Little kitchen うえすとこーすと

ランチとスイーツのお店
素材を生かした手作りランチと季節のロールケーキ・シフォンケーキ・焼き菓子などを作っています。

絵のはなし・・♪

2007-03-23 00:15:02 | ひとりごと

子供が幼稚園の頃、絵画診断というのがあって、希望者の人だけ子供の絵を診てくれました。先生は遠くから来られていたのですが、とても落ち着いた優しい年配の男の先生でした。子供が無意識に描いた絵を何点かみて、アドバイスしてくださるのですが、私にとってはとても勉強になりました。

例えば、お母さんの絵。お母さんの口は赤い口紅ですか・・・。口は赤いものではないのです。お母さんの事が好きなら赤なんだそうです。反発していたら、青だったり、紫だったり。思いが伝わらないことが、きっとあるのです。髪はどうですか?ロングヘアーだから長いわけではないのです。口うるさければうるさいほど、髪は多く長いそうです。逆に言えば、数えられるくらい少ないほうが良いみたいです。

画用紙の中に太陽はありますか?太陽はお父さんです。真ん中より上にあれば、お父さんのお家での位置も上にあるのでしょう。一般的には右側に位置するほど、お父さんとのかかわりが少ないのかもしれません。太陽の後光はお父さんの出来ることの数だそうです。多ければ、きっと色々な事が出来る自慢のお父さんなんでしょうね。あんな事もこんな事もうちのお父さんは出来るんだよ・・・という風に。

子供たちの心は絵にあらわれるのだそうです。好きな色で描いているように思いがちですが、実は心がその色を求めているのです。桃色が多い人は甘えたいのかもしれません。何気なく描いた絵からいろいろなことをわかってあげられたら、良いと思いませんか。そういう本がほしくていろいろ探したりしていたのですが、なかなか思う本がなくて、そのうちにうちの子供達は大きくなってしまいました。

そして3年程前、この本に出会いました。少しややこしいですが、とても参考になります。う~んと思う事もあるかもしれませんが、そのまま信じるのではなくて、参考にすればいいのです。色ひとつでもいろいろな意味があり、私自身元気になりたい時は黄色やオレンジの色を選ぶようにしています。例えばお花を飾る時にオレンジをメインにしてみたり・・・。今、私には実際にみる絵はないのですが(子供も大きくなってしまったので)、この本はとても興味深く、何かに役に立てばと思っています。

絵を見れば子供の「心」が手に取るようにわかる―世界初!!驚異の「児童画診断法」
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2000-09

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする