気持ちに体が付いてこないと、ハッキリ感じたのは、昨年の冬だった。
低体温の割には、寒がりでも冷え性でもなくいつも薄着だった、何年か前まで
シャツなど着たこともなかった。でも、昨年の冬から寝ているときに足が冷たく
なり、毛布と羽根布団だったけど、足元に薄い夏掛けをかけたし、最近は続けて
何かすると、腰が痛くなることが多くなった。
バスを降りる時いつも飛び降りていたのに、それが怖くなった、と友人達に
言ったら「そんなの当り前でしょ、そんなことしたことないもの」と呆れられ
た。私は子供の頃から素早かったから、みんなそうしているのだと思っていた。
思えばこれほど長生きするなんて、想像できなかった。
気が付いたら末期高齢者になっていた。気持ちだけは今でもビビッドだけど、でも
体はよたよたしてきて、注意力もなくなり、先日も駐車場の車止めで転んだ。
齢は争えないものだ「ビビッド能里子トークサロン」を「末期能里子トークサロン」
に変えたいと、今真剣に考えている。