ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

工夫する料理は楽しい!

2022-08-07 10:00:25 | エッセー

 夫は4月まで毎週3回デイホームへ通っていたが、続けて痛みを伴う

病気のため、活動量の多いデイホームは通えなくなった。

 今は週1回だけなので、ほとんど家にいる夫は、あまり歩けないため

散歩にも行けない。幸い食欲は以前に戻ったので、多分食べること

が楽しみに違いない。インスタントは食べさせないし、できるだけ変化

をつけた食生活を心がけている。朝は基本的にパンだが、食パン

サンドイッチ、ピザ、ナン、菓子パン、お餅など、またお昼はご飯に

したり麺類(おそば、うどん、ソーメン、焼きそば、五目そば、冷やし

中華、いろいろなパスタ、韓国麺など)にしたりする。

 作るのが大好きなので、一度も面倒くさいなどと思ったことがないが

薄味と栄養バランスは注意している。最近同世代前後の友人達は「味噌汁

をつくるのさえ面倒くさい」そうだ。決して上手ではないが、料理好きは

幸せだと私はいつも思う。今日の嬉しい発見は、彩りが欲しいために

作ったが、塩をまぶして一晩おいたキュウリを、薄切りにして、酢

だし、砂糖でしばらく漬けたら、とても美味しくなった。

 お昼は鳥そぼろ丼にしたが、釜揚げしらすと、キュウリを添えた。

どうしても多くなるので、近くに住む娘や友人に分けて上げるが

嬉しいことに喜んで食べてくれる。箸を持ち待っている夫に「お待

ちどうさま、今日は鳥そぼろ丼よ」と差し出すと、一口食べて

「うまい!」と言ってくれた。バランスを考えて、具沢山の味噌汁

を付けたが、毎日完食してくれるので、とてもやり甲斐がある

ので~す。

 

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沢山の病気がある夫は90歳 長生きしている方法 1

2022-08-07 10:00:25 | エッセー

 沢山の病気がある夫ですが、先月90歳になりました。男性の平均

寿命を随分超えたのは、老妻として大変嬉しいことです。

 思い出せば夫の健康管理は29歳からで、私が26歳で二人目の息子

を出産した頃からでした。物凄く夏負けする体質を、何とか変えて

上げたいと、新聞や雑誌などを元にいろいろ情報を集めました。

 もしかしたら、いつも胃が弱いのも原因ではと気づいた時、タイミ

ング良く夫の従弟から「キャベツの汁が大変良い」と聞いたのです。

(それはきっと良い)とピンときたので、それから即キャベツの汁を

毎日作り夫に飲ませました。作り方はキャベツを細かく刻んで、すり鉢

でドロドロになるまで摺って、それをふきんで濾します。

 それはとても手間がかかり臭かったけれど、夫は毎日コップ一杯の汁

を嫌がらずに飲みました。やがてジューサーが発売され、すぐに買って

毎日つくり必ず飲ましましたが、多分3・4年間以上続けたと思います。

それだけではなく、その頃代田橋にあった漢方薬のお店に、幼い子供達

を連れて度々通って、クコの実など、効果的と勧められた色々なもの

を飲ませました。それらが効いたのか、夫の夏負けははだんだん良く

なり、やがて全く治ってしまったのです。それから間もなく胃の薬

「キャベジン」が発売されたので、毎日飲んだキャベツの汁は

夫の胃にも効果的に作用し、そのためか、あれほどひどかった夏負け

もすっかりなくなったのだと私は信じています。

 

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