ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

輝く命と散りゆく命

2021-05-24 05:05:54 | エッセー

 日曜日のためか、昨日の駒沢公園の景色は変わっていた。

いつもは静かな公園は、若い家族たちで一杯だったが、ことに幼い子供達が多かった。

広大な敷地は大きな樹木が多いため、木陰がとてもたくさんあり、そこにシートを

敷いて、家族が寝転んでいたり、戯れていたりした。

私達は幼い子供達がヘルメットをかぶり、自転車を練習している広場の前の石垣

に座り、しばらく眺めていた。

 

そんな周囲は命が輝いていると感じた。だんだん寿命が延びて「人生100歳時代」

と言われていても、それまで健康で元気な人などいるのだろうか?

 もしも何も気にせずにいたら、夫も私もとうにこの世に存在していないはず。

長生きしたいとは全然思わないけど、死ぬまで見苦しくなりたくない、元気でいたい

から努力している。(でもこれって、もしかしたら自然に逆らっているのかしら?

とうに散っている私達なのに)と、輝いている命に囲まれ、爽やかな風を感じながら

考えた五月晴れだった。

 

 

 

 

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