ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

アルフレット・マズロー人間性心理学 

2024-04-22 06:20:28 | エッセー
 マズローは20世紀にアメリカで活躍した学者ですが、人間の欲求に関
する理論で有名になりましたが、生きがいに関する学説です。
 人それぞれの価値観や考え方の違いがありますが、基本的な人間の
欲求を第五段階として、次のように説明しています。

 1 生理的欲求
  食事、水分、睡眠、呼吸など、生命を維持するために必要で基本的
  なもの。また運動をしたい。セックスをしたいなど本能的なもの。
  2 安全の欲求
   危険から逃れたい。病気になりたくない。自分の地位を安定させたい
   など。
  3 所属と愛の欲求(社会的な欲求)
   愛したい、愛されたい、組織の中で認められたい。公平に扱われた
   いなど。
  4 承認の欲求
   人から尊敬されたい。地位や名誉が欲しい。お金持ちになって
   より高い水準の生活をしたいなど。
  5 自己実現の欲求
   他人のために役立ちたい。自分の生き方に自信を持ちたい。
   人間として向上したい。創造的でありたい。潜在能力を発揮した
   いなど。  
 ふつうの人は第四の欲求で満足しますが、それは「もっと有名になりたい」   
「もっとお金持ちになりたい」など、その欲望はきりがありません。
 ところが非凡な人は第五段階を求めるようで、そのためには絶えず自分
 を向上させるために、努力を続けているタイプかも知れません。
 
 でも世の中には、社会的地位も、金銭的にも恵まれなくてもたとえ命の
 危険があっても、他人のための奉仕する崇高な方々もいらっしゃるのです。
 そんな方は、ご自分なりの「自己実現」をしているのではないでしょうか。
 人にはそれぞれの生きがいはありますが、時代的背景や年齢とともに
 変化していくことは確かです。でも、目標がある人と、ない人との差は
 大きく、私は命の燃やし方が違うのではないかと感じます。

 人はそれずれの考え方や、価値観がありますので、これはあくまで理想論
 かも知れません。他人の目を気にすることなく、自分が満足できる状態
 であれば、それで良いのではないかと感じますが。
 あなたは第五段階に到達する、理想や目標はあるでしょうか?
 それとも今現在に満足して生きていますか?皆様はどう感じますか?
  世の中には様々な生き方がありますが、そんな意味でご紹介しました。
※昨日の羽根木公園ですが、新緑とつつじがとても美しかったです。
   梅丘駅からとても近いので皆様方もぜひどうぞ!



  
コメント
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