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催眠法には他者催眠と、自己催眠法の二つがありますが、他者催眠とは
他人による言葉による暗示法で、その人の意識を言葉によって誘導する
方法です。被験者の(受ける人)意識レベルを低下させ、無意識の部分に
アクセスする方法ですが、この状態では、被験者は通常よりもリラックス
していて、暗示に対する感受性が高まります。
催眠状態では、通常の防御メカニズムが弱まり、無意識の部分がより
表面に現れるため、記憶や感情、行動のパターンなどをコントロールする
ことができます。この技法は、ストレス軽減、習慣の改善、痛みの管理など、さまざまな目的で使用されることがあります。ただし、催眠療法を行うには
訓練と経験が必要であり、信頼できる専門家の指導の下で行うことが重要
です。
※ 「ウイーン大学世界心理学会」のキャンバスで 
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★自己催眠法とは
自己催眠法もいろいろありますが、最も科学的で有名な方法が
「自律訓練法」です。自律訓練法は医学が元でできましたが、それはいわ
ゆる頭寒足熱の状態で、心身がもっともリラックスした状態を、自分で
作りだす方法です。これはドイツのシュルツが創案した方法ですが
リラックスした状態は副交感神経優位となり、最も暗示に反応しやすい
ので、自己暗示で公式にしたがって自分で作りだす方法です。
★ 自律訓練法の公式
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すでに亡くなられましたが、自律訓練法は筑波大学の佐々木雄二先生に
世界心理学会で発表するとき「創案のセルフヒーリング法でプレゼン
したいのですが」とご相談しました。すると、「やはり世界中で知られて
いる自律訓練法が良い」と、アドバイスされました。
佐々木教授とは友人の大学教授と3人で、何度も国際学会に参加しました。
教授は世界的に有名な方ですので、世界学会や国際学会でも必ず「基調講演」
をなさり、ウイーンの世界心理学会では広い階段教室で、会場の参加の方に
先生のレジメの配布をお手伝いしたのも忘れられません。
先生との海外での思い出は大変多く、何だか胸が痛くなるほど懐かしく
感じました。
※オランダ国際心理学会 見出しはロシア
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