アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

グレープフルーツ

2009年03月04日 | 誕生果
今朝は、わくわくして起きました!

昨夜からの雪。
どのくらい降ったのでしょう?

でもね、外を見る前に、
車の走る音が耳に届いてきました。

雨の日と同じ音。

支障がなくて、よかったけれど、
ちょっぴり残念な気分。

カーテンを開けてみると、
屋根には、うっすらと雪が!

こういう光景。
この冬最初で最後かも……。

何時間もしないうちに、
アハムービー のように消えていくのかな。


■3月4日の誕生果

   グレープフルーツ (grapefruit)
     謙遜、縁

 ・英名 : grapefruit
 ・和名 : グレープフルーツ
 ・分類 : ミカン科、 ミカン属、 常緑樹
 ・原産地 : 西インド諸島(バルバドス)


グレープフルーツ。
まるでジャンボサイズのブドウがなっているかのような形で、
木になる果実。

18世紀中頃、西インド諸島のバルバドスで発見されました。

母がブンタンで、父がオレンジという説と、
ブンタンの突然変異という説と、
2つの説があるようです。

日本へやってきたのは、昭和のはじめ頃。

当時は輸入規制などもあったためでしょう。
高級フルーツとして扱われていました。

食べ方も、半分にカットして、砂糖やブランデーをかけて、
スプーンですくっていただくのが主流でした。

1971年、輸入が自由化されてからは、
価格も手ごろで、気軽に楽しめるようになりました。

グレープフルーツが生育するには、
年間を通じて温暖な気候でなければなりません。
そのため、日本での栽培は難しいのです。

主な生産地は、
アメリカ、イスラエル、キューバ、中国、南アフリカ共和国、など。

私がよく行くスーパーでお馴染みなのは、
フロリダ産と南アフリカ共和国産ですね。

発見当初、この果実に付けられた名前は
「禁断の木の実」だったとか。

由来はよくわかりませんが、
きっと、美味しさに感動したのだと思います。

かつて禁断の木の実」と呼ばれていたグレープフルーツは、
現代もなお、素晴らしいさわやかさとジューシーさで、
世界中の人たちを魅了しているのですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■3月4日の誕生色 : ポピーレッド
■3月4日の誕生花 : キイチゴ、他

進化したピアノ

2009年03月04日 | ピアノ全般
18世紀はじめ、イタリアで生まれたピアノ。
その後、どんどん進化してきました。

現在、日本におけるピアノの普及率は、世界一。

そしてまた、日本の楽器メーカーが、
世界1~2番を独占しているんです。

日本製のピアノは、とても安定しています。

では、18~19世紀に活躍した作曲家たちが
愛用していたピアノは、どんなだったのでしょう?

今現在よく目にする日本製のピアノとは、
違うピアノを使っていたんですよね?


先日のレッスンで・・・

低音部から高音部まで流れる旋律の場合。
高音部に書かれたクレッシェンドは、
「だんだん強く」という意味ではなく、
ピアノから出る音量を均一にするため。

このようなケースは、ショパン作品に多い。
というのも、
特に、ショパン愛用のプレイエルというピアノは、
高音部の音量が出にくいから。

・・・ということを教わりました。


その昔。
作曲家愛用のピアノが、それぞれあったわけでして。
そのピアノをベースに生み出された作品も多いハズで。

つまり、作曲家が愛用していたピアノについて知ることは、
その作曲家の作品を理解する上でも必要かも。

なんて思ったりもしています。

その作曲家の愛用していたピアノのメーカーを知るだけでも、
作品を理解する小さなヒントになるかもしれません。