アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

プリンスメロン

2008年04月29日 | 誕生果
きょう4月29日は、昭和の日 です。

激動の日々を経て復興を遂げた昭和の時代を顧み、
国の将来を思う国民の祝日
とされています。

昭和の時代には、天皇誕生日でした。
つまり、昭和天皇のお誕生日です。

時代の流れと共に、祝祭日の在り方も、
随分と変化してきているように思います。

祝祭日が、単なる休日と捉えられてしまうことには、
少々寂しさを感じることがあったりします。

ところで、ゴールデンウィークという言葉は、
いつ頃、使われ始めたのでしょうか?


■4月29日の誕生果

   プリンスメロン
     平和、豊

 ・和名 : プリンスメロン(プリンス型メロン)
 ・分類 : ウリ科、 キュウリ属、 つる性一年生草本
 ・原産地 : (日本)


プリンスメロン。
メロンを大衆のものにした革命児。

日本のマクワウリと、南欧のキャンタロープの、
一代雑種として育成され、発表されたのだそうです。

プリンスメロンの登場は、1962(昭和37)年。

初めての大衆的なメロンであり、
それまでのマクワウリにはない高級感もあり、大人気。

そして、プリンスメロンの栽培は、
たちまち全国規模になっていったのだとか。

一時は、メロンのシェアの50%ほどを、
占めていたらしい。

現在では、メロンの世界も、にぎやかになりました。
何種類ものメロンが、店頭に並びます。

そのような中でも、季節の一番最初に登場するのは、
プリンスメロン、というイメージが私にはあります。

スーパーの入り口付近に置かれた、
たくさんのプリンスメロン。

独特の甘い香りが、
メロンの季節の到来を、告げてくれるようです。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■4月29日の誕生色 : 薄浅葱
■4月29日の誕生花 : ツバキ、他

水浅葱

2008年04月29日 | 色いろいろ
光があるところだけに存在する、色。

色は、一般に、
  ・色相: 単色光の波長に相当するもの
  ・彩度: 鮮やかさ (白みを帯びていない度合)
  ・明度: 明るさ (光の強弱)
の3要素によって、規定されます。

そして、私たちが認識する多くの色には、
それぞれ素敵な名前(固有色名)がつけられています。

固有色名を持つ、たくさんの色。
その中から、誕生色以外の色についても、
いくつか取り上げています。


きょうは、この色・・・ 

水浅葱 (みずあさぎ) です。

浅葱は、藍染の明るい色。
それに「水」がついた、この色は?

この水浅葱という色。
浅葱水色 とか 水色浅葱 とも呼ばれています。

つまり、この色は、水色のような、浅葱色のような、
その中間に位置する色なのですね。

また、浅葱色は、青と緑のほぼ中間の色。

水色は、透明な澄んだ水に、光が反射して見える
美しい色。

その2つの色の、さらに中間のような色が、
この水浅葱。

まるで、人の手による技術と、自然の水とを
織り成して出来た色のようです。