ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

夫の長生き作戦は7年間スル―できた!

2020-11-02 07:01:22 | エッセー

 昔親しかった男性の友人達は今病気と闘っていて、大変名思いをしていてお気の毒

でならない。それに比較すると、彼らよりずっと年長の夫は認知症10年目介護度1だ。

今デイホームに毎週3回お世話になっていて、その手厚いケアのお陰もあるが

記憶こそ全然できないが、日常生活にはほとんど不自由がない優等生だ。

一番嬉しいのは、日常会話がふつうにできることで、私達夫婦は結婚歴が長いが

過去に喧嘩をしたことはない。それは夫が大らかな性格のためだと感謝しているし

友人達は夫を「ちょっと神様」と言った。

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さまざまな病気を併せ持つ夫を、私は「男性の平均寿命より10年間以上長生きし

て欲しい」、と思ったのは数年前だ。そのため、自分の知識を元に、毎日さまざまな

工夫をしているが、7月の誕生日に人を招いて、賑やかな米寿のお祝いができた。

「幸せで穏やかな気分」をキープしながら長生きをして欲しいと接していたが

気づいたら7年間はクリアーできた。私達老夫婦はインフルエンザの予防接種をしな

いで、風邪を長年ひいていない。それは多分バランスや栄養面を考えた、長年の手づくり

の食生活の影響で、多分免疫力が強いのだと思っている。また、精神状態を苛立たせない

コツを絶えず考えているも、功を奏しているようだ。

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 また「感性を刺激する、心癒すもの」など、できるだけ感じるように、先月は箱根

今月は北海道へ行って、大自然を満喫できて夫は大感動してくれた。

また来月は関西方面へ1泊旅行をする予定で、自然環境、好きな音楽、落語など

心癒すもの、美しいものを求め、だんだん足が弱って来たので歩ける内にと、二人で

時折出かける。それにしても、80歳代の老夫婦が毎日晩酌できるのは、何と幸せなこと

だろう。いつまでも夫と寄り添って生きたいから、これからも自分なりに考え、工夫し

それらを実践して、夫に少しでも長生きして欲しいと願っている。

 

 

コメント
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