観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

地方議会は申し訳ありませんが、その内・・・

2017-11-26 14:54:49 | 政治システム・理論
土曜と予告していた地方議会記事ですが、思ったより他の記事を書いたりfacebookやTwitterばかりになってりして今まで手をつけられず。毎度のことですが申し訳ありません。

原発再稼動に関心があって茨城と新潟、加えて地元の愛媛の議会をチェックしましたが、見つけにくい、ビデオじゃチェックに時間がかかるので困る、要旨の掲載では良く分からないの3重苦でどうしたものかという感じです。国会も似たようなものかもしれませんが。

「地方議会 議事録 少ない」でgoogle検索すると2番目に国会図書館の地方議会の公開と会議録をめぐってpdfが見つかりました(調べもので国会図書館は有用な情報がHitする印象があります)。時間が無いので結論だけ読みましたが、「平成13年前後を境として、地方議会の情報公開はかなり進んだといえる。本会議の会議録もすべての都道府県がインターネットで公開しているし、ほとんどの都道府県で本会議の中継や録画の配信を行うまでに進んできている。今後求められるのは、人手の問題もあるかと思われるが、会議の開催から会議録の提供までのタイムラグを、もう少し縮めていくことであろう。 一方、委員会については、これまで見てきたように、都道府県によってかなり事情が異なってる。法的には求められていないものの、やはり実質的には、すべての委員会で傍聴を認め、会議録については、会議の要旨でなく、発言のすべてを記録し公開することが求められるであろう。それができないものについては、秘密会的な扱いをするなどの対応方法があるはずである。」だということです。筆者の考えでは速記して(録音録画と照合して)ただアップするだけのような気がするんですが、素人意見でしょうか?

何故地方議会をテーマにしようかと思ったかですが、地方の新聞を見ると、地方の話題ってイベント情報が多く、地方政治の話題が少ないんですよね。社説とかも国政の話が多い訳です。たまにはそれもいいんですが、話題になってないものをどう取り上げるんだ?と思いますよね。地方分権だの何だのいったところで誰も関心がないのだからどうしようもありません。そういう訳で何かネタを探してみようかと思った訳ですが(再稼動問題なら筆者に関心があるのでやり易い)、全文公開されてないと話題を探しようもないぞと困ってしまった次第です。どうしたもんですかね・・・。


自衛隊明記案に同意します

2017-11-26 11:40:44 | 政策関連メモ
「どうして自分を否定する憲法に…(八重山日報 25日 11月 2017)

安倍首相や周辺は国民投票で負けることを相当怖れているみたいですね。自公で3分の2と言っても首相の思うがままになる訳でもありません。自衛隊明記案は何も変わらないように思えますが、訴訟の際の敗訴の可能性を無くすだけでも結構違うみたいです。憲法改正に反対している憲法学者というスパイ同然の何がしたいか分からない多くの人達に本来の仕事をしてもらう効果がありそうです。自民党の岸田政調会長が言うには安保法制を通したばかりで新しい法案を創るのはどうなのか?って意見みたいですね。9条全面改訂が必要は自分も全く同じ意見ですが、ここは段階的に行くべき時なのかもしれません。新しい法案を出せないなら9条全面改訂にそれほど意味がある訳でもありませんし、逆にこれまでと激変してしまう可能性はあります。自衛隊を明記することで敵基地攻撃能力獲得の可能性が逆に遠くなるのではないかという意見も頷けるところはありましたが、ミサイル開発の話も決まりましたし、それほど懸念する必要は実際問題ないのかもしれません。時間が経ったら法案を準備してもう一度チャレンジするべきなのでしょう。自衛隊明記案だと逆に通りにくい(憲法内で互いに矛盾するように見える)のではないかと思いましたが、憲法の解釈で複数説が出るのはそれほど珍しいことではなく、自衛隊が疑いなく合憲でさえあれば、その辺は説明することでどうにかなるのかもしれません(国民投票をする国民に直感的に分かりにくい問題は残ります)。まぁ自衛隊が違憲だと頑張って裁判に訴えるような人もいらっしゃって、憲法学者の多くが疑義を唱える状況をどうにかしていくと丁寧に説明していくのが良いのかもしれませんね。国民の生き残りより論理的整合性を優先してしまうような人はヤバイです。スパイであっても、そうでなくても。

日朝韓の外交安全保障環境と歴史問題、政治及び米中の動き

2017-11-26 02:25:29 | 政策関連メモ
米韓同盟は消滅の危機にある 韓国の「三不政策」が米の嫌悪感を増幅しかねない 拓殖大学学事顧問・渡辺利夫(産経ニュース 2017.11.24 10:00)

※保守論壇が好きな人の中では有名であろう渡辺利夫さんの記事を元に筆者がfacebookに投稿したコメントを以下整理再録します。>外交とは元来が「多元連立方程式」のようなもので、あらゆるシナリオに対応できる柔軟な思考が欠かせない。

トランプ大統領なら如何にも米韓同盟の破棄の決断は有り得るように見えますね(変な話ですが、そういうところがトランプ大統領のいいところでもあると思います)。アメリカ政府も韓国防衛はコストの割にメリットが少ないと見ているように見えます。

韓国に米韓同盟破棄への危機感がないのは、良く考えているからではなく、単に体制が硬直していて無策であるだけなんだろうと思います。文大統領やその周辺には別の思いもあるかもしれませんが・・・。文大統領及びその周辺が危険なのは、在韓米軍の価値が良く分かっていないように見えることです。北朝鮮やそのバックはあたかも在韓米軍が問題であるように主張しますが(何故か韓国を防衛するための演習を挑発呼ばわりして執拗に止めさせようとします)、騙されてはなりません。演習が中止されれば、アメリカの韓国防衛の意志は疑われ、北朝鮮は次なる理由を繰り出しアメリカ撤退の流れを創ってくるに違いありません。奴らは自分達が追い込まれないよう注意しているとは思いますが、決して赤化統一の夢を諦めている訳ではない勿論ないでしょう。米韓同盟の破棄後の韓国は中国サイドに移ることは間違いありません。これは日本が全てを引き受けることになり負担に耐え切れず日本も崩れることに繋がりかねません。それがきっと赤い狙いなんだと思います。韓国は日本より先に中国に走れば、新体制下で大きな顔が出来ると思っているフシがあります。歴史的に中国支配下でどの国がデカい面をするかというつまらない争いがあったんですね。

こういったことを想定した時、重要になってくるのは北朝鮮だと思います。韓国や日本が中国にもしもついたら地理的には北朝鮮のすることってないでしょう?経済がダメな訳ですから、最前線でないと存在価値ってない訳です。そう考えると絶対に核・ミサイルを保持して「最前線」であり続ける必要がある訳ですが、こうした立場は微妙です。何故なら中国支配下で韓国や日本がミサイルや核を配備すれば、経済力の観点から北朝鮮は抗しきれないからです。筆者が北朝鮮の寝返りを示唆する指摘を何度か指摘してきたのは、北朝鮮の国益を考えると有り得ないことではないと考えるからです。核を放棄してこちらにつけば貧乏でも最前線の価値を維持できますし(中国やロシアが今時北朝鮮のような軍事国家で何の経済的メリットもない国を攻めるとは考えにくいところです。それをやったところで、韓国と直接対峙するだけなのですから)、経済も我々の支援があれば、好転させていけます。ただこのシナリオでは中国・ロシアは勿論ですが、韓国の立場が微妙なものになるとは思います(民族統一の夢も無くなります)し、軍事的に最前線でなくなると米韓同盟の意味が薄れることは間違いありません。これは米国サイドに残りながら、米国が韓国は要らないと考えることを意味します(今でもそんな感じはありますが)。まぁメリットもあって、そんなに嫌いな(?)米国の基地が無くなるのは無くなるかもしれませんね。そうなった時、米国は遠慮なく戦略的価値のある北朝鮮や日本を重視してくるのは間違いないところでもあります。筆者にはアメリカは基本的にドライな国のようにも思えるんですよね。韓国はアメリカサイドに残るなら、協力的でなくてはなりません。中国サイドに行くなら、アメリカの怒りのターゲットになることは間違いないでしょう。あそこは北朝鮮など焼き払っても構わないと考えているフシがあります。古今東西裏切り者などどんな扱いをされても仕方が無いところがありますから、尚更韓国が裏切った時のリスクは極大だと思った方がいいでしょう。まぁ日本も同じなんですけどね。中国自体信用ならない相手ですが、ぬくぬくと中国体制下で暮らせると思わない方がいいと思います。

最後に韓国世論の問題ですが、対日世論で言論の自由がないのはその通りだと思いますが(親日派のレッテルさえ貼れれば政治的に有利になる国でしょう)、北朝鮮に対して言論の自由がないのだとしたら、多分その言論の自由を奪っている連中がガンそのもので、我々から見たらスパイに当たる連中なんでしょう。問題は恐らくその辺の連中は文大統領に近いと見られることです。そのあたりの連中がどうにかなれば、韓国の世論は好転していく可能性はあると思います。連中が狡猾なのは日本をターゲットにすることです。歴史的な関係から、日本は韓国世論においてターゲットになり易いと思います。保守政権は別に親北派なんか追放しても全然良かったのだと思いますが、人権を利用するなり、日本をターゲットにするなりして、巧みに連中は生き残ってきました。親北派に変に同情する必要は無い、筆者はそういう考えです。また、韓国が日本をターゲットにすることで、国際政治において有利になるべきでもないと思います。そうなってしまうと何時までも「準同盟関係」の仲を自ら悪くしていく悪い癖が抜けません。日本がわざわざ韓国の嫌がることをしている訳ではなく、韓国こそが日本が嫌がる言動をとっていることに注意する必要があると思います。韓国はこうした見方に反論するでしょうが、多分客観的に同じ基準を日韓に適用できれば、誰しも同じ結論に辿りつくと筆者は見ています。国際的な好感度がその見方の正確さの裏づけにもなっているのではないでしょうか?

※レッドチームが日韓の左翼を操る手法は外交安全保障で冷静な見方ができる人の悪い部分を調査してヘイトを煽って発言権を奪っていくことだと思います。まぁ保守派だから何を言ってもいい何をやってもいいということはありませんが、安倍ヘイトを煽って(特に外交安全保障において)自ら冷静な見方が出来なくなっている連中を見るにつけ、もう正体を隠せなくなってきているなという印象もあります。ヘイトの感情が高まると同じ基準で人を見れなくなってきます。ヘイトにも理由はあると思いますが、人間感情を利用して外交安全保障を操ろうとする狡猾なスパイは日本がノホホンと勉強していないだけで、国際的には(日本にも)存在していると思います。韓国も同じでしょう。感情論の暴走に政治は注意しないといけないと思います。

※北朝鮮がこっちサイドに来るシナリオだと拉致問題を解決することは不可能ではないと思いますが(逆に味方になればある程度の信頼関係ができてきます)、やり方を変える必要は出てくると思います。誤解を招きかねない記事になっていたので念のため追記。