じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

Kein Kommen ohne Gehn

2009-08-22 20:07:49 | その他いろいろ
やっと 週末ですぅ~~今朝は近所を走る選挙カーで起こされて しかも言うこと言うこと腹の立つことばかり 「お前にだけは入れないよ!」と思わず車を攻撃しそうになったけど耐えました(笑)公職選挙法違反で捕まると困るので←昨日ニュースになってましたよね

じい、昨夜はご飯を食べてからそのままコトッ 撃沈してました コレ、仕事が立て込んだ週末にはおなじみの行動だったんですけどね~~ 決して忙しいわけではないんです……っていうか、むしろ暇すぎて困っているという。まだまだできる業務は少ないし、教わるはずの人は入院していて復帰するのは来月だし、他の人たちもテリトリー外のことなので分からない感じだし。それに、昨日は某業務をしていて「こんなにルーズでいいんかなぁ?」と心配になることを知り、他にもずっと働くにはマズイことまで判明して沸々とした思いが重~くのしかかってしまいました

ライフステージが変化するorしないに関わらず自分で稼ぎたいと思っているんです。こんな心配をするのは早すぎる 年金や退職金も危ういし……それに何よりも「仕事」をしたい 決して一般職なことを蔑視しているわけではないけど、それで給料をもらうのは申し訳ない気がして、、、じいはね 就活中は学歴や職歴のキャリアには関係なくてそんなに頑張らないで良かったの?と思うような資格や経歴の方を評価される感じがあったし、普通の文系人間、どこで働いても仕事はそういうものよ!という諦めも感じたけれど……それでも、もっと生産的な、もっとちゃんとコレ と思える仕事がしたいのよね。

それと、やっぱり23区内がいい 今日、都内に出て実感しましたわ~~都会の地下街を歩くのがめちゃめちゃ嬉しくて やっぱり場所の持っている空気感というのかな 派手だのオシャレだの、そういうのは求めてないけど、活気や人の流れが違うんです。仕事=戦場だから、こういう場所じゃなくちゃ 都会大好き~~

子供の頃から、本1冊例にとっても発売日に3日をプラスしないといけなくて、マイナーな雑誌はお取り寄せで1週間遅れが基本、観たいスポーツ試合やコンサートは来ない……挙げればキリがないけど、東京に住めば全部叶うと思ったから頑張って自分で道を切り開いてきたけど(それができた環境には感謝)……そういう意味での拘りは人一倍強いかも……仕事に関しても自分で働いて生計を立ててるという部分ではプライドがあるのかな~~と。

あれこれ考えておりますわ。ヅカ版の陛下に「君の港はどこなんだい?」と聞かれそうなほど彷徨っていますね~~もちろん、前みたいにすぐに辞めるようなことはしないので でも、年内に変化があるかも 今日、働き人の先輩でもある友人と話していて決意は更に固まり……楽するよりも本当に働ける場を見つけるのは大事

あと、、、「アクチュール」は忘れておりませんので 愛も溢れていますよ~~でも、ちょっと疲れていて本気で向き合う余力がないので明日改めて ただの癒しや支えではなくて、全身全霊で受け止めたいし、そのためにはかな~りエネルギーが必要だと思うので。
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初出社、そして…

2009-08-20 23:22:09 | 内野聖陽さん
会社デビューは無事に終わりました 5時起きorギリギリまで寝て朝食は席食という前の通勤と違って(始業時間が普通より早かったので……その分終わるのも早かったけど)、普通の時間(爆!)に起きて家で朝ごはんをゆっくり食べられるのは夢みたい 近いのも悪くない でもね~~電車に乗ってる時間よりも歩く時間が長いのはちょっと やっぱり都会で働きた~~い 仕事の方は全然さっぱり要領がつかめないので←当たり前 1日の流れを把握しつつ雑用をやったり電話番をしたりって感じでした。前の会社も決して大きくなかったけど、それが大企業に見えるくらいの少人数、しかも男所帯。向こうもじいにどういう風に接していいのか戸惑ってるような ノリノリの営業マンじゃなくて、どちらかというと技術者肌の朴訥な感じの人が多かったので……でも、それはお互いに少しずつ理解できればいいと思うし、じいにはその方が居心地のいい部分があるし、悪い雰囲気じゃないし、まぁとりあえずは頑張れるかな~と。何だか主婦が突然いなくなった家庭に放り込まれたような気もします。ファブリーズのCMに出てくるお母さんな気分

ただね、、、心が揺れているのも本当で 皮肉なことに今日になって内定前に書類を送っていた会社から次々に面接の連絡が。1つは行きたかったけど応募人数が多くてダメ元で出したところだったので、さすがに揺れましたね~~いちおう時間調整をしてもらったんだけど、昼間じゃないとダメって言われたので泣く泣く断りました 無理すれば行けなくもなかったんだけど、確実に良い結果に繋がるわけじゃないし、今は「在職中」の身になったわけだし。でも、このままでいいのかな~と悩んでいる部分はあるんです。このまま仕事が見つからなかったら…と不安にならないだけ贅沢な悩みだとは思うのですが……まだまだ前途多難ですが(勝手に自分がそうしてるだけなんだけど)、昨日も決心したように、したたかに水面下で動き続けますよ~~

さてさて、今日から雑誌祭り 忘れるわけがないのだ~~~ 都会の何でも揃っている大きい本屋には寄り道できないけれど←しつこいっ 地元の本屋をハシゴしてきました。それなりに揃っていると思っていたお店、意外や意外 見つからなくて、店員さんに調べてもらったら仕入れていないと言われ……トボトボと5分歩いて別の本屋に行ってゲットしてきました これから雑誌発売が立て続けなので月刊だし吟味してから と思ったんだけど、とあることでじいの に火をつけてしまったのでお買い上げしちゃいました

いちおう「悪夢のエレベーター」関連ということでしたが、まだまだこれからという感じ???でも、サブちゃんは相変わらず(笑)濃いキャラクターみたいです。内野さん曰く「表向きは妙な大阪弁のチンピラだけど、じつは裏がある。「ほとんどの人間は消化試合を生きている」ってセリフがあってね。人生を半分諦めているようで、実は淡々とホームランを狙ってるヤツ」とのこと。今のじいにも何げに響く言葉だったりするのですが ほ~~んと振り幅の大きい人間を演じられたようですね~~立ち居振る舞いが大仰だ!なんて言われることもあるけど(否定はしないわ~~じいも同意 な時があるので)、振り幅は大きく、でも繊細な部分もちゃんと表現される……というか、ジワジワと伝わってきて気づいた時には心がわしづかみになってるというところが凄いと思うんですよね。そこが愛してやまないところでもあるんだけど あと、久しぶりにエースの話も 「サーブの練習を毎日毎日何百球ってくらい腕がおかしくなるまでやりましたよ。放っとくと入れ込み過ぎちゃうから、俺」って DVDの特典映像でもチラリと練習風景が映っていましたけど、そう言われても驚かなくて納得しちゃうんですよね~~内野さんならそうだ!って。はぁ、、、それがいいのよね

子供の頃に好きだったのは「天才バカボン」とおっしゃっていましたが、確か前にも聞いたような バカボンのパパの「これでいいのだ」……深いと思いますね~~まさに名言
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2度目の社会復帰

2009-08-19 20:01:59 | その他いろいろ
やっとこさ内定が出ました はい、、、チラリと仄めかしたのはこういうことだったのです 昨日電話で内定通知をもらって、今日細かい条件等々を詰めて正式に決定しました。明日から出社という、まぁ超特急な展開になってしまったのですが、こういう時は勢いでいっちゃった方がいい場合があるんでねぇ。。。そんなわけで、今日は午後からあちこちの手続きで走り回っていました 昼間の時間が自由になるうちにやっとかないといけない用事がいろいろと。ハロワに行ったら、窓口の先々で「おめでとうございます」と言われました。事務的な挨拶とはいえプラスな言葉をかけられるのは悪い気分ではないですね~~前の時はこういう手続きをしなかったトコからも、前向きな気分になってるのかな~~と思いました

もちろん万々歳な状態ではなくて、いちおう今の生活状況を考慮して手当を上乗せしてもらったんですが、それでも前職に比べたらかなり します。仕事的にもちょっと微妙だし、就業時間も場所も休みもじい的には相当妥協した部分はなきにしもあらず。ま、雑誌やテレビに出てくる世間一般の 女の子みたいにオシャレや遊びにお金をかけるわけでもなく、ささやかな(笑)観劇とたま~~にある遠征ができる出費を賄えれば それに、安定した収入を確保できていれば次に進むにしても新たな道を見つけるにしても大丈夫になると思うので。場所も・・・良く言えば郊外でのどか、悪く言えば田舎 デパートや地下街で都会な場所ではないので普段着の延長になりそうな予感……浮いてもいいから頑張った格好で通勤してやるっ あと、休みや定時は……とりあえず困った予定は入れてないから大丈夫だけどレミゼ@平日ソワレを調整しなくては それと年末の予定も前もって根回しが必要かも。何だか前向きなのか後ろ向きなのか分からない感じですが、しなやかにしたたかに自分らしくやっていこうかな~と。「私の人生は私のもの」だから

そんなこんなで課題は山積みだというのに ヘタレなじいは自分への就職祝い……というか、これから頑張ろうな励ましの方に頭が しかも浮かぶものが全て内野さん絡みというところが“らしい”というか(笑) とりあえずデート服は週末にお買い物決定 それとは別に、迷っているのが、録画したのを持っているので買っていない風林火山のDVD-BOXの2巻目&総集編を大人買いしてみるorコンタクトレンズを買い替える←クリアな目で観に行くため。いちおう帰りにレンズ代を聞いてきたので考えてみなくては~~ まぁね~~富山で内野さんから十分すぎる前祝い をいただいているわけだからもう要らないじゃんって……日頃から自分へのご褒美が多いじい 女の欲は際限がないってランディ夫人も

さ~~て、明日から一歩を踏み出しま~~す
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Attendre et esperer!

2009-08-18 20:35:19 | その他いろいろ
昨日はカラー&カットをしに美容院へ 担当のスタイリストさんが夏休みに入るということで少し早めにキレイキレイしてきました もちろん9月初めの大阪遠征に備えて!です このお店、アロマシャンプーを使っているので薫りが3種類+季節限定1種類を選べて、じいはいつもローズにするのですが今回は何故かスカーッとしたくて季節限定のミントにしてみました。ちょっとすっきりしすぎ 頭がスースーして妙な頭痛が しかも洗いたての頭は、、、グリーンガムな匂い 限定なので次回行く時はないと思うけど、選ぶのやめよう。。。

今日は思わずタイトル↑の言葉が浮かんでしまいました。その中身については多分、明日にはお伝えできると思いますが、「待て、そして希望せよ」@モンテ・クリスト伯というも、まんざら嘘じゃないのかも と思える1日でした。モンテか~~何だか観たくなっちゃった メルセデスとの再会→エデとのやり取りに繋がるシーンはお気に入りなんですよね~~心に突き刺さる切なさ こういうスペタクルな作品もそのうちやってもらえないかな~~と無理なお願いをしてみたり

そんなこんなで???異様に(笑)大阪遠征の熱が高まってます 何だかドド~~ンと初日から大阪入りしてラストまで なんてことをやりたくなったり……もちろんそんなことはしませんが…っていうか物理的にも身体的にも無理っ(笑) 本気でレイとウーナに向き合うにはね~~無茶苦茶なことはしません でも、ラスト2daysはめいいっぱい楽しみますよ~~デート服も 今までいちおう(笑)控えていた分ちょっと頑張っちゃおうかな~と……ムフッ
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劇団朋友アトリエ公演「かもめ」

2009-08-17 19:29:51 | 観劇記
昨日は西荻窪にある劇団朋友のアトリエでチェーホフの「かもめ」のお芝居を観てきました。あまりにも有名なチェーホフの戯曲 チェーホフと言えば思い出すのは2年前に上演された「ロマンス」 あの時もかなり難解で後でパンフレットで復習して噛み砕いたという覚えがありますが、あの舞台でも「かもめ」で有名なセリフが引用されたらしいんですよね~~全く??だったのですが じい、恥ずかしながら演劇史上有名で観てて当然という基本中の基本の舞台を観ていないので、今回もあらすじ&作品の周辺事情だけは頭に入れていこうと思って、いちおう予習をしたのですが、登場人物の相関図から思いっきり間違って覚えてて でも、今回の舞台は、原作には忠実ながらも分かりやすい演出になっていたので楽しめました。ロシア演劇のことをもっと知っていたら、もっともっと深く楽しめたなぁ~と、そこのところはちょいと反省

舞台は15分の休憩込み2時間半の2幕構成。あらすじはこんな感じです。

ロシアの田舎。作家志望の青年・トレープレフは、大女優である母親のアルカージナに認めてもらいたくて、彼女が故郷に帰省した際に、恋人のニーナを主役にして前衛的な芝居を上演する。しかし、アルカージナや彼女が連れてきた愛人で売れっ子作家のトリゴーリンたちは「デカダン」と一蹴し、トレープレフは落ち込む。女優志望で都会に憧れるニーナは、華やかな世界で活躍するトリゴーリンに惹かれ、トリゴーリンもまんざらではない態度を取る。自分の作品を否定され、恋人の心変わりを感じたトレープレフは撃ち殺したカモメをニーナに送り、「僕はいつかこんな風に自分を撃ち殺すんだ」と告げ自殺未遂を図る。
2年後、ニーナは田舎を出てモスクワへ出てトリゴーリンと生活し子供にも恵まれるが、女優としては成功せず、トリゴーリンにも捨てられて、結局田舎に舞い戻ってくる。トレープレフは作品が雑誌に掲載されるようになり世間に認められる作家になっていた。そんな時にトレープレフとニーナは再会、トレープレフは変わらぬ愛を告白するが、ニーナは復縁する気はなく、女優として生きる道を選び去っていく。取り残されたトレープレフは絶望し自殺する。

劇場はまさにアトリエ 座布団が並べてある長いすが客席に、触れてしまいそうなほど間近に舞台。じい、なんとなんと最前列 足を伸ばしたソコは舞台な状態、、、見上げるようにがん見なお席でした 座る体勢がまさに「腰掛ける」状態だったので、先日の富山とは違った意味で“サバイバル”な感じだったのですが、時々足を伸ばして舞台との段差の端っこに足を引っ掛けたりして……ゴメンナサイ で、舞台は細い木の板が剥き出しに釘打ちしてある壁に囲まれていて、真ん中には暗い海?に赤い月が描かれた絵画、所々に麻っぽい布が垂らしてあって、シーンによってはキャストが隠れていたり……あと、木の椅子やテーブルが置いてあって、シーン毎に配置を変えて使われていました。

場面転換やキャストの出入りの時にBGMが流れていたのですが、多分女子十二楽坊のアルバム?が使われていたんだと思います。中国っぽい雰囲気の音色だな~と最初からずっと思ってて、幕切れがおなじみの「アストゥリアス」だったのでビンゴ という感じで でね~~その幕切れがとっても素敵でした。最後、トレープレフの自殺は銃声のみで分かる流れになっていて、客間では母親のアルカージナやトリゴーリンたちがテーブルで食卓を囲みワインで乾杯をしている姿で終わるんですわ。それがまるで絵画というか、二次元の映像作品で最後にスローモーションがかかって「ここだ!」という瞬間にストップをかけて静止画にするという、その流れを三次元の舞台で見せられて釘付けになりました あまりにも素晴らしくて・・・ それに、この一場面が作品が放っているメッセージを伝えていると思うんですよね~~新しい芸術の流れを提唱し世間的にもみとめられてきている青年が絶望して死を選び、その時代の芸術界でスポットライトを浴びている既存の女優や作家たちが楽しそうに食卓を囲んでいる。皮肉とも取れるけど、逞しくもあり可愛くもあり……喜怒哀楽が詰め込まれた深いシーンでした。

ストーリー的にはロシア文学にありがち 大正~昭和初期の日本文学にも通じるところがあるのですが、ひたすら苦悩した末にお先真っ暗のラストという話 ただ、ドッシリ重~くという感じではなくて、どことなく可笑しみのある作品だな~と思いました。配布された冊子にもこの舞台を演出された文学座の西川信廣さんの文章の中に書かれていたのですが、この作品の主題は恋と芸術で、「出来そこない人間たちの、熱き空回り」であるということなんですよね~~それは観ていて感じました。既にリタイアした老人は人生でまだやり残したことがあると愚痴り、亡くした恋を未だに追い続けて酒浸りで刹那的に生きている女性がいたり、さらにその女性の母親に至っては今の生活を捨てられないくせに夢ばかり思い描いているという。。。主人公の青年トレープレフなんて強気なことを言ってるくせにマザコン、根性なし、打たれ弱い、生活能力ゼロのヘタレ 思わず「シャキーッとしなさい!」と引っ叩きなるような奴でした。でもね~~それぞれが可愛いんです。自分自身はそうなりたくないし、身近にいたら絶対に付き合いたくない人たちばかりなんだけど、何か愛おしさを感じてしまうんですよね もしかしたら誰しも持っている、認めてほしい/赦してほしいと思っている弱い部分に共通するものがあるからなのかな~と思ったり。。。

恋と芸術、どちらも生活には直結しない、ある意味なくてもいいものだと思うんです。そんなものはくだらない戯言……そういう風に言う人もいるモノなんですよね~~でも、人間が潤って生きていくためにはやっぱり必要なものだし、生きる糧になっている部分がある。そして、そういう必要だけど不必要でもあるものに対して一生懸命になっている人間がもう可笑しくて可笑しくて……それがチェーホフの冷静さと温かさを表しているようで面白かったですわ。あと、作品の中で既存の芸術の在り方を批判するセリフや議論が出てくる場面があるのですが、もしかしたら当時の芸術や社会の風潮に物申す!という部分を含んでいるのかな?と……そこら辺の時代背景や文化の流れは詳しくないので分からないのですが、もしや?というじいの勝手な想像と直感 そこら辺を復習しなくてはっ

出演された皆さん、素晴らしいセリフ回しと演技でした。冒頭は“ザ・演劇”な感じ 客席の真ん中辺に視線を向けて自己主張する喋り方っぽい部分があって、じいの中に元々あった演劇苦手意識を思い出しちゃったんだけど、今回は演目自体が重厚な古典ということもあって、それもありなのかな~とチラリと。それに、それぞれが演じる役の味を出していたと思うので良かったと思います。じい、特に注目しちゃったのが主役のトレープレフを演じた相馬聡廣さんと、昔の失恋を引きずって刹那的に生きているマーシャと後に夫婦になるメドヴェージェンコ役の堀田将智さん。相馬さんはオバサマ方のアイドル間違いなしのキラキラ感 に包まれたプリンスな雰囲気。じいも思わず してずっと目で追っていたことは否定しません(笑) でもね~~ただキラキラしてるんじゃないんですよ ヘタレちゃんな部分がきちんと伝わってくる演じ方が素晴らしいと思いました。堀田さんの方は本当に可哀想な役で、舅&姑からは露骨に意地悪をされ妻には邪険にされ、でもそうされるのも仕方ないダサダサな田舎男を見事に演じられていました。あの雰囲気は凄い!と思いましたわ あと、、、実はこの方が一番の目当てだったのですが、今回客演されたトリゴーリン役の瀬戸口郁さん 相変わらずの張りのあるひきつけられる美声 これまた優柔不断で情けないのに思わずクラクラ~ と惹かれてしまったニーナの気持ちが分からないでもない(笑)作家役を堪能させていただきました。2幕冒頭でニーナに心奪われるトリゴーリンが愛人関係のアルカージナにキスしまくられて言い含められてしまうところは面白かったですぅ~~
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立ち止まっている暇はない!

2009-08-15 20:42:05 | その他いろいろ
BB富山の観劇記はアップ済

富山から帰ってきて、どーにもピリリとしない感じで過ごしていて(やるべきことは粛々とこなしてはいたんですけどね)、更に今年はいつものお盆とは違った過ごし方になっていて、親戚が集まって~とか家族でお出かけ~というのがないのでちょっぴり寂しい気持ちになっていたり ま、こういうのがあったらあったで煩わしいから嫌だな~と思うんですけど 一人が好きなのに寂しがりやという、何とも勝手な奴(笑) でも、気がついたらいろんな予定が詰まっててありがたや~でございますぅ 観劇のお誘いあり、この前ナマうっちーデビューをした元同僚+後輩2人と食事の約束あり。また新たにじいの病気がバレることになるかと

今日は近所の魔女サマとお茶会 昼過ぎ~夕方までたっぷりと諸方面の話をいろいろと 富山の生レポは第1号 東京公演の期間中は昼夜で観劇の時間帯が違うので、ゆっくりお会いしたのは久しぶり とっても楽しかったです。次は大阪でお会いしましょうって……一般人には理解不能な挨拶ですが(笑)でも、あと半月とちょっと、なんですよね~~早いわ その日が待ち遠しいんだけど、終わりが近づくと思うとその日が来てほしくないと思ったり。。。しばらくまたナマで会えなくなるわけだから。

おっと、シンミリしている場合ではないですね~~昨日発表の雑誌祭りの予告 もうサブちゃんモードにしないといけないのぉぉ~~絶対に無理っ 素直な気持ちの表れ?馴染みのない雑誌名のオンパレードなのに、全然調べてません。フリーペーパーの在り処は調べたけど、都内でも5箇所くらいしかないみたいで……いちおうじいの行動範囲内ではあるので何とかなりそう 問題は神戸のフリーペーパー、、、ちょっと厳しいかも

でもね、、、やっぱりまだまだレイモードです。今日から名古屋公演スタート MY初日を迎えている方々もかなりいるみたいなので、レポが楽しみ じいの心は全国行脚
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ブラックバード 富山公演

2009-08-15 19:46:16 | 観劇記
BB富山公演、8月13日マチネ(いちおう……富山千秋楽)の観劇記です。

劇場に着いていきなりビックリ仰天 ガラス張りで中には立派な階段……と、これは通常のオーバードホール正面玄関 しか~し ココは思いっきり閉鎖されてて、横の歩道に「ブラックバード・ステージオンステージの入口はこちら」という紙が貼られた看板が これってイベント?野外コンサート??はたまた屋外テントのサーカスか???妙に嫌な予感というか笑える予感……数メートル置きにある看板を辿っていってみると、劇場スタッフの方が立っていて案内された先には、、、大道具の搬入搬出口 コンサートとかだとトラックごと入っていくアレ…ね そんなわけで、その特設入口を抜けると通常の舞台袖に当たる部分になっていました。そこがロビー代わり……椅子やテーブルが置かれていたりパンフ等の売り場があったり……そして、そのまま奥に抜けるとトイレ。その間の通路は通常の劇場部分なのでゴージャス感が漂ってました(爆!)

客席&舞台、まさに案内通りのステージ・オン・ステージでした 客席&舞台共に通常の舞台の上 前2列はクリエや世田谷パブリックのロビーに置いてあるような椅子が並んでいて、3列目以降は鉄骨で足場が組まれてた上に席が並べてある仮設客席でした。屋外テントでのサーカスor野球場の内野(な・い・やですよ~)指定席を想像していただけると間違いがないかと 座る部分の奥行きが狭いので、椅子の前面にお尻を乗っけて終始体を張った状態で観ないといけなかったので、途中から肩が凝ってくるし、腰は痛くなってくるしで観劇に集中できない部分がありました。野球ならメガホンを持って立てるんですけどね~~レイとウーナの緊迫したやり取りを「かっとばせー」なんて挑発するわけにもいかないし 上段に座っていた友人の話では、下はぶらんぶらん状態 つまり物を落としたら下まで大音響でガランガラン~ みたいな 実際に公演の終盤にそういう方がいたみたいですが・・・入口で大きな荷物(特に傘!)は預けるように言っていたのは納得でした。そうそう、ちなみに……2列目はA席。以前、劇場に で問い合わせた時に聞いたら、前列と重なっていて見えにくいからとのこと。いや~~世田谷パブリック……だけじゃないですわ 他の劇場の席を考えても、ちょいと理解不能。ついでにサーカスな椅子も、、、9000円 ~~~

でも、普通では絶対に体験できない空間 舞台は20センチぐらい高くなっていて暗幕で囲われていました。文学座のアトリエや小劇場みたいな身近な感じ……ではあるんだけど、それとも違う感じでしたね~~観ている側も同じ“板の上”に乗っているわけで、お芝居を観るというんじゃなくて同じ空間でレイとウーナのいる部屋を覗き見している感覚。だから妙に親近感を含んだリアリティがあって……とっても不思議な感覚でした。いや~~前に「リアルな人間のやり取りを覗きに来てくださいね」と内野さんがおっしゃっていたことを体感できて思いっきり共犯関係 良い経験ができました

公演の中身は普通に~という感じでしょうか。東京楽での神がかった二人のやり取りを観ているせいか、比較的クールな感じで淡々とした印象でした。決して悪かったとか言うんじゃなくて 一度仕切りなおしてきちんとしたものを観せてもらったな~という感じ 特設ステージで通常の舞台音響ではないので単純比較はできないのですが、歩ちゃんの擦れ声は戻っていて最初から最後まで安定した太い発声になっていたし。。。あと、、、完全な舞台音響じゃなかったゆえの利点 ホント、すぐそこで普通に喋っている感じで聞こえてくるので、自分がその部屋をたまたま見つけて覗いてみたら面白いやり取りが繰り広げられていて、気がついたらすっかり引き込まれて見入っていた、みたいな錯覚に陥っちゃったな~と そういうのは新鮮な感覚でしたわ~~

ある意味、“身近な”感覚で覗き見してみて……ずっと心に積み重なっていったのは、マクベスに出てくる「fair is foul, and foul is fair」というセリフでした。メタマク経験者としては松岡訳は外せないので 「綺麗は汚い、汚いは綺麗」ということなのですが、じい、今回のレイのセリフを聞きながら、愛って何て汚いんだろう!と思ったんです。特にレイが、ウーナに出会った頃に二人きりの姿を見られないように画策した話とか、タイムハウスでウーナを置き去りにした後にゲストハウスに戻って探し回った話とか、言い訳の数々に知恵がついた大人ゆえの狡さを露骨に感じさせるんですよね~~しかも、今回は特に レイの小心者さがひしひしと伝わってきて、肝っ玉の据わっていない情けない感じが言葉に詰まっていたんですわ。ただ、じいはここで語られることが嘘で塗り固められた自己防衛のためのものとは思えなかった。レイがウーナへの思いに翻弄され迷っているのが、すっごく純粋に見えたんです。本気の気持ちがあるから、純粋な思いがあるから、こんなに戸惑って迷っているんだな~って。でも、それは決してロマンチックな文言で語られるものじゃなくて、人間の中にある生物的な、生々しい欲求や湧き上がってくる気持ちから生じているものでもある。実際に求めるものはとっても生々しい行為だし、許されないことでもあるわけだし。割り切れなくて、捨て切れなくて、でも確実に存在している相反するもの(善悪というには??だけど)がこの二人には絡んでいるんですよね。人ってやっぱりプラスのものを求めると思うんですよね。愛もプラスの方に属するもの、というのが一般的な見方だと思うんだけど、本当はそうじゃない、もっともっとドロドロしてて、意識的に抑え込もうとするような黒々&ザラザラしたもので、でもそれは本能に正直なものだから凄く純粋なものでもある。な~~んかレイの生き方に一直線に繋がるもののように思えて、ちょっぴり切なくもあり……難しいですわ、、、レイやウーナだけではなくて、誰しも自分自身の中に存在しうる“欠片”だと思うので。

深~~い内容の舞台ですが、今回は最後に「あちゃー」なプチハプニングが発生 内野さん、おなじみの(笑)汗だく姿だったのですが、その汗が原因 最後にウーナを突き飛ばして「こらー!」と言って部屋を出て行くところで、ドアの取っ手を回そうとした時にズリッと滑って取っ手を握れず、「あ・・・」と0.1秒くらい?の間があってもう一度握り直して無事に退室されました。観ている方は緊迫感 が最高潮なところまで達しているところじゃないですか~~もうドキドキバクバク それなのに、最後の最後で、、、ガクッ うっちー、、、やってくれたわね レッドカード1枚
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富山遠征 プロローグ&エピローグ

2009-08-14 00:24:43 | その他いろいろ
富山より帰還 弾丸遠征!夜道をとぼとぼ帰るのも久しぶりでした。荷物が軽いことだけは救いでした いや~~めちゃめちゃめっっっっちゃ楽しい1日でした

食事やお喋りの時間を考えたら11時くらいの待ち合わせでいいかな~というのが当初の予定だったのですが、お互いに乗る電車が到着する直近時間が10時台という素晴らしいローカル線 10時半ぐらいに会いましょう~ということで、西の魔女サマと待ち合わせしました じいの超アバウトな電話のせいで迷わせてしまいましたが無事に巡り会いました 東京公演初日以来の再会、ご一緒できて良かったですぅ~

  


魔女サマの旧友が富山県民ということで事前に様々な情報をいただいて、プチ観光……といっても目的はオーバードホール広報誌mitemiteの捜索。素直に劇場に行けば良かったんですけどね(結果、そうなったんですが)魔女サマ殺到 で厳しいかな~~と思って 他のイベント関係の施設を回ったのですが見つからず 劇場の窓口で聞いたらいただけるので、立ち寄る機会がある方は是非 ネットでも読めますが写真の色彩はやはり紙の方がいい感じです。

  


駅から大通りを歩くと右手にお城発見。富山城址公園とのことですが、お城は復元っぽい???魔女サマがそこら辺のお話に詳しいので面白い話を聞かせていただきました 石垣の傍には楽しそうな遊具がたくさん。超ロングな滑り台も……あと20年若かったら 頑張って遊べ……ない…わ それ以前に今日は一応デート仕様の格好だったのでお転婆はできなかったし



さらにウロウロしてアーケード街に突入。そこで魔女サマご友人の方のオススメ、トンカツ屋さんでランチを食べました。じいはヒレカツ定食とジンジャーエールでランチ かなりボリュームがありましたが、とても美味しかったです。甘めのソースor辛めソースがテーブルにスタンバイ。じいは辛いソースは苦手なので甘いソースで……いや~~久しぶりのたんぱく質…って普段何を食べるの?って感じですが、暑くて面倒になると主食=そうめんになってしまうので

観劇後はホール隣にあるホテルのラウンジでお茶 して劇場で吸収した興奮をクールダウン その後、魔女サマご友人と合流して知り合いのお店に連れて行っていただきました。そこで食べたささみの昆布じめ 地元ではおなじみの料理と教えていただいたのですが、めちゃめちゃ美味しかったです さっぱりしてるのにコクもあって、、、お酒が進むこと間違いなし

その後、じいは電車の時間があったので慌てておいとましてしまったのですが、初対面にも関わらず温かくて楽しいおもてなしをしていただいて感謝感謝でございますぅ~~本当に本当にありがとうございました 1日ご一緒していただいた魔女サマ、いろいろと面倒を見ていただき ありがとうございました

そんなこんなで日付が変わる前には家にたどり着いたわけですが、、、お風呂に入りながら、、、ぎゃ~~~日焼けしてるっっっ 薄日が差してて日傘もちゃんと差してたのに……不覚 でも、この前まで雨マークだったのが晴れたのは、やっぱり内野晴れですよね~~ ちなみに、帰りは直江津辺りで土砂降りでした。思わずフフフ~

メインの観劇はもちろん!その前後も盛りだくさんの遠征、、、行って良かった これだけ充実してたら、名古屋に行こう という変な気を起こさずに済みそうです(笑) 東京で粛々と義務を果たしますわ~~



↑は頂き物 そのココロはもちろん・・・
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いざ、富山へ

2009-08-13 05:38:41 | 携帯から投げ込み
おはようございま~~す 久しぶりの早朝移動 目指す先に会いたくてたまらない人がいると思うと気分が違いますね~~やっぱり本命の遠征は格別です 富山!どんな劇場なのか楽しみです

*********

新幹線で北に向かって移動中 いつも決めている旅の贅沢=スタバorタリーズ発売のコーヒー@駅の売店がない 楽しみにしてたのに~~ 着いたら美味しいものを食べるのだ

じいが乗る新幹線といえば東海道線なので、車両や行き先の種類がいっぱいなのは新鮮!妙にはしゃいでしまいます それに、「あさま」を見ると思い出しますわ、、、2007年の逢瀬を。愛あればこそ それにしても……「たにがわ」は古い車両なのね 時々見かけるMAX車両。カッコイイな~~乗りたかったな~~2階建て←しつこい

*********

越後湯沢より在来線特急に乗り換えました。この路線、10年前くらいに金沢旅行した時に乗ったけど(純粋な旅行)立派になったわ。新幹線はガラガラだったのに、こちらはデッキまで人が溢れています 帰省ラッシュなのね~~皆さん大荷物 身軽な自分って一体 これからしばらく睡眠を

*********

富山に到着 半端なく暑いです ただ今、友人待ち……開演までまったりします。

今日中には帰りますが、レポは明日以降の予定です。ではでは~~
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Wie Du

2009-08-12 17:20:09 | その他いろいろ
久しぶりに朝から快晴 昔は普通だった?我慢できる程度の暑さ……と言っても、外から帰ってきたら汗だく シャワーに直行でしたが。午後イチで面接に行ってきました。ソコソコ近い場所だったのですが駅から徒歩10分以上……しかも思いっきり郊外のベッドタウンの中で分かりにくいの何のって やっぱり働くなら都会だわ~~電車に長く乗っとくのも苦じゃないし。近くにコンビニがないとか賑わいがないのは自分には向かないです。別にオシャレな丸の内OLだの銀座のど真ん中で働きたいわけじゃないんだけど←観劇という意味では激しく魅力的

今日行った会社、男女雇用機会均等法以前の時代ですか?みたいな会社でした。言葉は穏やかでも失礼極まりない話題を次々と……じいも年を重ねて、昔みたいに喧嘩っ早くなることはなくなりましたが(笑) 自分で生計を担って、自分で稼いだお金で、自分の人生を楽しむ、、、それの何が悪い?って感じです。前の会社も決して性別の差がなかったわけではないけれど、向上心があれば結果に対しての評価はあったし、可愛い生き物ですからね~~男は。睨みを利かせたり宥めたり利用したりしてたわけですが。ま、そんなところはこっちから願い下げなのでいいのですが、、、電車代往復400円が惜しい

コレ…ね~~完全に違法なんですが、家族構成に関する質問。しかも今回は妙に出身大学に拘られてしまって……ま、どうしてその学部を選んだのか聞かれるような学部だし、その経緯を説明すると「父の仕事の関係で」ということになってしまうわけで……ただ、じいは誰かに言われたから志望校に選んだわけじゃないし、ぶっちゃけ言っちゃえばその大学で入れる学部ならどこでも良かったという超後ろ向きな理由。受験生なら分かってくれるよね~~なんてね でも、ずいぶん後になって父の同僚から聞いたことだけど、会社でそのことを話して喜んでいたって。無口な人がそんなことを喋ってたの?! と思いましたが、不器用な愛情が嬉しくて切なかったな~~と、、、今日は嫌な思いをしたというのに、帰り道でふと思い出して、自分の中には確実に積み重なっている父の姿をがあるんだな~~と。。。

時たま、主に仕事に対する姿勢なんですけど、ちょっと似てるかも?と思うことはあるんです。他のことは嫌ですけど(笑)仕事に関しては「パパみたいになりたい」と……今日はちょっと素直に言ってみます

さ~~~て 明日は富山です。宿泊付きも荷物がたくさんで大変なのですが(普段なら持って行かないお手入れセットや着替えがすんごい量なので)、今回は日帰りなので身軽に……と言っても、それなりに細々した準備が大変なんですわ。コンセントが付いている東海道新幹線のN700系みたいな便利な車両は走っていない路線なのでスペアの充電池とか、あとは移動時間用の暇つぶし道具とか。アレコレ詰め込んで行きますよ~~

明日は5時起き 万全の状態でレイに再会するためにも今夜は早く寝なくては
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