観測にまつわる問題

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野放図で済まされない琉球新報

2017-11-05 13:08:22 | メディア
<社説>降下訓練直前通告 米軍の野放図許されない(琉球新報 2017年11月5日 06:01)

>米空軍がうるま市の津堅島沖で、パラシュート降下訓練を実施した。県とうるま市が反対しているにもかかわらず、訓練が強行された。しかも県側に訓練が通告されたのは、実施のわずか2時間前だ。

反対しているところに余裕を持って伝えたら、外国人を多く含む米軍追い出し活動家が船を出して人間の鎖とかやり始めるんでしょ?直前通告は当然の自衛策ですよ。何を言ってるんですかね?

>パラシュートが降下した時、周辺海域には民間漁船が航行していた。訓練実施を知らなかったのだろう。極めて危険だ。県民を愚弄(ぐろう)するにもほどがある。

周辺海域とやらがどのぐらいの範囲を指すのか分かりませんが、実際に危険は無かったんでしょう?

>1996年の日米特別行動委員会(SACO)では、読谷補助飛行場でのパラシュート降下訓練を伊江島に移転実施することで合意した。しかし米軍は合意以降も嘉手納基地や津堅島沖での訓練を強行している。

>97年以降に津堅島で訓練が実施されたのはこれで15回だ。うち8回は今年の実施だ。つまり19年間で実施された数を上回る訓練が今年だけに集中実施された。米軍が津堅島沖での訓練を恒常的に行う方針を決めたとしか思えない。言語道断だ。

伊江島で訓練するよりは、津堅島沖で訓練した方が沖縄の負担は少ないと考えられます。米軍も沖縄になるべく負担をかけない方向性に転じたのかもしれませんね。

>オスプレイは昨年12月に名護市安部で墜落した。CH53Eは先月11日に東村高江で炎上事故を起こしている。事故を起こしても上空を飛び続ける。沖縄では米軍のやりたい放題がまかり通っている。

実験機なら兎も角、事故を起こしたからその機種を動かさないなんてことはありませんよ。原因不明で原因追究が必要と言うならまだしもですが、航空機の事故で必ずしも原因の追究がやり切れるかという問題もあります。マレーシア航空370便墜落事故(ウィキペディア)の原因は未だに確定はされていないようですが(筆者は中国(江沢民派)主犯説(大紀元「マレーシア航空370便、江沢民派が墜落させた」在米中国人富豪・郭文貴氏が暴露2017年09月23日 15時23分)に信憑性を感じます)、じゃあボーイング777-200ERは永遠に飛べないのか?という話です。そんなのおかしいでしょう?

事故が起きて沖縄が迷惑したのも確かです。それは分かります。でも被害を受けているのは米軍自身です。そこを分からないといけません。好き好んで事故を起こす人はいないのですから。

やりたい放題は、沖縄に進入して挑発を繰り返す中国の方ですし、それを報じず米軍出て行けで、泥棒の片棒をかつぐ琉球新報の方です。

>もはや沖縄全域が米軍の訓練場と化している。読谷村では1965年、パラシュート訓練で投下されたトレーラーに小学5年の女児が押しつぶされて命を落とした。同じ悲劇を繰り返してはいけない。これ以上、米軍の野放図な行動を許すわけにはいかない。

米軍の訓練は、沖縄を守るための訓練でもあり、同盟国日本(沖縄も当然含まれます)を守るための訓練でもあり、世界の平和を守る訓練でもあります。必ずしも沖縄や日本・世界を犠牲にしてアメリカの国益を追求するための訓練ではありません。アメリカの国益に地元(沖縄)との協調・同盟国の尊重・世界平和の護持も含まれていると思います。アメリカだって慈善活動家じゃないんですから、勿論全て地元や同盟国・世界平和を優先できる訳ではありません。要は極論に走らずバランス感覚が必要でしょう(同盟国と敵国のバランスをとることとは違いますよ、ムンさん!)。

アメリカの残念なところは力があり過ぎるせいか説明力が今ひとつなところかもしれませんね。海兵隊も地域の理解を得る活動をしており、ホームページで公表しているようですが、サイバー攻撃を受けているのか現在繋がりません。

女児が無くなった事件は痛ましいですね。記憶を風化させてはならないんでしょう。訓練で守るべき住民が亡くなるようでは、本末転倒の謗りは免れません。

米軍も地元の理解を得ていかなければなりませんが、沖縄県や沖縄マスコミが敵性国家の外国人含む米軍追い出し活動家に情報を流して、米軍を追い出し敵性国家を招き入れるスパイ活動をするのは止めてもらえないんですかね?これ、野放図で済まされる問題じゃないですよ?日本が某国の如き独裁国家だったら、琉球新報など明日には無くなっているでしょう。当然記者も姿を消すことになります。それぐらいの悪事を働いていることの自覚が必要ではないでしょうか?

陸自の水陸機動団が沖縄を守る

2017-11-05 12:05:23 | 政策関連メモ
<社説>県内に日本版海兵隊 負担の固定化認めない(琉球新報 2017年11月4日 06:01)

>17年版防衛白書は「沖縄の負担軽減を目に見えるものとする」ために「沖縄に所在する兵力の削減とグアムへの移転」に取り組んでいると明記している。

>水陸機動団のハンセン配備は、目に見える負担軽減に明らかに逆行する。白書に従えば、海兵隊が移転した後、水陸機動団をハンセンに配備することはあり得ない。検討すること自体、許されない。

筆者の記憶が確かならば、米軍・特に海兵隊が負担ダーが琉球新報の主張です。琉球新報の言い分に沿えば、海兵隊が移転した後、陸自を配備することは負担の軽減です。自分達の主張を忘れてしまったのでしょうか?

>米軍基地が自衛隊基地に置き換わることは、沖縄の過重な基地負担が未来永劫(えいごう)続くことを意味する。水陸機動団のハンセン配備は、その第一歩になりかねない。沖縄はそのような状況を決して望まない。断じて拒否する。

水陸機動団は他ならぬ沖縄を守るために絶対必要ですよ。何訳分かんないこと言ってるんですか?長崎にも配備しますが、あれは五島列島とか守るためのものなんでしょう。

水陸機動団は離島を守るためのものです(正確に言うと、一々離島に部隊をはりつけていられないので、盗られた後に強襲して奪還する部隊(敵も防備を固めますから、ただ船を出して兵隊を送れば奪還できるというものではないんです)を離島の近くの拠点(沖縄本島など)に設置することによって、離島を盗んでも維持できないと悟らせ、侵略の意志を挫くものです。某国には漁民に偽装した海上民兵がいるって言われますよね?)。海幹校戦略研究 2012 年 12 月(2-2) 我が国に必要な水陸両用作戦能力とその運用上の課題 ― 米軍の水陸両用作戦能力の調査、分析を踏まえて ― 中矢 潤を参照しましたが、やはり陸自の水陸機動団は専守防衛の域を出るものではありません。日本の離島を侵略するような動きがあるから、必要になった部隊でしょう。3年前に小笠原のサンゴ密猟も大船団が来て騒ぎになりましたが、ああいうのも某国が日本の対応能力を測るためにやったのではないかとも言われているんですよね。される側からしたら噴飯ものですが、侵略に失敗は許されない訳で、水面下で日本の防衛能力というのは一々チェックされている訳です。対応能力をただただチェックすることは有り得ない訳で、やはり侵略の意図があることの証明でしょう。何も対応しないことが侵略に繋がる訳で、琉球新報の言うことを聞いていたら、沖縄は侵略され日本はメンツを失い、晴れて奴らのお望みどおり、沖縄がレッドチーム入りしてしまうでしょう。

水陸両用作戦(ウィキペディア)を見ると、上陸戦の例として元寇が挙げられてますね。これは上陸側が元で日本が防衛側ですが、日本は二度目の侵略に備え、元寇防塁(ウィキペディア)を築いて、二度目の侵略を撃退しています。本来は情報収集に力を入れるなどして一度目の侵攻がある前に防塁を築くべきでした(元の使者を切った訳ですから、不可能であったとは思いにくい)。一度目でやられたら、日本はどうなっていたか分かりません。

元寇は例が古いですが、防備を固められたら侵攻は難しくなりますから、一旦占領された後に防備を固めた相手を追い出す作戦はちゃんと訓練と準備が必要で、それができる部隊が水陸機動団だと思います。一々数多い離島に防備に必要な部隊をはりつけるのはコスト面など問題がありますからね。

古代にも日本は半島の友好国の百済を助けるために援軍を送って大敗しました(白村江の戦い(ウィキペディア))が、緩衝地帯を失った結果、日本は必死で防備を固めます(>防衛体制の整備 白村江での敗戦を受け、唐・新羅による日本侵攻を怖れた天智天皇は防衛網の再構築および強化に着手した。百済帰化人の協力の下、対馬や北部九州の大宰府の水城(みずき)や瀬戸内海沿いの西日本各地(長門、屋嶋城、岡山など)に朝鮮式古代山城の防衛砦を築き、北部九州沿岸には防人(さきもり)を配備した。さらに、667年に天智天皇は都を難波から内陸の近江京へ移し、ここに防衛体制は完成を見た)(古代山城(ウィキペディア)の遺構は現代に残っていますし、首都の移転までしています)。結局日本への侵攻はありませんでしたが、きちんと対応したからこそ(その動きは唐や新羅にも当然伝わっていたでしょう)、侵攻が無かったと見ることも出来ます。

古代の例は水陸機動団と直接関係ないでしょうが、相手があっての話が安全保障の話になります。そういうことを認識せずにただただ9条とか平和を唱えたところで、平和は守れないんですね。自覚しているにせよしていないにせよ、スパイ同然の働きであることに疑いはありません。注意すべきです。

水陸両用能力の保持に関しては10年以上前からアメリカ海兵隊が言い続けていた話で、日本も今になってようやくのようです。海兵隊の自衛隊に対する忌憚の無い厳しい意見に関しては、正論12月号「日本が米軍の足を引っ張っている」北村淳氏の記事が詳しく参考になる感じです。日本も本気でこれまで以上に日本防衛(当然沖縄を含みます)に力を入れていくべき時が来ていると思います。