じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

内野さんメモ

10/14~26 芭蕉通夜舟 東京公演
 ≪地方公演≫
  10/29 群馬 11/2 宮城 11/12 岩手 11/16 兵庫 11/17 丹波篠山 11/23~24 名古屋 11/30 大阪

? はれ予報11月号
10/28 Numero TOKYO12月号(扶桑社)
11/1 CINEMA SQUARE vol.150(日之出出版)
   朝日新聞夕刊
   朝日生命生活情報誌「SANSAN」
11/7 映画「アングリースクワッド」完成披露上映会
11/22 映画「アングリースクワッド」公開

【2025年】
2月 WOWOW ドラマW「ゴールドサンセット」放送

ブラックバード千秋楽

2009-08-09 23:09:22 | 観劇記
ブラックバード東京公演 千秋楽

観届けてまいりました、千秋楽公演。いや~~凄かったです 二人とも泣き部分を多く含みながらの熱い会話バトル 特に内野さんがもうね~~ホント 表情や立ち居振る舞いはいつも以上に大振りだったんですけど、そんな風になるのは当然!すっごく感情が高ぶっているのが分かったし、勢いが でしたね~~本日の子役、ゴメンネ~~昨日と同じ子で残念 って感じだったんだけど、それも全て取り込むくらいのオーラを出していました 幕切れ、ウーナに「こらぁ~っ」と叫んで出て行く時の目に釘付け 凄すぎますわ~~完全にいっちゃってる狂気で見開いた目

そうなんですよ~~とにかく今日は頭のてっぺんから足の先までレイに浸らされました。何だか、、、レイの呼吸や脈と完全に同調していました。レイの気持ちが すると、じいもドキドキしてきたし、ちょっと過呼吸寸前になったし、ガタガタ震え始めてきて……あ、これは初日の時に感じたのとは全く違います やっと?初めて??何のフィルターも通さないでストレートにレイを感じたように思いました 辛かったし哀しかったし腹も立って、決して良い気持ちで劇場を後にしたわけではありませんが、ある意味スッキリした気持ちがあって、ほんの少しだけどレイの心が見えてきたんですよね~~そして、、、以下はヘタレな告白です レイを真正面から受け止められるようになって嬉しくて、手を出して困ったな~と思いつつ懸命にレイという人物を作られている(まだ本当の終わりじゃないので敢えて進行形で)内野さんと思いのやり取りができた&闘えたのも嬉しくて、、、そして、そんな内野さんへの がますます 泣きたくなるほど深まる内野愛

本日のお席は6列目下手側。前列との間隔も広いし、前にびっしり客席があるわけではないので、とっても観やすかったです。じい、いつもは内野さんの立ち居地の逆側のお席の方が好みなのですが、今回は終盤のあのシーンのことは除いて、下手の方が好きでした。ウーナの視線を浴びて共感しつつレイに溺れるというのが何とも刺激的で快感で。。。

今回は思う存分レイ語りをさせていただきます。冒頭は相変わらずのちっぽけな男 ウーナの訪問に対する怯えっぷりは情けないというかおバカというか……でもね~~これはずっと思ってたことなんだけど、レイが実際に言っているように「俺はここにいなくてもいい。君の話を聞かなくてもいい。黙って出て行くこともできた」はずなのに拒絶しなかった。これってやっぱりウーナに対する「思い」が残っていることだと思うんですよね~~愛かどうかは別にして。ウーナの方は完璧心残りがあるから、痛々しいほど好きオーラを出している たとえそれがレイを罵倒する言葉だったとしても、そこに切ないまでの純粋で熱い を感じるんです。あと、やっぱり本能の部分 女って強くてずるくて逞しい生き物なんですよね。意識/無意識関係なく……だから、ウーナが投げかける言葉にレイが取り込まれていって……今回は特にそれがよく分かりましたわ。アホだな~と思いつつ、可愛い生き物だな~とも思いつつ

で、この二人のやり取りを見てると、レイとウーナそれぞれに大人の部分と子供の部分があって、“常識的に”考えて大人のレイが持ち合わせているはずのものをウーナが持っていて、反対に大人として似つかわしくない面がレイにあって……その「役割」がレイとウーナの間で交互に行ったり来たりしているように感じました。例えば、、、ウーナが「12歳の体以外にあなたにあげられるものがあった?」と言い、レイは「君は愛というものが分かっていた…(中略)…君に会いたくて、話がしたくて通りの前で君が現れるのを待っていた…」と言う。体の関係ってある意味大人の象徴だし、まっすぐに好きという感情を表せるのは子供…じゃないのよね~~的確な言葉が見つからないんだけど、生活や責任その他諸々のしがらみの中で生きている大人には青すぎるものだと思うわけで。。。ウーナは確かに「あまりにも恋してた」と思います。自分がレイにあげられるもの……その中身云々をどこまで本当に理解していたのかは??だけど、100%嘘だ、分かっていないと否定することはできなくて、やっぱりウーナという女性の持つ「メス」の部分だと思いましたね~~年齢とかは関係なくて自身の中に備わっているもの

レイの方も然り これはじいの勝手な想像の範疇の中での話ですが、レイは自分の年相応の女性でも、思いっきり年下の女性でも「できる」男なんだと思うんです。だから、本当に7年前から一緒に生活をして助けてくれた女性がいたとしたら、その人とも“普通に付き合う”ことはできるのかな~って。ただ、一方で彼の中に幼い少女…というか大人と子供の狭間にいる女の子に対して「感じる」部分を持っている。しかも、そういう相手は純粋で恐いもの知らずだから、真実にまっすぐたどり着く力を持っていて、それがレイにはたまらないんじゃないかな~~と。でもね、それが間違いだとはじいには言えない 何歳からの恋が本物?何を以って本当の愛といえる??説明できないものだし、真実はもっともっと深いところに眠っているのかもしれないし、永遠に分からないものかもしれないし。ただ、最後のアノ絡み合い……「大人になりすぎた」ウーナとできなかったこと、これってレイの真実を表すヒントとか???でもね~~そうなるとますます痛いな~~

レイが過去の思い出を語る場面、出会った頃の公園の話の終盤は涙声になっていて思わずウルウル ここで泣いたのは初めてです。時たま言い訳っぽい言葉が出てきてイラッとさせられるんだけど、同時に大人ゆえに戸惑い悩むところ、その中にレイの純粋さが感じられる部分があって、それを手に入れることは簡単なことかもしれないけれど、同時にそれは社会で生きることを否定されることになる。極端な話、レイもウーナも死なない限りは満足することはできないかもしれないし、二人一緒の未来も考えられないし……ラストで部屋を出て行った後の二人、もしかしたら今まで通り「別々に」暮らすのかもしれないけど、それは普通のことだけど幸せって言える???そんなこんなが頭に浮かんできて、この人は何て哀れな人なんだと……責められないんですよ 自分もいちおう(笑)大人だから昔のように自分の気持ちをまっすぐ好きな相手に伝えられないこと、責任等々重くはなくてもいちおう背負っているものがあること、、、背負ったり鎧をつけたりすることで自ら不幸を選んでいないだろうか?でもそれは必要なものだし?!何だかバラバラになりそうですわ。いろ~~んな思いが入り乱れて心が重く重く重~~く沈みました

ウーナの親のこと、育った環境、ウーナの事件からの15年間を聞いているレイの表情、、、今までずっとしっくり来なかったんですよね。じいがどんなに思い図っても分からない視点だから……そのことで年上の魔女サマと熱く語り合って、道標が見えたような気がします。ただね~~これで解決するどころか、ますます深みに嵌った感じ まさに「問題作」ですわ~~この部分は更に遠征での観劇(爆!)に委ねたいと思います。まだまだ掘り下げて観る覚悟ですよぉ~~

千秋楽恒例の 挨拶はなし……これは要らないと思ったのでOK ただし、スペシャルプレゼント???いつもどおり、1回目は少女役の子役ちゃんも含めて3人で挨拶、2・3回目は内野さんと歩ちゃんの二人で出てきてくれたのですが、更に!客席が明るくなっても拍手が鳴り止まなくて、内野さんが子役ちゃんをエスコートして登場。そのすぐ後ろから歩ちゃんが割って入って「私のレイをとらないで」という感じの仕草を で、そのままドアの方にはけていくのかな~と思ったら、内野さんが子役ちゃんだけこそっと連れて上手側にテーブル周辺をぐるっと遠回りしてから部屋を弾んだ足取りで(笑)逃避行 その後を歩ちゃんが慌てて追いかけていって終了でした。じい的には舞台の余韻を打ち破るから微妙かな~と思ったんですけどね ただ、明日から粛々と日常生活を送るためにも いったんBBな世界は抜いてほしかったので、そういう意味では「ありがと」ということで

***********

終演後はワイワイガヤガヤ賑やかに をしながら楽しい時間を。立ち話や挨拶させていただいただけの方も多くて……失礼いたしました でも、久しぶりにお会いできて嬉しかったです 次の再会……って、フフフ~~来月、ですよね 楽しみにしておりまする。次こそじっくりお喋りいたしましょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブラックバード 8回目

2009-08-09 02:36:36 | 観劇記
眩しい世界から一転 夜は重厚なストプレの世界を彷徨ってきました。やっぱりアドレナリンの出方が違うのよね~~SPTのロビーに入った瞬間に内面から湧き上がるエネルギー……というか

今回は10列目センターのお席だったんですけど、これだけは言わせて 遅れてきて、じいの視線を遮って、図体がでかくて足ははみ出すわ、腕&肩は当たるわ、パンフはパタパタするわ、途中で脱いだジャケットがじいの膝まで被ってくるわ、集中できないのよっっっ 特にレイの告白の場面で大事なところなのに邪魔するなってんのよっ とにかく最低最悪!!J列14・15番に座ったバカップル、お前たちのことだよ!!!

いきなりの毒吐き、失礼しました

最終週に入ってから格段に進化/深化してきたレイとウーナ。ビックリしましたわ~~じい、5日に観て以来なので3日しか経っていないのに、この変わりっぷりは何事 凄い、凄すぎます 歩ちゃんの声がかなり擦れていたのはやっぱり気になりましたが、そういう声さえも言葉にできなくなる程に感情があふれ出しているウーナになっていたので心に沁みましたね~~もう、歩ちゃんにウーナが憑依してる感じ。レイも、今思えば前半に感じた愛着を感じさせる部分 がなくなってて、好かれないような雰囲気を出してて観客の共感を敢えて突き放しているところが凄いな~~と思いました。そして、、、この二人が何層にも積み重なり、入り乱れ、反発し合い、溶け合い、、、そんな複雑な性質や感情を見事に伝えているところに圧倒 ホント、マジ、良かったですわ

今日は二人を見ていて、哀しい&切ないという感情よりも更に深くて絶対に解決できないというか、迷路に入り込んだ感覚になりました。ウーナは子供の心のまま大きくなった感じに見えたんですよね~~12歳の頃と同じで、最終的には自分の感情を一途にぶつける術しか知らないような。。。それに比べたら、レイは大人なんですよ。彼の説明、見方によったらズルイ言い訳と取ることもできるんだけど、大人ゆえに背負ってしまう鎧であり、社会に対する責任の取り方でもある。ただ、レイの場合は彼自身が自分の中に純粋で本能的なものを嗅ぎ取る力が備わってしまっている。そこのひしめき合いがある面では愛おしくもあり……今回はウーナが言った「あなたにあげられるものが12歳の体以外に何かあった?」という部分が強烈に残ったんですわ。確かに単純に考えればレイ=幼児性愛者となるし、間違ってはいないのかもしれない。ただ、体の関係だけじゃないと思うんですよね~~レイがウーナに「君は愛というものが分かっていた…」と話す場面……その後にウーナに対する恋愛感情に迷ったことを話すところで、それこそが人間が持つ本能プラスアルファの“心”“感情”であり、良くも悪くも人間たらしめるところなのかな~~と だから、最初の方は今日もやっぱり怒り させる腹立たしいレイだったんだけど、やっぱり重くて深いものを心に植えつけてくれましたわ それが恋愛感情なのかどうか、、、それは体の関係も含めて愛するという感情って何?と考えさせられました。

停電シーン、2階or3階から観た人の感想で照明が十字架っぽくなっていて、ウーナがそこに磔にされているように見えたというのを読んでたんですが、ある程度舞台から離れたところから見て、それが分かりました。以下はじいの勝手な妄想。。。部屋を出て行ったレイを感じながら、ふと頭に浮かんだのがイスカリオテのユダと十二使徒の一人のペテロ。ユダは銀貨30枚でイエス・キリストを裏切り、ペテロはイエスを知らないと3回否認した。ふと、ウーナの前でうろたえ、拒み、過去をなかったことにしようとするレイの姿と重ね合わせてしまったんです。でも、根底には相手に対する愛が存在していた……何だかレイの本心が見えたようでハッとしましたわ。ま、レイの場合はもっともっと複雑なものが積み重なっているわけなんだけど。

最後の子役登場、、、他演目も含めて子役に関してはアレコレ言いたくないんだけど、今回はちょっとね~~イマイチ 少女役は2人いるというのは聞いていたのですが、じいはずっとともよちゃんだったんですよね~~アマデ役も見事に演じきった凄い子です 今日はもう1人の方だったんですけど、NHKの教育番組に出てきそうな日本基準で12歳の健全な女の子。悪くはないのよ ただ、彼女だとレイが泣き喚くウーナに説明することを全部信じてOK になっちゃうんですわ 何か衝撃度&問題度が しちゃうのよね~~なので、ウーナが狂ったように泣いたり引き止めたりしても、レイが突き放して怒鳴っても、どうにもしっくりこないというか、積み重ねてきたやり取りが台無しになる感じがして違和感がありました。ま、とにかく内野さん演じるレイと歩ちゃん演じるウーナが入り込んでいたので、そっちの方を集中して感じるようにしていたんですけどね~~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

月組エリザベート

2009-08-09 00:54:05 | 観劇記
11時公演に行ってきました。いちおう前々楽 凄い盛り上がりでした……と言っても、いつぞやのダブル退団の時の異常な近寄りがたい空気ではなくて、まぁソコソコ普通な感じで

今回は二度とないであろうお席での観劇 SS席 3列目 センター近く ヅカでオペラなしで観るなんて!!!じい、何のツテもない一般ピーポーだし、後援会なんて入ってないし、たとえ入っていても“下々の者”には縁のない場所←いろいろと事情が…ね、あるらしいので たまたまダメ元で出したカード会社の抽選に当たっただけです でも、周りはコアな方々が満載。オケピと銀橋を挟んでいるとはいえ、2・3列目でオペラでがん見って 2幕では泣いてる人がいるし 正直、この程度で泣いていいんですか?!と思ったのですが… でもね~~場の空気を壊しちゃいけないと思って 苦手な最後のショーも銀橋進出の時の拍手も、周りに合わせて頑張りました

いや~~ホント近かったですわ 最初の頃は慣れないし恥ずかしいし眩しいし、銀橋に誰かが登場する度にドキドキしちゃいました。目が合ってないのは分かってても、やっぱり自分の方を向いてたら「ハッ」とか思っちゃうし(笑) 2幕からは慣れてきて大丈夫だったんですが、逆に冷静な目 男役の方々は女性にしたら高い方なんですよ でも、やっぱり本物の男性と比べると線が細いし小さいな~~と感じました。舞台栄えはする方々ばかりだから、遠くから観る分にはいいのかもしれないんですけどね。で、逆に近すぎて困ることも……「私が踊るとき」は閣下とシシィが両側から銀橋を渡ってくるんですが、どっちを見よう?と贅沢な悩み 二人の火花バチバチの対決をフレームに収めるには厳しかったですね~~あと、1幕最後でシシィとフランツが一緒に生きていくことを誓う姿を銀橋から閣下が片ひざ座りで眺めるところ。実は勝手に思い込んでたことがあって、せり上がる装置がついているって……でも、実際はオケピ内に階段?があって、そこから普通に上がってくるのね 知らない方が良かった真実…か でも、銀橋って思った以上に幅が狭いんですね~~あそこで普通に踊ったりできるのは凄いと思いました あと、近いゆえに分かった表情。1幕ラストの「陛下と共に歩いてまいります」というシシィの言葉を聞いてすっごく悔しそうな顔をするところは「おぉ!」と

ヅカ版もナマで観るのは3回目。東宝版は完璧に把握してるし、ヅカ版との違いもバッチリ。ちょっとした歌詞の違いとか、舞台の出る位置とか、、、東宝版と下手&上手の出が逆なので。これを全て把握しているじい、十分にヲタだと思いますが 中身や舞台のレベルはともかく、音楽は同じですからね~~(オケは相変わらずのドヘタでしたが…)見えてはいけない幻影が ま、これは情景反射というか、不治の病というか、仕方ない ま、現トップの瀬名じゅんさんが前トップの退団公演でやったエリザでシシィをやってて、じいはこれは初ナマ宝塚で、この年の夏にじいの閣下を観尽したわけですから。。。あれから4年かぁ~ それにしても、さすがヅカ セットは豪華というか派手すぎて眩しかったわ~~最初に黄泉の世界で閣下とシシィが出会う場面は、閣下が座っている椅子にゴテゴテ飾り?しかも椅子ごと動いてるしぃ~~~思わず想像しちゃった遊園地(笑) あと、閣下の衣装も……正直、ちょっと演歌歌手の衣装に似てる これまた眩しかったですわ。

全体的な出来は、まぁ今持てる力は十分に出して作り上げた舞台なんじゃないかな~~と ただ及第点ではあるけどインパクトには欠けるというか……歌は、、、まぁヅカレベル限定で悪くはなかったかな~~いちおう安心して聞けました。ただ役のオーラや感情が伝わってこなかったです。もう一息!あと一歩!!踏み込んで感じさせてほしいのに~~ 正直そこまで求めるのは酷というか、できないだろうから(爆!)別にいいんですけど、何となく残念な感ありかも 特に!!ヅカ限定でじいのこだわり場面 ルドルフの棺の上で死を求めるシシィに「死は逃げ場ではない」と言って突き放すところ……上手の壁にすがる姿が切なさ満載なのに、そこまで走っていく姿にまずツッコミ。普通の全力疾走、運動会じゃないんだから その後の「愛と死の輪舞」リプライズも普通すぎて物足りないし。ま、じいの中にはどうしても宙エリザというデフォがあるのでね~~これを超えるものに出遭うのはなかなか困難

瀬名トート、じい的には2年前に観た水さんのよりは好みかも、です さらに4年前に観たシシィ役よりもやっぱり似合ってるような 見た目的に……か 思いっきり少女マンガから抜け出したような風貌で、正直女っぽいところもあるかな~と思ったんですが、以前ある演目で某組某トップさんに感じた女性な面が見え隠れするところに感じた気持ち悪さはなかったです。ホント、キラキラな夢の世界を描いたマンガを読んでいて良い気分になるのと同じ感じ、その時だけ気分良くさせてくれたらいいというか まぁね~~スターのオーラに包まれた人が目の前にいたらおかしくなるのも無理ないっ 歌はソコソコでしょうか???「最後のダンス」は迫力 今回の閣下、どちらかというと切ない系よりも包容系なんですが(シシィの配役が下級生からの抜擢というせいもあるのかもしれないけど)、苦手な俺サマな感じはなくて、耐え忍ぶ感じでもなくて、優しく待って待って待ちわびて~という感じでした。最後にシシィを迎え入れるところ……ここもじいのチェックポイント(笑) 自信たっぷりに手を広げるのはNG 来てくれるかな~って感じで視線を逸らしているところにシシィが飛び込んできて~~と、基準は何かというのは黄泉の国に通われた方は分かると思いますが 瀬名トートはただただ優しく受け入れてたんですよね~~その後のせり上がりでシシィが跪くのは嫌なんですが、一段高みに上ったところで受け入れている感じは、、、嫌いではないです

凪七シシィ、普通の娘役トップのような華やかさには少々欠ける でも、精一杯歌って演じているのは分かりました。かなり難航したらしい今回のシシィ役……かなりの抜擢人事だったそうですが まぁそれなりに。。。ヅカ版って健気で可哀想な面を強調するんですよね~~東宝版だとタイトルロールということもあるから強い面を押し出しているし、ウィーンオリジナル版に至っては強いというよりも強情で人の話を聞かなすぎてヲイヲイ だし。凪七シシィは派手さがない分、1幕では可憐さに欠けるな~~物足りないな~~という感じはあったけど、2幕の落ち着いた感じは良かったと思います。ただね~~やっぱりまだヒロインを演じるには早すぎ 今できることはやり尽くしているんだろうけど、今一歩足りないのよね~~

霧矢フランツ、う~~~ん 申し訳ない オーストリア皇帝の威厳が感じられず、ただの金持ちボンボンにしか見えなかったです。めちゃめちゃ優しそう、というか人の良い雰囲気は感じられたんですけどね~~で、威厳といえば城咲さん演じるゾフィー様 東宝版の1幕の寿ゾフィーの感じを彷彿させる美貌と強さを兼ね備えた皇太后だったんですけど、どう頑張っても女官長どまり せいぜいリヒテンシュタインってところでした

ルキーニの龍真咲さん、ルキーニの持つ狂気さはなかったけど、存在感は悪くなったです。もう少し遊びやふざけた部分と狂気な部分が備わってくれるといいんだけどな~~そして ルドルフ、、、これが大問題。今回は役替わりで遼河ルドだったのですが、はっきり言って殺意を覚えました 歌、演技ともに棒……ってか大根すぎっ 閣下が拳銃を渡す前に撃ってますよ~~じいなら。いや、マジ、酷かった

ちょっと甘々な評価かなぁ~~ま、あくまでヅカレベルでの話ということで←これはこれで失礼ですよね~~(爆!) ただ、ここまで別物に作り変えてくれると、割り切って楽しめるということもありますわ、、、好き嫌い、上手下手は別にして。マンネリ化、再演しすぎ、キャストもグダグダで、さらに昨今のゴシップで地に落ちた東宝版を観てるよりはある意味何も考えずに観られる分は楽なのかな~と。ま、ネタ?息抜き??として…ですけどね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする