を彷彿させたんですが、、、やっぱり内野さんしかいない
こんなに夢中になれるお人は
さ~~て、明日はじいの「休演日」
本当は今日があまりに良かったので明日も行きたいところなのですが、、、前楽・楽に備えてメンテナンスに励みまする。心だけでもエリーのところへ
追伸:今日はエレベーターのところで松岡和子さんをお見かけしました。