三電計装株式会社の社長日記

無線通信分野での事業を通して四国を元気にしたいと思っております。

北島選手が連覇でまた金!

2008-08-15 09:46:13 | Weblog
昨日の北京オリンピックも日本選手が大活躍でしたね。北島選手が大会2連覇でしかも2種目連覇ということで日本中大いに沸きました。また、体操の内村選手も団体の銀に続き個人でも銀メダルと凄いの一言ですし、内村選手はこのオリンピックが世界戦デビューでいきなりの快挙ですし、あん馬で2度落ちたのにそれを引きずらず、最後まですばらしい演技で逆転の銀メダルです。ニュースでは内村選手は緊張しないとのこと。羨ましいですね。
私は立場上、業界の集まりで挨拶してみたり懇親会では乾杯の音頭とか最後の締めの挨拶とか行うことがありますが、以前ほどではありませんが未だに緊張してしまいます。緊張しなければもっとうまく喋れるのになぜ緊張してしまうのか?自分でも分かりません。まだまだ半人前で自分自身に自信が持ててないからと思います。
36歳で2代目社長となり人前で話す機会が一気に増えました。最初は、事前に挨拶があると分かっていたら、話す内容をパソコンで文章を作り何回も読み直していましたがそれから、話す内容を箇条書きにして今では、何かの会があり挨拶等当たる可能性があると思ったら頭の中で何を伝えようかと考える癖がつき何とか面前で喋っています。
しかし一番緊張するのは、結婚披露宴での挨拶です。社員が結婚する場合は、最近仲人とお願いすることもなくなりましたので一番最初の挨拶が新郎新婦が勤めている会社の代表者の挨拶です。結婚披露宴は乾杯の前までは、静まり返っています。空気もシ~ンとしています。その最初の挨拶ですし会社の代表としての立場もありますし非常に緊張しますし、ちょっとだけ面白いことを喋ってもまだまだ芸が未熟なためか全然受けないのでよけいに緊張します。これも修行の一つと捉えていますが・・・・。

さて、今朝の新聞では、イギリスが地球温暖化による排出権取引に自治体や学校に参加させ学校に排出権報告を義務付けるとのこと。なぜ学校かと思われるかも知れませんが、「温暖化対策で最も利益を得るのは将来ある若者なので、彼らが参加すべきだ。」と環境・食料・農村省から説明があったとのこと。
これは非常に良い事だと思います。
今までの大人たちは、化石燃料をどんどん消費して経済活動を活発化してこそ社会貢献が出来豊かな生活になったと思っていますが地球環境を無視した人間優先で豊かさを求めてきました。ところが、地球環境が悪化し待ったなしの状況に追い込まれているため地球温暖化対策としてCO2に代表される排出権取引などの制度を発足させてきています。しかし、大人たちが出来るのはそれまでで、これから担っていく子供達が、小学校レベルから学校の排出量を削減するにはどうしたらいいのかを真剣に考えて勉強していく大きなきっかけになりますし、将来できるだけ化石燃料を使わない世の中に変えていくのは今の子供たちです。
これを日本で是非取組むべきだと思います。

また、世界的に食料危機だと言われていますが、日本は食料品の売れ残りや残飯などを大量に廃棄している廃棄大国です。この食品ゴミリサイクルの向上を目指していますが今朝の日経新聞によると、東京のバイオエナジーという会社が24時間体制で都心から運ばれてくる食品ゴミを発酵によって発生する可燃性ガスを燃やして発電し一日に電力会社を通じ1400世帯が利用する電力を送電するとありました。なお、一日に処理する食品ゴミは50万人の排出量に相当する110トンとのこと。
食品ゴミに関しては、とある産廃業の工場に訪問した際ビックリしました。そこは、契約しているスーパーの売れ残った野菜・果物・魚・肉などの生鮮食料品を引き取り堆肥化する工場でした。ビックリしたのは、かつお丸ごと一本とかりんごやきゃべつのそのままの形をしたかたまりがごろごろと転がっていました。豊かさや利便性や効率を求めた結果このような無駄をしているのかとある意味落胆しました。

ちょっと前にゴア元副大統領が不都合な真実というショッキングな映画がありましたが、人間だけの利益優先ではなく人間=地球という原則をもっと見直すべきだと思います。オリンピックであれだけ活躍している日本です。この力をこのような事に向けられる施策を期待したいものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする