夫は家にいると寝てばかりいるので、「山手線が同じホームになった渋谷を見
に行こう」と誘った。渋谷までいろいろな行き方があるが、梅が丘から新宿まで
小田急線で行くのがベストと判断した。私だけならどんなコースでも良いが、脚が
弱くなった夫と一緒に行くと、できるだけ、エレベーターやエスカレーターがある
駅が良い。新宿や渋谷辺りはかなり分かるので、最も楽なコースを選んだ。
渋谷駅のホームに降りたが、以前と違って随分広々していた。
電車がホームに外周りと内回りが同時に入った場面が撮りたくて、ホームの端へ
行ったが、何人もカメラを構えていて、誰しも同じ気持ちなのだと感じた。
ホームを改めて見ながら、テレビで見たあの大がかりで大変な工事場面を思い出し
「人の力は凄いな」と改めて感動した。でも、山手線はとても混んでいたのに
期待した振り袖姿はまったく見かけないのが、ちょっと残念だった。
※ホームにベンチもありました
商店経営者だった夫は、3度3度の食事は毎日家で食べたが、その間はお付き合い
以外の外食をまったくさせなかった。外食は栄養バランスを考えると、やはり家でつくる
食事がベストだと思ったからだ。およそ40年前にまだほとんど知られていなかった
「食品添加物」の害をある大学教授から直接ご教示頂き、その感はますます強くなった。
まして夫は50歳から「本態性高血圧症」の治療を受けているからだ。
ときどき海外へ行ったが、大体の献立を作って、長年手伝ってくれていた
家政婦さん達にお願いした。70歳過ぎてから救急車で13回を含めて、夫は一体
何度入院したか知れない。二度も危険な状態と言われたが、夫はまだ元気で体力は
なくなったが、一人で歩けるし、粗相も一度もなく明るく穏やかだ。
食欲もあり「毎晩二人で毎日晩酌出来る夫婦なんているかしら？私達は幸せだね」
とよく話す。夫の友人達はほとんど亡くなり、私の友人や知人達で夫婦で2人揃って
いるのは二組しかいないが、かなり体力は衰えているし、その一人は全然歩けない。
無論両親から頂いた健康体のお陰だと感謝しているが、長年良質な（贅沢とは違う）
食生活のお陰だと思う。また、サプリメント類も時々変えるが、色々飲んでいる。
最も長いのはビタミンＣで30代から，カプセルに入り直接腸まで届くヴィフィズス菌
は発売以来30年間以上続けている。そのため自然回復能力や、免疫力が強く予防接種
をしないで風邪をひたことはない。まだ若いあなたも「健康で長生きは、毎日の食生活
であることは絶対条件」だ、と体験者として明言できる事実なのです。
その証拠？かも知れませんが、まだ肝臓がよく働いてくれるためか、末期高齢者
なのにアルコールの分解能力は大変強く、無論セーブはしていますが、毎晩晩酌が
楽しめるので～す。こんな老夫婦いないでしょ！これって自慢でしょうか？
北海道へ行ったとき、観光バスの中に売りに来た蟹を衝動買いした。
それはしばらく冷凍庫に入れたままだったのは、届いたときにあんなのは見たこと
ないほどに大きい脚だったからだ。それは4本あり、驚いて食べる気がしなかった。
先日解凍してその1本を食べたが、予想通りあまり美味しくはなかったが、食べな
くてはと、今朝残りの3本の身を取り出すつもりで、解凍するまで流し台へ出して置いた。
夕方になって切るため、洗おうとしたら何と2本しかない。出したときは、確か大きな
脚が３本繋がっていたのに・・・
夫がずっと部屋に居たし誰も着てはいない、可笑しいなともう一度冷凍庫を見たり
流し台周りを探したが、がどうしても見つからなかった。
仕方なく出刃包丁で2本を叩いて切り、はさみも使って身を全部出したが、こんな
ことがあるなんてホントに不思議でならなかった。この数年間でなくなった小さな
置物や、また突然出てきたウイックもあったが、今回で3度目だが何とも薄気味が
悪かった。ウイッグの時はあまりにも気持ち悪く、ある霊能者の先生に伺った。
「無くなる事はありますが、あまり出てきたことはないし、あまり良いものではない
と思うのですぐに処分した方が良い」とアドバイスされた。
人に話したら信じてもらえなかったが、この数年間で私は3回経験したけど
本当に薄気味悪い事実なのです。これって何故でしょうか？
