ずっと気になって、読みたかった本。
「KAGEROU」齋藤智裕・・俳優の水嶋ヒロさんの作品。
「かげろう」のような己の人生を閉じようとする、絶望を抱えた男。
そこに突如現れた不気味に冷笑する黒服の男。
命の十字路で二人は、ある契約を交わす。
個人的にはすらっと読みやすいタイプの本ではありませんでした。
ストーリーは小さな世界の中で展開されていて、話の中の奥行きや感情の機微などが、少し物足りなく感じてしまって。
読み終わった後にじーんとくる想いや切なさなどはなくて、淡々と受け入れてしまう自分がいて・・・。
もう少し何かが欲しかったなぁ・・・。
(少し残念)
でも、主人公はなぜかそのまま水嶋ヒロさんが演じられるようなイメージがあります。
そう思って書かれたのかもしれません。
だけど、本を書くって凄いことです。
それをやってのけた彼は本当に凄いと思います。
これはまだ初めての作品。彼もこれからです。
これからの彼にもっと期待したいと思います。
最近読んだ本~♪
時間があると本を読みます。
空いた時間をのんびり過ごすということが、なかなか出来なくて、待つというのも嫌いなので、待ち時間はいつも読書です。
最近またたくさんの本を買いました。
当分大丈夫かな・・・。
読むのが本当に楽しみです。