てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

外来種 ムネアカオオクロテントウ

2020年05月15日 17時04分54秒 | 日記

 

下の写真は2019年09月17日 に撮ったムネアカオオクロテントウの幼虫だ。

食べられているのは、マルカメムシ幼虫。

当時、はじめての幼虫だったので調べるとムネアカオオクロテントウの幼虫だと判明した。

ムネアカオオクロテントウは外来種で、原産地は台湾、中国南部、東南アジアなどで2016年に入って分布拡大中だという。

昨年は、成虫は見つけられなかったが、とうとう今日見ることになった。

 

       

       

 

       019年の拡大分布図  外来生物調査プロジェクトProject A ポータルサイト様より。

         

       


シロスジカミキリ

2020年05月15日 16時17分20秒 | 日記

 

 

 

 

コンビニ等の灯りの下では撮ったことがあったが、自然の中で出会ったのは8年ぶりだった。

 

幼虫クリクヌギナラなど、ブナ科樹木を始めとして、ヤナギニレ、高標高地ではダケカンバミズナラなど多種多様な生木の材部を食害する。成虫とも同様の樹種に依存して生活し、樹皮や芽を後食する。

交尾が終わったメスは生木の幹の低い所にやってきて、木の皮をかじって円形の穴をあけて産卵する。
メスは横に移動しながら次々と産卵するので、木の幹には産卵痕が輪状に残る。
それらの産卵部位では師管道管も損傷するので、樹皮が再生してもささくれ立ったような状態になったり、こぶ状に肥大したりする。
 
天敵はウマノオバチで幹にひそむ幼虫に産卵する。卵から孵化したハチの幼虫はカミキリムシ幼虫の体を食べて成長する。
等とある。

 

        2012年07月03日に撮ったシロスジカミキリ。