MSN産経ニュース(重要な新政策? 中国がチベット工作座談会開催か)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100122/chn1001221331001-n1.htm
>香港の人権団体、中国人権民主化運動情報センターは22日、中国共産党が今月18日から20日までの間、北京で、チベット政策の基本方針を話し合う第5回チベット工作座談会を開催したと伝えた。
>同センターは「秘密で開かれており、重要な新政策が出た可能性がある」と指摘している。
中国は皆さんご存知の通り野党がございませんので、どうしても政府権力を牽制する力が働きにくくなると考えられます。こうした会合があったのか、あったらどういう内容であったのか、他国が問うてみるのも意味が無いことではないはずです。少数民族問題は他民族を当該国がどう扱うかを示すひとつの材料とも言えますし、文化の多様性は失われると通常元に戻らないものであるからです。ただし、中国は中華民族なる曖昧な概念を主張しており、そこを押さえておかないと議論が噛み合わなくなることにも注意すべきです。
中華民族:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2010-01-22 23:03:54
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E8%8F%AF%E6%B0%91%E6%97%8F
>現在、中華人民共和国にて中華民族とは、「中華人民共和国国内に居住し、中国国籍を有する者」として「中華民族=中華人民共和国国籍」と定義する一方、「黄河は中華民族の揺り籠」「中華民族は炎黄子孫」など、「中華民族=漢民族」と定義してその場に合わせた解釈を繰り返し、決まり文句が「中華民族は一体である」という政治的な意味を込めて広く用いられている。
やはり言語と教育の問題は指摘しておかなければなりません。チベット人エリートが中国語を話すとしても、国はエリートだけのものではないはずです。チベット人が独自の文化を守り育てる意義はとても大きいと考えます。例えば・・・
ポタラ宮:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2010-01-22 23:03:54
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%A9%E5%AE%AE
チベットの代表的建築。世界遺産です。
ただし、中国が物質的なケアをしていないと主張しているわけではありません。
MSN産経ニュース(中国・チベット自治区に“世界最高”の空港建設へ 標高4436メートル)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100112/chn1001121639004-n1.htm
物質的なケアをしたとしても、異民族支配(実質的にそうでしょう)は恨まれるのではないかということ、文化の消失には特に気をつけるべきであること、これらを中国もよくよく考え、国内外に示してほしいと思います。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100122/chn1001221331001-n1.htm
>香港の人権団体、中国人権民主化運動情報センターは22日、中国共産党が今月18日から20日までの間、北京で、チベット政策の基本方針を話し合う第5回チベット工作座談会を開催したと伝えた。
>同センターは「秘密で開かれており、重要な新政策が出た可能性がある」と指摘している。
中国は皆さんご存知の通り野党がございませんので、どうしても政府権力を牽制する力が働きにくくなると考えられます。こうした会合があったのか、あったらどういう内容であったのか、他国が問うてみるのも意味が無いことではないはずです。少数民族問題は他民族を当該国がどう扱うかを示すひとつの材料とも言えますし、文化の多様性は失われると通常元に戻らないものであるからです。ただし、中国は中華民族なる曖昧な概念を主張しており、そこを押さえておかないと議論が噛み合わなくなることにも注意すべきです。
中華民族:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2010-01-22 23:03:54
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E8%8F%AF%E6%B0%91%E6%97%8F
>現在、中華人民共和国にて中華民族とは、「中華人民共和国国内に居住し、中国国籍を有する者」として「中華民族=中華人民共和国国籍」と定義する一方、「黄河は中華民族の揺り籠」「中華民族は炎黄子孫」など、「中華民族=漢民族」と定義してその場に合わせた解釈を繰り返し、決まり文句が「中華民族は一体である」という政治的な意味を込めて広く用いられている。
やはり言語と教育の問題は指摘しておかなければなりません。チベット人エリートが中国語を話すとしても、国はエリートだけのものではないはずです。チベット人が独自の文化を守り育てる意義はとても大きいと考えます。例えば・・・
ポタラ宮:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2010-01-22 23:03:54
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%A9%E5%AE%AE
チベットの代表的建築。世界遺産です。
ただし、中国が物質的なケアをしていないと主張しているわけではありません。
MSN産経ニュース(中国・チベット自治区に“世界最高”の空港建設へ 標高4436メートル)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100112/chn1001121639004-n1.htm
物質的なケアをしたとしても、異民族支配(実質的にそうでしょう)は恨まれるのではないかということ、文化の消失には特に気をつけるべきであること、これらを中国もよくよく考え、国内外に示してほしいと思います。