ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

晩夏の遊歩道

2022-08-25 20:26:42 | エッセー

 日差しがなく割合涼しいので、スーパーへ行くとき遠回りして

遊歩道ヘ行った。遊歩道は昔川だったところだが、その片側は都営住

宅で、反対側にはふつうの住宅が立ち並んでいて、道路にもなっている。

 大きな樹木もあり、お花もたくさん植えてあるが、雑草も植えてある

かのように沢山ある。遊歩道へ行ったのは気分転換だけではなく、鳥

たちに餌を上げたかったから。

 我が家の味噌汁のだしは、厚切りのかつお節と、煮干しを粉末にして

作っている。そのために先日の頭と内臓を取っていて、「これなら

きっと鳥が食べるはず」と、長年捨てていたのに突然気づいた。

 でも、いつも鳥がいるのに、静かで人も鳥も全然いなかった。

 座っていたらセミが鳴いている、しばらく聞いていたが同時に

セミの鳴き声も間もなく終わり、夏も過ぎていくのだ感じた。

 

あまり人も通らず、遠くに鳥がいたがここまで飛んでこない、私は

かなり沢山あった煮干しの頭と内臓を辺りに撒いて帰ったが、きっと

鳥さん達が食べてくれるだろう。そこは大きな樹木があり、その下に

座れるように台があるが、その日陰で涼んでいたり、お弁当を食べて

いたりする人もいる。何だか小さなオアシスのように思えて、これから

買い物の途中で寄って、鳥さん達に餌を上げようと思ったら、何だか

急に楽しくなった。

コメント
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