☆笑うことはこんなに素晴らしい
あなたは毎日良く笑う方ですか?それとも、もしかしていつもむっつり
して、笑ったことなどないことなどない滅多にない方でしょうか?
でも、同じ毎日なら明るい笑顔を振りまいて、和やかに過ごしたいものですね。笑うことは好感度が高まるだけではなく、自分自身にもこれほど効き
目があるのをご存知でしょうか?それを熟知していたので、私は滅多に
怒りませんが、認知症12年目で昨年亡くなった夫は、唯の一度も怒らせ
たことはありませんでした。そのため夫は色々な病気がありながら、男性
の平均寿命より10年も長生きしてくれ、「認知症優等生」して、穏やかに
旅立ち
※笑う効果について具体的ご紹介しましょう。
1)副交感神経を高め(リラックス、安定)心身をくつろがせる。
2)消化活動がよくなる。
3)体の抗体能力を高めるため、病気にかかりにくくなる。
4)ガンの敵ナチュラルキラー細胞を活性化させる。
5)リューマチなどの痛みを和らげる・
6)気分が明るくなり、ストレスを感じにくくなる。
7)元気や、活力や、ヤルキが出る。
8)体が柔らかくなる。
9)お腹全体が動くので、内が活性化する。
10)気持ちが若返り、老化予防になる。
11)自然に腹式呼吸になるので、気分が安定する。
12) 心身とも若返る。
笑うことは脳生理学的、精神免疫学的にもこんなに効果があることが
知られていますが、もしかしたら現在はもっといろいろな効き目があるかも
知れません。
世界的に有名なアメリカの有名なジャーナリスト「ノーマン・カズンズ氏」は、難病の膠原病に侵され、再起不能と言われました。
そのため医学的な治療をしてもなかなか治らず、友人の医師と相談し
大量のビタミンCを摂取すると同時に、「ドッキリカメラ」や「面白い映画」など見続け、毎日笑い転げると言うユニークな治療法を行いました。
すると痛みもだんだん少なくなり、その結果として完全な健康体になる
奇跡が起きたのです。それから、75歳で亡くなるまで、以前にもまして活躍をなさったのは大変有名な話です。
カズンズ氏は、その著書の中で「寝たきり病人にとって笑うことは
体内の運動、一種の内臓ジョキングをさせることだけではなく、ほかの
あらゆる積極的な情緒まで作用する働きがあるようだ」「笑いは脳内の
エンドロフィンを刺激して、痛みを和らげ活きる意欲をよびさましたのだ」
と述べています。
これも事実ですが、たとえ自分で意識的につくった笑顔でも、それが大脳に良い情報となり、大脳は体全体に「今は大変良い状態だ」と、指令を送るので、心身が健康になるのです。昔から「笑う門には副来る」と言う有名な諺が
ありますが。気が合う友達と話していると、いつでもコロコロと笑っている
自分に気が付きますが、そんなときはとても和やかなで、幸せな気分に
なっています。
日本にもその笑いを研究する「笑い学会」がありますが、大分昔ですが、私はその学会に入会し、銀座で開かれていた研究会に時々出席していました。
余談ですが、あるとき「笑いはどんな色かしら?」と、そのイメージが知りたくなり、自分で300通以上集めたアンケートを元、研究発表したことが
ありました。そのアンケートの多くは、「笑いの色はイエロー」でした。
やはり笑いのイメージは、明るくハッキリした黄色なのだと、私の研究発表に皆さんとても納得していましたが……あなたも日常生活に、明るい笑いを
取り入れ、心身も健康になりましょう。
私も今はまだ夫がいなくなった寂寥感や、喪失感のため気持が暗くなりがちでした。でも、長年介護して夫を見送った方々のホンネは「気持ちが楽になり
ほっとした」と言う事を知りました。私達は考え方や価値観が合い、そのため長年喧嘩一つしなかったのです。また、私を自由に泳がしてくれたり、さま
ざまな面で、人並み以上幸せな結婚生活をしていたのに気づきました。
あれほど色々な病気がありながら、男生の平均寿命より長生きしてくれ
た夫に感謝できました。これからもいつも前を向いて、明るい笑顔で
生きて行こうと思いました。