ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

「私の美学が許せない」もう無理かも・・・

2022-05-09 05:11:07 | エッセー

気持ちに体が付いてこないと、ハッキリ感じたのは、昨年の冬だった。

低体温の割には、寒がりでも冷え性でもなくいつも薄着だった、何年か前まで

シャツなど着たこともなかった。でも、昨年の冬から寝ているときに足が冷たく

なり、毛布と羽根布団だったけど、足元に薄い夏掛けをかけたし、最近は続けて

何かすると、腰が痛くなることが多くなった。

 

バスを降りる時いつも飛び降りていたのに、それが怖くなった、と友人達に

言ったら「そんなの当り前でしょ、そんなことしたことないもの」と呆れられ

た。私は子供の頃から素早かったから、みんなそうしているのだと思っていた。

 思えばこれほど長生きするなんて、想像できなかった。

気が付いたら末期高齢者になっていた。気持ちだけは今でもビビッドだけど、でも

体はよたよたしてきて、注意力もなくなり、先日も駐車場の車止めで転んだ。

齢は争えないものだ「ビビッド能里子トークサロン」を「末期能里子トークサロン」

に変えたいと、今真剣に考えている。

コメント
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