じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

内野さんメモ

10/14~26 芭蕉通夜舟 東京公演
 ≪地方公演≫
  10/29 群馬 11/2 宮城 11/12 岩手 11/16 兵庫 11/17 丹波篠山 11/23~24 名古屋 11/30 大阪

? はれ予報11月号
10/28 Numero TOKYO12月号(扶桑社)
11/1 CINEMA SQUARE vol.150(日之出出版)
   朝日新聞夕刊
   朝日生命生活情報誌「SANSAN」
11/7 映画「アングリースクワッド」完成披露上映会
11/22 映画「アングリースクワッド」公開

【2025年】
2月 WOWOW ドラマW「ゴールドサンセット」放送

スカーレット・ピンパーネル

2008-09-20 23:53:28 | 観劇記
スカーレット・ピンパーネル、9月18日ソワレの観劇記です。

今回の観劇、実はストーリーは??な状態←時代背景のみ予習 、音楽が気になって観劇を決めたんですよね~~こんなことは初めて ずっと前にミュージカルの曲だらけの発表会におよばれする機会があって、その時にチラホラ話を聞いて興味が したので。ヅカ演目、エリザやベルばら以外で行くなんて滅多にないことなんですけどね~~

で、その音楽 手がけたのはフランク・ワイルドホーン氏 となると、、、どこかで会った~♪じゃなくて、どこかで~聞いた♪、みたいな曲がたくさん ジキハイにルドルフにネバセイ おかげで耳に残りやすくて違和感なくスッと入ってきました。テーマになってる曲の旋律は……only love あるいは明日への階段@ルドルフにくりそつ~~~ いや、かっこよくて口ずさみやすい歌でしたけどね

ストーリーはこちら じい、原作は読んだことはないんですが、多分ヅカ仕様に な部分が前面に出てるのかな~~と思ったり。。。第1幕の夫婦のすれ違いの描き方はとても良かったですね~~お互いに愛し合ってはいるんだけど、相手のことを思うと同時に自分の秘密のために相手に心を許せなくて……その上、理解し合おうとする度に障害が立ちふさがる。そのタイミングが絶妙で「先の展開はどうなるんだろう」「二人の運命は???」と舞台に釘付け ま、夫婦間の微妙な空気や心の機微みたいなものの表現はイマイチ物足りない感じ 突然マルグリットの感情が爆発したりするところはちょいと違和感があったんですが、、、フランスのエスプリとイギリスのユーモアが上手くかみ合わされた絡みや雰囲気があったのは良かったと思います。

ただ、2幕は1幕ほどの勢いが感じられなかったと言うか、結末はハッピーエンド ご都合主義に見えなくもないし、フランス史にちょいとうるさいじい的には某テレビ局がやってる「日本史サスペンス」や「日本史ミステリー」レベルの話としか思えなかったんですよね~~特にシャルル皇太子のことは 気分爽快、一つの冒険活劇としては楽しめたんですが、終盤は「あれれれ~~~それでいいんかいっ」とツッコミどころ満載でした。もう少し上手い流れだったらなぁ~~

メインキャスト3人の感想。。。言いたい放題なのであしからず

パーシー=スカーレット・ピンパーネルの安蘭けいさん。実は苦手だったんですよ~~ ベルばらのオスカルの時に女っぽさを感じてしまって でも、今回は途中で帰りたくなるような事態にはならなかったです。うっとり心を持っていかれたかというと、、、微妙なんですけどね~ 身近にいるカッコイイお兄さん的な存在って感じでした。背丈?衣装のせい?小柄に見えてしまって。。。じいの勝手な要望なんですが、宝塚の男役は女性が演じるわけだから絶対に本物の男にはなり得ない。その分女性の願望がぜ~んぶ詰まった王子様的な存在であってほしいってのがあるんですよ。その場だけ無条件にカッコイイ~って思えれば充分 みたいに思っているので……今回はそれが感じられなかったのはちょいと物足りないような でも、歌は上手かったですわ。さすが評判になるだけありますね~~音のとりにくそうな部分も安心して聞けました。だた、これまたもうちょっと要求があって、、、あまりにサラリと歌ってしまうから心に残らないんですわ。歌大根とはまた違うんだけど、、、ちょいと瑞々しすぎるというか、青いというか。。。出たてホヤホヤの新人なら、それもまた魅力なんだけど、もう一歩、心に引っかかる何かが欲しい感じがしました。

マルグリット役の遠野あすかさん。これまた歌が上手い 久しぶりにちゃんと歌える娘役に出会ったような 珍しいタイプっていうか、娘役にしては大人っぽい感じでしたわ。可憐に振舞ったり高い声で歌ったりするタイプが多いので……実は冒頭は“オ○サン”っぽく見えなくもなかった……か でも、ここまでドッシリ存在感たっぷりで舞台に立てるのは凄いな~と思いました。ただしこれまた↑↑↑同様、あと一歩、何かが物足りないというか……深みがあれば尚良し じゃないかと。例えば2幕、本心を見せない夫・パーシーに別れを告げる決心をするところは激しい感情を見せるところに唐突感を感じるし、パーシーの正体を知ったところも、そこにたどり着くまでの心の変化、動きが感じられると自然に見えるんだけどな~と。

ショーヴランの柚希礼音さん。思いっきり悪役……のはずなんですが、オペラで表情を見てると何かが違う 表情に華やかさが表れててすっごく違和感がありました。もう少しどす黒さというか、影が欲しいんですよね~~憎々しく思うくらいの 歌い方は嫌いじゃないです。。。むしろトップ二人よりも感情表現が豊かだったような気もします。まぁそれが、その場面にマッチしているかは??なところはあったんですけど じい的には悪役よりもアンドレみたいな影のある優しいタイプを演じたら似合いそうな気がしたんですけどね~~~今回の役はイマイチかな~~

ちょいと 辛口になっちゃいましたけど、ユーモアな場面は軽やかさがあって良かったと思いますわ。ミーマイの瀬奈ビルみたいに無理してる感がなくてすっごく自然だったので、観てる方も心おきなくクスリッ 楽しめたので。
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まんまと引っかけられてた!

2008-09-19 22:54:12 | 内野さん映像のお仕事(連ドラ)
寝る前の日課、というか子供のように寝る前の儀式と化してしまってます。毎夜黒ちゃんとターチーを同時に見てから 一番やってはいけない内野的掛け持ちなんですが、、、どちらにも完全に咀嚼できていないのでつい おかげで頭の中は大混乱 自分で招いてることとはいえ……大変ですわ。

しかも エリオットも本格的に動き始めてるでしょ~~~ 1日48時間、頭も体も心もあと1つ欲しいと本気で思ってしまいます エリオット、じゃなくて「私生活」のお稽古 今日も製作現場からのリポートがアップされてました 今回はお稽古内容ではなくて聖誕祭のレポレポ 当日は252会見がありましたからね~~前日にカンパニーでお祝いがあったそうです。ご本人は忘れてたって……笑 ケーキじゃなくてシュークリームでお祝い、しかもしかもプレートに「ウッツィー・エリオット・マサ」ってのは面白すぎますわ 面白すぎるといえば……内野さん、「お誕生日おめでとう」の面白タスキを付けたまま帰られたって……もしかして面白タスキの存在をしらなかったとか やっぱりうっちーはうっちーなのね~~ということでしょうか とにかく良いカンパニーで嬉しいですね~~

さてさて、今日は帰りに乗り換え駅にある大型書店に寄り道 久しぶりにゆっくり フロアをウロウロ~~好きなんですよね~本屋で迷子になるの… 劇場の住人になってからのお気に入り 演劇関係の本がいっぱいのコーナーで小1時間余り いちおうお目当てはあったんですよ~~月刊ドラマ10月号 ゴンゾウ特集ということでしかと 読んできました←雑誌にしたら高い部類なのでホイホイ買うには いや~~充実した内容でした。脚本家の古沢さんの話はノベライズ後書きと被る部分もかな~りあったんですが、人間ドラマ重視、とかく犯人とその周辺の人間が主役になりがちの刑事ドラマで中心に描きたかったのは刑事や被害者の人間模様だったこと等など。なので、特に4~6話は犯人とは関係ない人たちを丁寧に書いたから無駄という意見もあったけど、そういう部分を大事にしたかったということです。そして、誰もが怪しいと思わせるように均等に描く……あはは~~まんまと脚本家の手のひらで踊らされてたって感じです。じい、いろ~~んな人を疑ってましたから あと、、、脚本作りの話で、本物が求められていること、計算しつくされたっていうか狙ったセリフだったかな~~この決めセリフにもっていくためのセリフ作りは嘘くさい、人間がその状況に置かれた時に自然に発する言葉になるようにしたい、役者さんがそれを言ってみたいという脚本にしたいって話もありました。いや~~ん これ、内野さんが演じられる上で大事にされてることにも共通してるじゃないですか~~心からそのセリフを言ってるのか、役の人生を責任をもって生き切っているのか、、、ホント、これを読んだ時には唸っちゃいました。

松本Pの話は魔女的に嬉しいお話が満載 最初に内野さんが主演って決まってて、スケジュールを前もって聞いといて台本が気に入ってもらえたら一緒にやりたいという話だったこと、内野さんの演技力や魅力を活かせるようなキャラクター作り……もうぅぅありがたや~~ って感じです。第3話ラスト、ロダンさんと黒ちゃんが一緒に小屋を壊して再出発を決意するシーンの話もあって、本来は二人のやり取りがセリフであったそうなんです。それをセリフなし、行動だけで表現するからと内野さん&金田さんがおっしゃったとのこと。そういう「余白」を大事にして作られた作品なんだなぁ~~と思うと大感動です。これって演じ手を信じると同時に見る側も信じないとできることじゃないですから。

やっぱり最終回はダメ出ししたいってことに変わりはないけれど、ゴンゾウというドラマは素晴らしい作品だったな~と改めて実感しました 充実した内容の雑誌なので、もし見かけた方は是非

さ~~て、明朝は台風接近とか 土曜日で休み、良かったわ~と言いたいところですが、会社指定の土曜出勤あり。全くもって忙しくないので休みたいんですが、土曜なのに有給申請を出すのは悔しい……のもあるんですが、月曜日を有給にしたので明日頑張れば3連休~~間違った頑張り方ですが……明日は台風の中、頑張って出勤いたしまするぅ~~
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あと2週間

2008-09-18 23:58:47 | 内野聖陽さん
今夜は「スカーレット・ピンパーネル」を観てきました。観劇記は後ほど

黒ちゃん、ターチー、静馬隊長 いろ~~んな“内野さん”に頭の中は大混乱 なんとも贅沢な忙しさの真っ只中なんですが、、、今日は更にエリオット様が~~ 「私生活」公式に製作現場からのリポートがアップされていました。いや~~予想通り 濃厚で面白い現場みたいです 最高の役者陣、最高のファイティング お稽古で既に凄いことになってる感じ???本番ではどうなることやら期待が益々膨らんできます

じゅんさんの第一声って・・・聞いてみたいなぁ~~「真剣に演じれば演じるほどおかしさが増してくる」とのこと。何か……想像できたりして セリフと翻訳の話はすっごく興味深い。いかにも英語っぽい言い回しだな~とうっすら英文が想像できそうな日本語訳がすっきりわかりやすくなっていく、しかもお稽古を重ねる毎に修正が繰り返されていくなんて……な~んか稽古場を覗いてみたい気分になってしまいます

そしてそして内野さん 衣装のデザイン画の写真も掲載されていましたが……ガウンにパジャマにタキシード 洗練された着こなしのために「今から少しずつエリオットの身体になる」と肉体改造宣言されたとか 本当にできてしまうお人ですからね~~しかも歌あり ジェントルマンなエリオットの甘い歌声 きゃ~~~瞬殺決定

ベガーズ楽から5ヶ月……今年は“暑い夏”だったので寂しい思いはなくて、あっという間に秋がやって来たって感じです。初日まであと2週間、、、じいもできるだけ肉体改造を頑張らなくちゃ
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あの・・・

2008-09-17 23:42:15 | その他いろいろ
聖誕祭翌日、今日はじい的記念日 今の会社のデビュー日 なんです。丸?年。。。いろんなことがありましたな~~まさか“厄介な病気”を患うとは夢にも思わなかったし 多分来年はこの記念日はない可能性も極めて高いんですが ぼちぼちとやっていこうかと。。。

今日は252祭り~~のはずだったのに……どーいうことですか? と言いたくなるような午前中のワイドショーでした。派手派手しく取り上げてもらいたいわけじゃないけど(そういうのはむしろ遠慮したい)W主演ですよね???名前・紹介全てスルーってのは失礼でしょうがっっっ まぁ、愛しの君の動く姿を見て でしたけど。それなら、公開前の番宣も「はぁ?」みたいなモノに出てくれとは言わないでほしいものですね~~

でも~~ネット配信の動画ニュースではちゃんと話されている様子が見られますので是非(他にはあれこれ)不惑の年になられましたが、、、相変わらず揺れて……ま…す でも、やっぱり素敵だわ~~文字で読んでても、内野さんの声で聞くと格別です

怒涛の祭りが一段落して、ホント秋が来るんだなぁ~ と激しく実感してます。あと2週間ちょっとで「私生活」初日。。。自分磨きにもいっそう気合いが入ります でもその前に観劇予定が4つ。明日はスカピン@宝塚に行ってきま~す
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逆ありがとう~♪

2008-09-16 23:55:51 | 内野聖陽さん
今日は「252生存者あり」の完成報告会見あり 夕方のWS@日テレでもちょっとだけ放送されましたが、残念ながら内野さんは画面の端っこで思いっきり切れててスルー ま、いつものことだし、そういう“微妙さ”がじい的には結構好きだったりして その程度の扱いなら普段からくだらない質問とかしなきゃいいのに……何よりも!!内野さんの語られる作品や演じられた役への思いが一番気になるぅ~~~↓↓↓によると、「ハイパーレスキューという崇高な男の仕事を演じました。人が人を愛する大事なメッセージが込められています」とおっしゃったとか 素敵な言葉だわ 毎日のサイトにはいつものように写真満載~~で、やっぱり会見中身で一番詳しい のは流 会員の方はぜひぜひ

スポーツ報知
日刊スポーツ
毎日jp
VRIETY JAPAN
CINEMA TODAY
オリコン

で、、、結局のところ、心の中のウェイトの半分、いんや 9割かな~~大きく占めていたのはやっぱり聖誕祭 252会見でも、終わった後に出演者&スタッフの方々がお祝いしたという情報が漏れ聞こえ……静馬隊長宛の252ケーキ、じいも自分のことのように嬉しかったですぅ あと、FC からも が~~~笑顔に瞬殺 これまた会員限定の方へgo ですよ~~

更に更に バースデーメッセ じい、数日前からあーでもない、こーでもないと迷いに迷いましたが無事に送信。本当ならこちらから しないといけないのに、逆にプレゼントをいただいちゃいました。言葉の一つ一つをかみしめて、絶対に頑張ってついていかなくちゃ と決心を新たに ちょっとだけ……自分が送ったメッセ(もち、既に送った後ですぅ)に絡んだところがあったので嬉しかった~~

明日もいちおう日テレを中心に張り込みを 「らじかる」辺りは特に そういえば、、、今朝の「はなまる」はしのぶさんがゲストで、「私生活」の稽古写真が出て内野さんの変顔が写ってたらしいです。ノーマークだったから捕獲できてないんですが。。。油断禁物、気をつけなくては
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Happy Brithday to 内野さん

2008-09-16 06:45:15 | 内野聖陽さん


Happy birthday to 内野さん
I'm very very glad to celebrate your 40th birthday.
Everytime I saw a new character you play, I fall in love with the character...and YOU
Please let me see you forever...

溢れる思い、今年はにて。。。
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シリウスの道

2008-09-15 23:48:52 | 内野さん映像のお仕事(連ドラ以外)
三連休、見事に近場のみの行動 更にダメ押し今日は昼から始まったNHK-FM の「ミュージカル三昧」をずっと、ずっと、ずぅ~~~っと聞きながら細々した用事をしていました。音源の有無はある程度分かっているので、リクエストしても聞けないことは分かっていても……ベガーズとか聞きたかったな~~ でも、自分で持っていない「ルドルフ」や「ミーマイ」、CDになっていないレミゼ曲等々が聞けたのは良かったです ちゃっかり東宝ミューや篤姫の宣伝になってるところは笑えましたが 禅さんと塩ちゃんの話も面白かったわ~~

さてさて、昨夜放送の「シリウスの道」の感想でございますぅ~~途中30分、大雨で受信不能になったところは抜けてますが、見た範囲でのじい的感想を 激しくネタバレしていますので未見の方はご注意くださいませ。

じい、原作を読んだのは3ヶ月くらい前でうろ覚えの部分はありますが……第一声はやっぱりコレですね~~ドラマと原作は別物だと思った方がいいです 25年前の事件の凶器 は違うし、シリウスの絵の出番も全く違います。コンペの結果も正反対で、脅迫状事件の結末も。。。人物設定も描き方も「えぇっ」とビックリすることだらけ~~勝哉に妻子がいたり、辰村さんと明子の再会のシーンが違ってたり……あと、明子のキャラも違いました。原作だともうちょっと過去を引きずってる感があったんですが、ドラマの方はより刹那的で……でも、じいはドラマの方が好みですね~~原作の方は無邪気な鈍感さがありそうで嫌いなタイプ。最後の「駆け落ちしよう」発言には したので。半沢さんは原作の方が柔らかい感じの人物だったかな~~ドラマの方が嫌な奴でしたわ。あれなら最後に辰村さんが「クソ野郎」と言うのも納得ですわ

上下2巻ある原作……いろんな軸があるのでどこを切り取んだろうな~と思っていたら、インタ等々で言われていたように「辰村の追憶劇」ということで、辰村さんのナレーションなんですよ~~つまりはあの素敵な内野さんの声が聞き放題 なんとも贅沢なつくりでございますぅ~~ もう、、、2時間40分、深酔い しちゃったような感じでした。おっと……おバカ全開になっているので戻します。

ドラマの主軸は過去を背負う大人がメイン。生きることの難しさ、哀しさが前面に現れているように感じました。そこに友情や恋愛といった、見る方の記憶にも響いてくるような要素が絡めてあって。。。ま、その分ハードボイルドな企業世界やサスペンス性は薄まってたかな~~コンペや広告会社の内情の説明、戸塚のバックグラウンドの描写等々はなし。戸塚も結構イイ役なんですけど要の立ち居地というよりは普通の新入社員の成長物語的な扱い。仕方ないんですけどね~~それまで網羅してたら連ドラにしなくちゃ 極端なことを言っちゃうと、広告会社でなくても…という気もしますが、大人が働いて身を削って生きているということを示すという意味ではいいのかな~~と思います。

最初から最後まで、ある意味淡々と、粛々と、静かに進んでいくんですが、心に沁みるんですわ。過去の宝物を信じたい辰村さんの心、過去に決別してドライに生きようとするのに揺れ動く明子の心、不器用ながら一本木~な生き方の勝哉。なんか、こう、、、自分の心の中の触れてほしくない部分を疼かせるようなものがビシバシ伝わってきて、気がついたらウルウル になってて……もちろん、じいはこんな壮絶な過去はありませんけど、まだまだヒヨコちゃん ですけど、いちおう「大人」をやっている中でよりどころにしているもの、支えになっているもの、失ったもの、切り捨ててきたもの……そんなこんながありますから。勝哉?辰村さん?のセリフだったかな~~「記憶の奥底に沈めた過去がふと飛び出してくることがある」みたいな内容の言葉があったんですけど、な~~んか実感できてしまうというか。正直、見てて苦しいんだけど、そうさせる作品&演じ手のパワーに圧巻ですね~~

そしてそして 内野さん演じる辰村さん

もっと荒んで汚くて(←イイ意味で)ワイルドかと思っていたら、結構高級そうなマンションに住んでいたし、思ったよりは小奇麗な感じでした。内野さんならもっと汚い格好でもバッチリかも と思ったんですよね~~外見じゃなくて無駄に醸し出すセクシーな雰囲気があるから あと、お仕事シーン……ゴメンナサイ いちおう会社勤めでビジネスマンを身近で見ている身としては仕草が微妙 ちょっと不慣れな感じがあったかな~~(笑) ただね~~特に最初の方に思ったんですけど、辰村さんの仕事っぷりや発言を見聞きしていると、内野さんの役者という仕事に対する姿勢と重ね合わせちゃったんですよね~~別に中の人のオーラが出すぎて演じている役に見えないということではなくて 目の前にいるのは辰村さんなんだけど、内野さんが演じている辰村さんに惚れてて、でもそんな風に演じている内野さんだからこそ惹かれてて……スミマセン 上手く表現できなくて

で、、、接する相手によって雰囲気も表情も変わるし、相手に対する心模様が伝わってくるところが本当に本当に素晴らしくて 戸塚クンに対しては厳しいけど尊敬できる頼もしさを感じるし(あんな風に怒られてみたい←大バカ)、勝哉と一緒の時は子供の頃の無防備な空気を醸し出し、立花部長には女性に対する男心+信頼+甘え上手。特に、、、3番目のは悔しいけど上手いんですわ。ああいうのはね~~罪すぎです(思わず思い出したじいのリアル体験

で、一番はやっぱりこれでしょ~~明子への眼差し。原作では辰村さんの恋心は静的な感じで、それとは対照的な勝哉の熱情の方が分かりやすく描かれている感があるんですが、ドラマでは辰村さんの切ない 視線がアチコチに~~~これで、内野さんが演じられる役ともなれば……益々 じい、コレに弱いんです。まさに物言う目。。。セリフなんてなくていいんです 視線と醸し出す空気だけで見る者と心と心のやり取りができるんですから~~それとやっぱり最後の涙。いままで耐えてたものが一気に噴き出した、普段は泣くことを許されない大人の涙。勝哉の死や不運な人生に対するものだけじゃない、自分に対する涙でもあったんじゃないかな~~と思いました。いや~~ホント、凄い役者さんです、、、愛しの君は

途中、受信不能になったのは行きつけのバーで盗聴されて社内に怪文書が流されるシーンだったかと。。。そこでの立花部長との大人の駆け引き&心のやり取りは絶対に見たかったのに 再放送で必ずリベンジします あと、1回見ただけでは咀嚼できてない部分だらけだと思うので、リピリピしまくりますよ~~しばらくはターチー

あ、、、でも明日(+明後日?)は“お祭り”をしっかりと。明日は聖誕祭 あと252会見ですよ~~~
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なぜだ~~~!!!

2008-09-15 00:59:26 | その他いろいろ
最悪だぁ~~

よりによって0時前にいきなり大雨 スカパー経由WOWOW 受信不能になってしまいました
20分?30分??中断した後復旧しましたが、、、期待してた肝心の 大事な シーンが抜け落ちちゃったよぉぉ~~

暴れちゃいましたよっっ 金返せ~~どうして“今”降るのさ~~気象庁は何ハズレの予報を出してんのよ~~と子供&クレーマー顔負けの理不尽な怒りをぶつけて八つ当たりをいろいろと

はぁ、、、21日の再放送に賭けるしかないですね

シリウスの道、とっても大人なドラマでした。ちょっと……触れられたくない心の奥を抉り出された感じ。そんなこんなはまた明日
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はかどらない

2008-09-14 17:40:02 | その他いろいろ
三連休2日目。今日も?おとなしく家で雑事を粛々と。。。来週からの休日は観劇絡みの予定が目白押し~~そのまま11月の「私生活」大楽まで突っ走らないといけないので今のうちにできることを少しずつ

まずはHDD中身の整理。これは終了 必要なものは全てDVDにダビング済。残ってるのはゴンゾウ全話他数タイトル。ゴンゾウはDVD発売までこのままかな~~(既にBOXを買う気満々)充分な空き容量を確保したので週明けの252祭り(ってことでいいんですよね)もバッチリ。

あと、録り溜めてた番組(すぐに消去する種の…)を見てたんですけど、10日放送の「その時歴史は動いた」がすっごく良かったです その日はゴンゾウ最終回でいっぱいいっぱいだったので絶対に見られないと思っていたんですが……録画しといて本当に本当に良かった~~ 8月15日=終戦、9月2日=敗戦と捉え、その間の期間が日本人の戦後の捉え方を良くも悪くも影響してきたという話を、降伏文書調印を巡るやり取りを通して描いてるんですが……ふと思い出しましたね~~先日観劇した「闇に咲く花」。あと、「箱根強羅ホテル」で出てきた「お偉いさんが負けた、止めたって言えばいいんだよ」ってセリフ。いろんなことを考えちゃいましたわ

って、、、そんなことをしてるから物事先に進まないわけで 掃除をして洗濯してご飯食べて……最近食べる気しないのよね~と呟いたところ、じいママに一笑 今すぐ遭難しても1、2週間は大丈夫と言われました。そりゃあ山菜ごはんを軽めとはいえ2膳食べれば…… でも、おかずはほとんど食べてません。う~~ん、やっぱりいつもの自分らしくないような

その後はデータの整理。データ用のDVD-Rにバックアップを取ろうと思ったんですけど、、、整理できないんですよね~~いろんなものがあっちこっち保存してあって収拾がつかない→何から手をつけてイイか分からない→面倒→や~めた ……と、放り出すこと過去○回、今日こそ頑張って というので少しは前進しましたが……はぁ、先は長いですね~~いつ綺麗に片付くことやら

さてさて、今夜はシリウス。幸い on time で見られそうなので22時前にスタンバイできるようにこれから大忙し 1時前まで放送なので感想は明日になるかと そのまま寝るか、リピートするか。。。
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愛がまた一つ深まりました

2008-09-13 23:53:45 | 内野さん映像のお仕事(連ドラ)
今日は昼前まで爆睡 オトコからの じゃなくて、ただの で起こされました 元上司からのテニス同好会絡みの連絡……語尾に「~death!」と付いてて魔女ツボ直撃 もちろん向こうは2ch用語の延長で使ってるだけなんですが……って、そんな上司で良かったのだろうか いえいえ お世話になった方です。昼過ぎから近所の魔女サマとお茶会 夕方まで内野話&観劇話等々。。。久しぶりに「そっち方面の」濃厚な話をして楽しかったですぅ

水曜日以来、中身の詰まってない頭をフル回転して考える人になっていたじい。。。昨日ノベライズを買って読みまくり~~ようやく答えが見えてきました。映像を文章にしたのって基本的に読まない主義なんですわ。読書=読む人の妄想なので、先に映像ありきだと自分の世界が作れないし、逆に映像で自分なりに受け止めたセリフの行間や役者さんの雰囲気を文章で「○○だった」と書かれてしまうと作り手の感性を押し付けられてて気分良くないので。でも、ゴンゾウは本当に本当に深く作られていたので、放送も見る回数分だけ発見があったし、余計な説明的シーンやくどいセリフがないので(ある意味不親切な作りとも言えるけど)余白部分が多くて、見ていてすっごく面白い まるで読書してるような感覚……かな そんなわけで、ノベライズを読んでても違和感なく読めました(文章もきちんとしていたので)。

そして、、、古沢さんのあとがきも含めてやっと心にストンと 「刑事ドラマのふりをした人間ドラマ」「クライマックスは犯人逮捕でも事件解決でもない。人間が変わり、立ち直り、報われる姿だ」……なるほど~~ あと、本編でも(ちょっとネタバレになるので未読の方は注意)第7話の過去話だけの章はないんですが、他のシーンで過去が語られるんですよ。その中で映像では推測の域を超えなかった黒木さん自殺未遂からゴンゾウ@備品係になるまでの経緯が書かれている部分があるんですけど、これを踏まえると最後に生きて備品係に戻る結末に無理なく繋がっていく。。。だから生きていて、というか、生きててくれないと物語が成立しない。

でもね~~やっぱり一つだけ ノベライズの結末のニュアンス、同じハッピーエンド(一応…)でも放送分とは若干違うんですわ。Q太郎がつがいになるか、ならないかってところで。じいはノベライズの方が切なさが残ってて良いと思うんだけどな~~←あくまで無条件に幸せな結末にしたくない自分(笑) 要らないです、、、理沙先生との な含みは。

それにしても、ノベライズを読みながら……ますます内野愛が 言うまでもなく、映像の方を先に見てるわけなんですけど、地の文で書かれている心の描写をちゃんと伝えてくださっているんですよね~~しかも文章以上にすっごくたくさんのものを表現されている。もうぅ~~~こんなことができるお人、滅多にいません 放送初めの頃は「・・・微妙?」と思い、気がついたらドップリ浸かってて、「何なのよ~~そんな結末で納得してるわけ?」と悶々グチグチ言ってた最終回も実は奥が深くて……楽々~ な気分で内野さんについていくのは大変 でも、大変な分だけ多くのものを得られるし、愛もますます深まって更に内野地獄~~~~

じいの暑い夏もようやく終わって秋に突入。シリウス、聖誕祭、252会見、、、そして半年ぶりの生うっちー 嬉しいこと続きです。まずは明日。いよいよシリウス放送でっす
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