谷で銅

北京オリンピックが開催されいきなりメダル候補の競技がスタートしました。
やはり昨日の話題は谷亮子でしょう。田村で金、谷で金、ママでも金と公言しており５大会連続のオリンピックということで期待大でした。
私もテレビに釘付けとなっていましたが、どうも攻めあぐんでいて一本を狙っているようにも見えないし、柔道の国際ルールも加点制になってきたこともありますが、これはやばいのでは？と内心思っていました。
すると、準決勝でお互いに攻めあぐねているところを終了間際に谷だけ反則を取られ負けてしまいました。
しかし、３位決定戦ではどうどうの一本勝ちです。
さすがという試合でした。
ただ残念だったのが、試合後のインタビューでマスコミが谷に悔しいといってほしいような質問ばかりをしてちょっと腹が立ちました。
３位でもすばらしいと思いますし、５大会連続で全てメダルを取ったので労いだけで良いのではないでしょうか？
谷のように５大会連続出場でしかも５大会連続メダル獲得という選手はこれからも出ないのではないでしょうか。
本大会の日本柔道は、国際ルールの変更などで当初から劣勢と言われています。試合を見ていると、柔道なのかレスリングなのか良く分からないスタイルの選手も多くこのままでは、柔道は面白くないと言われかねないと思ってしまいました。しかしながら、男子６０Kg級で韓国の選手がオール一本勝ちしましたし、３連覇した野村とか全盛期の古賀のように一本勝ちして有無を言わせない柔道家がまた日本から出現し柔道は一本にこだわるべきだと思わせる今後の柔道選手に期待したいと思います。

他の種目では、親子メダルを狙っていた重量挙げで６位、女子バレーはアメリカに惨敗、女子サッカーは２連敗、男子４００メートル自由形は日本新でも予選落ちとやはり世界レベルは厳しいですね。
メダルは獲得したらしたで嬉しいし日本国民全てが熱狂しますが、オリンピックに出ること自体がそれまでに血のにじむ様な努力をしていたということをもっと感じてもらってメダルを取るとらない関係なく暖かい応援をしていきましょう！

さて、今日の香川も相変わらずの晴天で雨が降りそうな気配もなにもなく、週間予報も晴れとか曇りのち晴れで雨がまったく期待できません。今日の早明浦ダムの貯水率も３４％と３０％割れ間近です。３０％割れれば３次制限となります。
昨年も３次制限がありまして減圧給水（水道の水）を２５％程度絞ります。これをすることによって、高台などの家では水が出なくなる恐れがあります。このままでは、４次・５次と制限が高まるにつれ時間帯別断水とか最終的には完全断水になってしまいます。

思い出すのが今から３０年前の小学２年生の時は、高松砂漠と言われました。雨がまったく降らず、完全断水となり家では給水車が来てくれてポリタンクに一杯水を入れそれで凌ぎました。もちろん学校のプールは使用禁止でプールの授業はありませんでした。飲食店では紙コップに紙皿で凌ぎました。
香川県は長年雨に悩まされてきたため、高知県の大川村に早明浦ダムという巨大なダムを作りました。その下流の徳島池田町に池田ダムを作りそこから阿讃山脈にトンネルを掘り水を香川県に流し香川用水という用水路を作り香川県中に水を確保できるようになりました。
それから水不足は解消していましたが、近年は毎年のように水不足に陥っています。原因は地球温暖化など気象変化で高知県の山奥に雨が降らなくなったということもありますが、根本的な原因は、トイレの水洗化、アスファルトやコンクリートで雨水が一気に海に流れてしまうとかが上げられるでしょう。
香川県は根本的な治水確保対策をしなければならないと思います。

今日も北京オリンピックで日本選手団の活躍が期待されます。
日本国民全員で応援しましょう！