アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

清見オレンジ

2009年03月18日 | 誕生果
きょうの東京は、ポカポカ陽気です。

ぽつんと1つだけ咲いていたコブシの花にも、
一気に仲間が増えました。

空気は澄んでいないのが、ちょっと残念。
春霞とは、ちょっと違う・・・かな。

花粉、黄砂、などなど、
いろいろなモノが飛んでいる時期ですものね。

キャンディーズが歌う「春一番」の歌詞にある
「重いコート脱いで 出かけませんか」
というフレーズが、ふっと浮かんできました。

キャンディーズの「春一番」てナニ?
という方は、コチラ をどうぞ♪


■3月18日の誕生果

   清見オレンジ (きよみおれんじ)
     温和、おだやか

 ・和名 : キヨミオレンジ
 ・分類 : ミカン科、 ミカン属
 ・原産地 : 日本


清見オレンジ。
ミカンの母とオレンジの父という組み合わせから、
初めて生まれてきた柑橘。

宮川早生温州とトロビタオレンジとの交雑種で、、
静岡県の興津(おきつ)農業試験場で育てられました。

1979年(昭和54年)に、タンゴール農林1号として登録され、
さらに清見と命名されました。

興津は、駿河湾田子ノ浦に面しており、
近くには、逆さ富士を映す清見潟があることから、
清見オレンジと名付けられたのだそうです。

果実は、変球形で、200~250グラム。
タネはありません。

成熟した果皮は、黄橙色。
剥皮は、やや困難。
じょうのう(中の薄い皮)は薄く、そのまま食べられます。
果肉は、柔軟多汁で芳香があります。

樹上で果実をつけたまま越冬するため、
おいしく育つには、冬も温暖な気候風土が必要です。

また、温暖な土地であっても、冬の寒さに負けないように、
12月頃、果実ひとつひとつに袋をかけてもらったりします。

守られて、大きく育った清見オレンジは、
2月から3月にかけて収穫される晩柑橘で、
3月中旬頃から出荷されます。

ミカンの甘みとオレンジの香りが楽しめる清見は、
まさに、今が旬。

清見の香りが、春を運んでくるかのようです。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■3月18日の誕生色 : カンパニュラパープル
■3月18日の誕生花 : アスパラガス、他