夫の状態が悪くなり、先生が病院を探して下さり、救急車の手配までして下さった
お蔭で入院できた。激痛のため全く体を動かせなくなり、尿も出難くなり、これでは
危険だと訪問介護の先生に相談したからだ。今はコロナのためか、救急車で行っても
なかなか入院できないケースが大変多いようだ。運ばれた病院では夫をすぐに検査を
され、その間ずっと待たされていたが、何度も緊急搬送されたが、これ程時間がか
かったのは初めてだったが、それらの結果はすぐに説明してくれた。
さらに病室があくまでと待たされ、ようやく病室に案内されたが、家族は病室に入
れず、そこで夫と別れたが少なくとも1週間は入院することになるだろう。
お見舞いはできず、しばらくさよならをするが、自営業のためいつも家にいたので
ふつうのご夫婦と比べると何倍も一緒にいたため、これからしばらく夫に会えないと
思ったら淋しくて涙がこぼれたが仕方がない。病院には娘が一緒に行ってくれたので
良かったが、先生も看護師さんも説明をしてくれる時は、いつも娘に話しかけていたが
やはり老妻より子供の方に説明した方がよく理解できるのだと思うからだろう。
でも私は娘よりずっと医学的な知識はあるので、いつも対応が素早いため、夫は長生き
しているのだと思っている。でも、これが世間一般の常識かも知れないと感じた。
昨夜は娘や息子が来てくれたが、今日は一人だ(淋しいな)と思っていた。
すると娘から聞いたらしく、夫の弟の奥さんからっが「ノリちゃんはお兄さんがいない
からきっと淋しがっていると思って」と電話をくれた。
色々話していたら、淋しい気持ちはすっかり払拭されたが、結婚66年の老妻がこんな
気持ちを持つのは可笑しいかも知れないが。私はそんな女に生まれたから仕方ない。
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