ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

昨夜あわや詐欺にかかりそうになって

2020-11-08 07:26:31 | エッセー

 昨夜は夫の「治療法、予防法もなく、原因も不明」の「石灰沈着性疼痛症」について

何か良い方法はないかと、インターネットで色々と調べていた。

 私は西洋医学だけがベストではないと思っているのは、40代でダンスで傷めた膝と腰

また、60歳代になった座骨神経痛を、医学的な治療を受けずに、運動や他の治療法で

快癒した経験があるからだ。まして高齢で、心臓病や認知症の治療を受けている夫に

強烈な痛み止めを服用させたくない。何とか良い方法はないかと一所懸命調べていたが

それに関する本は全然なかった。

 すると「:::::」という医療相談機関がが見つかったが、そこには医師7人が在籍して

いて、24時間体制で即相談がOKだそうだ。これは良い機関を見つけたと、質問の送信ボタンを

クリックしたら、即返信があり私は驚いた。年齢性別など聞かれ返信したら、「今使用している

薬を知らせて下さい」と聞かれ、薬の種類と名前と、その他多分3・4度メールでやり取りした。

 すると、突然カードの種類ナンバーなどを入れる文面が出て、お試し7日間は500円、その後は

月4500円、止めるのはいつでも良いという文章が出た。私は急いでカードを持ってきて、ナンバー

を入れようとして、ふと「おかしいな」と気づいた。只2・3度のメールやり取りだけで、すぐ

カードナンバーを要求するなんて変だ。

 

そのページはそのままに、すぐに北沢警察署に電話して、事情を話したら「送信したのですか?」

と聞かれ「まだしていません」と答えたら「名前を教えて下さい。すぐ調べますから」と言われた。

 それはすぐ分かったようで「そんなサギも報告されています、それは止めた方が良いと思います」

私はハッとした。夫の症状を何とか早く治したいと思う気持ちは、自分でも「まるで藁にもすがるような」

思いだったが、そんな弱気な相手を、何の疑いもなくその気にさせる術だったようだ。

 私は何度も詐欺の電話を受けたが、すぐに北沢署に報告したり、相談したりし、騙されたことは

ないが、やはり相談して正解だったと、胸をなでおろした夜だった。

 皆様方もどうぞご用心なさいませ。

コメント
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