路地物のかぼすを頂きました。大分では一般的に使われている柑橘類ですが、
まだ知らない方が多いようです。大分県ではカボスの振興に力を入れており、現在
クックパッドとタイアップして、かぼす料理のコンテストを開催中です。
焼き魚にかけて食べるのが 一般的ですが、スイーツ、ソフトドリンク、焼酎にかぼす等 みなさん色々考えてレシピが沢山あります。
以下 かぼす振興会から転写しました。 http://mioclub.net/
カボスは、大分県の特産果樹で、古くから竹田や臼杵地方の民家の庭先に薬用として植栽されていました。
臼杵市乙見地区に残る言い伝えによると、江戸時代に宗源という医師が京都から持ち帰った苗木を植えたのがはじまりとされています。ダイダイの古名「カブス」と発音が似ているため混同されていますが、ダイダイとは全く異なる品種です。貝原益軒の養生訓には「皮をいぶして蚊いぶしとしたことからカブスとなった」とされていますが、これはダイダイのことでカボスのことではありません。「カボス」の記述が文献等に初めて登場するのは戦後しばらくたってからの、昭和中期です。
しかし、臼杵市内には樹齢300年といわれる古木が存在していましたし、現在も樹齢200年前後の古木が数本点在しています。他県にはこのような古いカボスの樹は見られないことから大分県が原産と思われます。