オランダ短期留学から帰国された佐藤圭先生と
3か月、パート指導をお一人で行ってくださった藤井冴先生の
お二人での4パート合同の練習を行いました。
No.33~No.24~26、No.22、No.28 No.4のご指導内容です。
PartⅡ
全体を通して「カンマの重要性」言葉を切ることを忘れない。
「メサイアはオペラです。それぞれの曲の感情をあらわに出して演奏し、役割を演じて下さい」
「語尾をきちんと発音する」
ヘンデルはドイツ人、勿論ドイツ音楽ですが、内声がとても大事です、肝に命じて下さい。
No.22「Behold the lamb of God]
楽譜に書かれているリズムに対する変更が五線の上に書かれています。
この曲は(符点のつくリズム)を採用します、間違えないように記入してください。
十字架を背負いながら歩くキリストに対し「見よ、この人を」悔しい思い、疑問を持つ思い、等を感じて歌う。
- 9小節で外声が長い音符を歌い、内声が動いているが、外声は動きを意識する。
- 12小節の最後の音符(that)の前では穏やかなブレスを!
- sin(罪)と言う言葉が何度も出てくるが意識をして下さい。
- 14小節ソプラノ「of」のファ音はオンビートでしっかり出て下さい。
- 練習番号B16小節のソプラノ「behold」の「be」が聞こえない、ちゃんと出て下さい。
No.24 「Shurely he hath borne our griefs」
24~26はワンセットと捉えて演奏してください。
この曲はムチ打たれながらよろけるキリストの情景を思い浮かべる
griefs :深い悲しみ、嘆き、心痛/言葉を立てて。
borne:「生まれる」も重要な言葉。
- 14小節テノール「wounded からだを傷つける」ことば言う。
- 101ページラストのことば「him」の語尾をしっかり言って終える。
No.25 「And with his stripes we are healed」
healed :傷をいやす、strighpes:ムチ打つ➡の語尾しっかり言う
長い音符は体を縮めることなく、音と響きを広げるイメージが必要
- 10小節、バス「And with his」の音を正しく!
- 17小節アルト、しっかり聴かせる音楽に!
- ラストの音「healed」特にアルトは明るい声で高めに!
No.26 「All we like sheep have gone astray」
この曲は楽しい曲のように聴こえるが、迷える子羊が「どうしたらよいか?」「どこに行けばよいのか?」
という曲に演奏したい。上昇系のフレーズはクレッシェンドし、下降系のフレーズはデクレッシェンドすることは基本です。
- 4小節ソプラノ&テノール「astray」早くしゃべること。
- 109ページ36小節アルト「astray」語尾の音符8分音符でしっかり切る。
- 45小節バス、45小節の「ドシラド」音がテノールとは違っているので注意。
- 65小節バス、「we have ドシ」の言葉が聞こえない、注意。
- 68小節からのアルト、メリスマをガチガチに歌うと大変なので、70小節は歌いやすい音なので楽に歌って。
No.28 「He trusted in God」
コーラスはあざけり笑うように群衆の役です。言葉を美しくしゃべるのでなく、汚くののしるように歌って!
一通り歌ってみたので細かい指示はありません。
No.4 「And the glory of the lord」
一通り歌ってみたので細かい指示は無しです。
- shall は早くしゃべって!
次回は8月21日(日)1時半からサンアゼリア企画展示室での女声練習です。
新たな曲目をパート練習します。
No. 37,No.41,No.44です。
予習してご参加下さい。
コロナ感染が収まりません、ご自分で体調管理よろしくお願いいたします。